201811
仕事
『情報の科学と技術』連載3本目がリリースされた。相変わらずJ-STAGEではオープンアクセスではないので、うちとこのリポジトリにセルフアーカイブ。単なるツール紹介に終わりそうでいまいちだなあと悩んでいたが、執筆中偶然見かけたRA21のニュース(プロキシとSAMLの戦いというか)を絡めることでピリッとしてくれた。ラッキー。これでようやく記事全体の方向性に自信を持てた。UnpaywallとKopernioは有名だけどAnywhere AccessとUniversal CASAの技術的な紹介は日本語圏では他に見かけたことがないので、慎重にリサーチを重ねた。なお、タイトルは id:otani0083 によるもの。
連載「オープンサイエンスのいま」の第3回目を書きました。非OAなので、本文はこちらで公開してます。→https://t.co/H5htVMkW6T / ““Access Broker”と呼ばれても” https://t.co/vuZxmm0S15
— HAYASHI Yutaka (@hayashiyutaka) 2018年11月1日
先月の国立大学図書館協会シンポジウムをきっかけに、デジタルアーカイブ実務担当者Slackなるものが生まれる。
イノシシバイク事件。お大事に……。
来客が多い(Markさん@CHOR、依田さん@NDL、神戸大の若者、同志社大学(Webサービス研修@名大でいっしょだった方))。しかし、依田さんがお土産に買ってきてくれた柿ケーキは実にうまかった!
HONDA本郷社長講演会。就職活動を控えた学生さん向けのイベントだけど、勤め人のほうがぐっと来ること間違いなしって感じの内容だった。「Go, Vantage Point」というメッセージが響く。そうなんだよなあ、見晴らしの良い場所へ行きたいだけ、そこにしかない景色を眺めてみたいだけなんだよなあ、と改めて思う。でもってそこに行くために必要なのは「力」なんだ。講演会の前に屋外で二輪やら四輪やらの展示会もあって、賑わっていた。
EBSCO Discovery Serviceユーザーミーティング@西南学院大学。ディスカバリーサービスについてわーわー言い合う場って、減ってしまってたんだなあ。久々感があって楽しかった。
坂東・大谷論文が朝日新聞の1面を飾る! 坂東さんは名前が出ずに残念でした……。今年1月の香港出張に私が行けない→代わりに坂東さんが行く→ふたりが仲良くなって共著論文、という流れなのですべて私のおかげとも言える(泣
DrupalのCalendarモジュールを使って、コンテンツタイプの設計、ビューの設計、カスタマイズ、とイチから作った。ちょっと苦労したけど、すごく勉強になったし、Drupalの(というかViewsモジュールの)強力さを改めて感じた。Calendarモジュールにしょーもないバグがあったのに気づいたけど、アップデート時の継続性を考えてローカルのハックは遠慮しておいた。
NDLサーチ連携の再開に向けて、JPCOARスキーマ+α→DC-NDLへのマッピングを考える。いつのまにかIIIFマニフェストURLの入れ先が指定されていた(rdfs:seeAlso)。
http://iss.ndl.go.jp/information/wp-content/uploads/2018/06/dcndl_rdf_format_ver.1.5_20180628.pdf
研修依頼をひとつお断りする。申し訳ないですが、ちょっと余裕ないです。。
生活
眩暈SIREN@九州キリスト教会館。会場柄、アコースティックなのは当然として、4割くらい?はトークショーだった。こんなに喋るひとたちだったんだ……vo京寺さんは顔見せなかったけど。しかしウエノルカがlife finds awayを一番好きな曲に挙げてくれた(しかも演ってくれた)のが嬉しい。
ガレージのドアでバイクのマフラーというかサイレンサーを少しこする。外傷らしい外傷はこれが初めて……。
福岡5年目にして初めて博多旧市街ライトアップウォークに行く。京都のイベントと比べちゃうとどうしてもね……。
修理に出したパナライカのことは忘れることにする。1年間ありがとう。
ミラノショーでCB650R発表。4本のエキパイが流れるように並ぶさまがセクシーすぎる。ほしい。大型免許取得欲がにわかに湧き上がる。XSR700スクランブラーのアップマフラーにもしびれた。
そしてそして!
— バイクブロス・マガジンズ (@BikeBrosMagazin) 2018年11月6日
待ってましたよこのモデルを!
ホンダ、Neo Sports Cafeシリーズのニューカマー、CBR650R登場です!😍👍#EICMA2018 #ホンダ #CB650R pic.twitter.com/47JNrmpbaB
呉服町のジャパンビーフセンター(JaBC、と勝手に呼ぶことにする)。うまかった……。宴会とか全部焼き肉食べ放題でいい。
大学のバドミントン大会。個人戦B級は今年で再雇用定年の方と組んで、どちらも2点差という接戦のすえ2敗であっさり終わり。団体戦は図書館Bチームで3位。上司(課長)と組んで芸工チーム最強ペアを倒したのがハイライト。最高に気持ちよかった。
市長選、投票率低すぎる問題。
Amazonプライムで『チェイス』再開。もう続きを観るのは無理だと思ってた。
休日、バイクでふらりと太宰府へ。天満宮はスルーして、竈門神社(ライトアップしててカップルだらけだった;まあ、縁結びの神社だしな)やその先の山中(六所宝塔跡。比叡山を中心に日本各地に六ケ所あるらしい)まで。帰りは渋滞x雨、しかも無駄に遠回りしてしまい疲弊した。
マークイズ福岡ももちオープン。「パンの田島」が嬉しい。食材系も充実していて、スーパーで400g/500円の冷凍鴨肉に踊り喜ぶ。しかしようやくZepp Fukuokaが復活する(12/7に)。
右口元にヘルペスが。年に1回くらいできるんだけど、今回は唇だけじゃなくて、唇右端1cmのところにもできたのが珍しい(というか初めて)。皮膚科に行ったら触診もされずに抗ウイルス剤(こっちがメイン)とワセリンをもらった。
バイク3,000km突破。もう半年かあ。来月は6か月点検だ。
11月中ならディスカウントということで、Flickr Proへのアップグレードを検討した。でもGoogleフォトに移行すればいいや、と見送ることにした。さよならFlickr。ありがとうFlickr。
大型二輪免許取得のため、6か月ぶりに再び自動車学校に通うことに。卒業生割引やら教科書持ってるよ割引やらで17,000万円浮いた。キリ良く、12/1に入校式。いま、自分のバイクならなんなくできる(だろう、さすがに)ことが、大型ですいすいできるのか。やや、不安。
読書
なにか書きものの宿題があるときは、現実逃避もあって無性に読みたくなる。
サイレンズ・イン・ザ・ストリート (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: エイドリアンマッキンティ,武藤陽生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2018/10/18
- メディア: 文庫
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- 作者: 清水潔
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: 単行本
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新装版 役人道入門――組織人のためのメソッド (中公新書ラクレ)
- 作者: 久保田勇夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/11/08
- メディア: 新書
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- 「米国の公務員制度の大きな特色はそれが二重構造になっているということである。(中略)この「高級官僚」クラスの者は、原則として、政権が交代すると(厳密に言えば、大統領が民主党から共和党に代わるというふうに政権政党が交代すると)、それにあわせて交代する。」
- 「英国における人事のローテーションの実態はわが国のそれに似ている。通常2、3年ごとにそのポストを変わり、その異動先も同じ省内のさまざまな局にわたるようである。」
- 「(筆者注:フランスの)公務員の人事のローテーションは2年程度と比較的短いようであるが、にもかかわらずその所掌分野については専門家であることが多い。これは、その人事異動先が、仕事の上で相互に関連深いものであることにもよるのであろう。」
- 「この国の(筆者注:ドイツの)公務員制度の特色の1つは、同一人物が長くそのポストにあることである。(中略)このため、公務員は、自らの担当する事柄については実に細かいことまでよく知っている。(中略)仕事の分業体制がはっきりしているのもこの国の公務員制度の特色である。」
- 作者: 林部健二
- 出版社/メーカー: プチ・レトル
- 発売日: 2017/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- サプライチェーン上で他社とのシステム連携(Electronic Data Interchange)を徹底的にやっている。部分的に電話やFAXでの連携が入ると効率が落ちる。(p.79-82)
- 当たり前だけど、「自前でシステム開発を行う強み」(p.82-83)
- Amazonを支える「ロジカル経営」の3本柱は、KPI(KPIによる定量的経営判断)、オペレーション(徹底した日々の業務改善)、システム(自動化できる業務はシステム化)。この3つすべてをガチでやっていること。そのガチさ。特にKPIのレビュー。目標値を達成できたらそれで良しではなくて、なぜ達成できたのかを理解することが重要。「数字というのはコントロールするものだから、目標を達成しようがしまいが、理由を全て理解しておかないと何の意味もないんだよ」(p.152)
- 社内Wikiというナレッジベース(p.160-161)
ということで、技術力+徹底。
買い物
- 出版社/メーカー: Cure(キュア)
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- 購入: 3人 クリック: 23回
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バイクに乗っていると寒いのは指先と足。ということでUniqloの防風ウォームパンツ(黒S、セールで1,000円オフの2,990円)を買ってみた。エクストラウォームじゃなくて良いのかと悩んだけど、店頭で買えないしサイズ感わからん……。ふつーのパンツよりは寒さが和らぐけど、結局インナータイツ履くしかないかというのが現時点での感想。秋口なら大丈夫かも。
Uniqloのネックウォーマー。990円と安いけど、乗車時に重宝してる。これで首元、ヘルメットとジャケットの隙間はまったく寒くない。
トゥー・ホイール・クール(TWO WHEEL COOL) ヘルメット用ベンチレーションライナー エアーヘッド ホット・タータン インナー
- 出版社/メーカー: トゥー・ホイール・クール(TWO WHEEL COOL)
- メディア: Automotive
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201810
しんどかった。あっという間に過ぎ去った。おかしいな、楽になると思ったのに……。
異動
10/1付でリポジトリ係からシステム企画係という新設の係に異動した。所属するeリソースサービス室もeリソース課に格上げされた。係長1、係員1。でも当面係員は欠員で、ひとりぼっち。
座席は旧ポジションの向かい。PC本体とディスプレイ3枚を180度回転させてキャスター付きの引き出しを移動させたら異動完了、というお手軽さがありがたい。
今回の事務組織再編でリポジトリ係の所掌(システム、リポジトリ、デジタルアーカイブ)が3つの部署に分割され、システム企画係ではそのうちシステム全般を担う。具体的には、図書館業務システム、Webサービス、リポジトリ(のシステム部分)、デジタルアーカイブ(のシステム部分。IIIFとかも)、リンクリゾルバ、学認、セキュリティ対応、など幅広く。ただし、うちは低レイヤ(サーバ、ネットワーク、ストレージ、PC等)については別に担当がいる。ので、まったく別の係に異動したというよりは、単に仕事量がこれまでの1/3〜1/2になるという感じ。負担が減るのは間違いない。とはいえ、手を出すと沼だと一線を引いていたことや、ここ1年ほどのビッグイベント(システムリプレイスやキャンパス移転)が終わるまではと我慢していたことを足していくと、すぐにFTE 1.0を超えるのは目に見えてる。また、今後は、対利用者サービスだけではなく、対スタッフの業務支援にも力を入れていきたいと思っている。(例えば、メールの多さをなんとかしろと言われている。)
後任(?)2名に仕事を引き継ぎつつ、新設の係をイチから作り上げていくというのがいまの楽しみ。
同日、id:y_minami が某財団のデータライブラリアンに華麗な転身を遂げた。六本木の34階から我々を見下しながら働いていると言いふらしている。
仕事
10/1、新中央図書館グランドオープン。カメラ係。久しぶりのネクタイ姿で汗をかきつつ、オープニング記念のコンサートだけでなく、利用者も職員も浮足立っている館内のにぎわいや、開館を待ってたんだ!と言わんばかりに黙々とふつーに勉強している学生さんの姿を記録する。撮影した写真を公式インスタで何枚か使ってもらった。
事務組織再編と評価・計画シーズンが相まってドキュメント作成や打ち合わせにずいぶんな時間を取られた。とはいえ、これはキックオフの時期には仕方ない。あとはオープンデータ推進WGの準備やら。
来客も何回か(ex-ORCID宮入さん、ハワイ大学のバゼル山本登紀子さん)。
10/1に開始したデジタルアーカイブのオープン化が好評でありがたい。
id:keitabando & id:otani0083 から事前にドラフトのチェックを頼まれたのでいつものようにコメントを返したら謝辞をいただいた。Sci-Hubを真っ向から扱った日本語論文は貴重。おつかれさまでした!
出張
キャンパス移転も終わり、久しぶりに出張の多かった月。
10/15、NII
NIIが「研究データ管理サービスの設計と実践」というeラーニング教材(動画)を開発中で、スライド/スクリプトはすでに公開されている。
http://id.nii.ac.jp/1458/00000107/
一部機関で教材の事前モニターをするという試行プロジェクトに8月から参加しており、今回その最終報告会が開催された。試行プロジェクトを受けて、スライドは今後ブラッシュアップされる予定。
研究データ管理というトピックに関する動向はこれまでも一通りフォローしていたので、教材を読んで初めて知ったというようなトピックはさすがにない。ただ、自分のなかでバラバラの点になっていた情報たちを、「大学(図書館)として研究者に提供するサービスをどう構築し、提供していくか」という観点から整理し、つないでいただいた。そのことに非常に感謝している。研究データ管理/オープンデータについては勉強止まりで様子見という大学が大半だろうけど、この教材を参考にしてサービス案を検討してみるというのは実行しやすいnext actionだと感じている。
なお、図書館総合展でもこれに関するフォーラムがあった(不参加)。
10/19、神戸大学
国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」
https://www.janul.jp/ja/operations/symposia/2018/symp2018
珍しく行ってこいと言われてありがたく行かせていただいた。会議でもなく、登壇もせず、ただ話を聞いていればいいなんて出張は何年ぶりだろうか……と涙が出る(出ない)。夜の情報交換会で若いひとたちとおしゃべりできたのも楽しかった。というか、神戸大学附属図書館は若手が粒ぞろいでキラキラしてていいなあと思った。
講演については以下の2点をメモ。
生貝直人先生「デジタルアーカイブの二次利用促進と著作権」。よくある「CC BY / CC 0 / PD、どれが正しいの?」→「どれもある意味正しいです」w。確かにそうなんだろうけど、ライセンスの状態を利用者に対してクリアに伝えるというそもそもの主旨を達成できてないのではないかと思う。機械処理もしづらいし。本学ではPD+お願いという道を選んだわけだけど、まだまだ改善の余地があるなあと思った。
青柳和仁さん「IIIF対応によるデジタルアーカイブの再構築」。島根大での導入事例の紹介。IIIF Image API / Presentation APIをシンプルに解説していて、これは使い回せるなあと感心した。若いのか若くないのかわからないがひょうひょうとしたキャラが気になって情報交換会で話してみたら、なんと数年前にフレッシュパーソンセミナー@鹿児島大学で講師をしたときの受講生だった。。
豪華なシンポジウムで非常に楽しんでるけど、研究者としてどういうデジタルアーカイブが使いやすいのかについて深く突っ込んだ話はなかったなあ。自分はデジタルアーカイブをこうやって使い倒してこんな成果を出したっていうような事例をもっと聞かないと思っている。 #janul #デジタルアーカイブ
— HAYASHI Yutaka (@hayashiyutaka) 2018年10月19日
「このコンテンツをクローズドにしておけばいつか儲かるかも」という本気で実現するつもりのない淡い期待は捨てろ、っていうことなんだろう。本気で稼ぎにいくのならともかく。
— HAYASHI Yutaka (@hayashiyutaka) 2018年10月19日
江上さんがお題を出して、5人のパネリストにフリップを書いてもらうというスタイルのパネルディスカッション。フリップを見渡して最初に誰に話してもらうかを決める、「今の話を具体化したのが」などと次のパネリストにつないでいく、を瞬間的に行うのが見事。
— HAYASHI Yutaka (@hayashiyutaka) 2018年10月19日
配布資料に含まれていた神戸大学附属図書館の利用案内(Library Guide)は広く読まれるべき。図書館公式キャラクターのうりこをふんだんに使い、手に取りたくなる、手元に置いておきたくなるというブックデザインの美しさというのはもちろんあるんだけど、2ページ目の「こんなこともできるんだ!」が出色。いま(大学)図書館がいちばん伝えるべきメッセージをまっすぐに伝えようとしている。すごいよこれ。
https://lib.kobe-u.ac.jp/media/guide-kobeulib2018.pdf
10/30、図書館総合展
お呼ばれで、Elsevier主催フォーラムに登壇してきた。
研究者・図書館・出版社というステークホルダーで率直な意見交換をしましょう、というのが企画の趣旨。構成の甘さやらなにやらで後半のパネルディスカッションがジャーナルプライスに偏ってしまった(値上がりの話をするならするで、もっと建設的な切り口があるはず)のが反省点。「ミライ」なんて大層なものを語れたとは思えないけど、ステークホルダーそれぞれの自覚と当事者意識の先にしか「ミライ」なんてものはないだろうとも思う。こういう本音の言い合い(大学という場においては研究者に対して萎縮しないという意味になるだろうか)を学内で繰り返していくことが大事。実行したい。というか、学内での展開の一助になるだろうと思い、今回のオファーを引き受けたのだった。
自分のプレゼン部分の準備にはいつになく苦しんだ。いつものように「なんでこんなの引き受けたんだ」「もういやだ」と毒づきながら作った(いつも、引き受けるときはなんかやれそうな気がしちゃうんだよね……)。最終的にたどり着いたメッセージとしては去年の図書館総合展とそんなに変わってないようだ。研究者の意識/意志と、ビジネスに飲み込まれないオルタナティブを確保することが重要。でも、商業出版社への依存には、現代の研究者の余裕のなさが根本的な原因なんじゃないだろうか……と後日のSPARC Japanセミナーの中継を見たときも同じことを感じた。
こういった学術の本質的な問題に研究者が向き合ってくれるだけの余裕がないことが根本的な問題のような気がしている。 #sparcjp201803
— HAYASHI Yutaka (@hayashiyutaka) 2018年11月9日
そんなわけでナーバス気味だったので他のフォーラムは一切参加せず。もったいない。だいたい企業ブースをぐるぐる回って知り合いとダベって気を紛らわしていた。ブックスキャナ各社のブースではじっくり話を聞いて、リースっていう選択肢はなくもないかなと思ったりした。
フォーラム後にやわとしょ id:Katharine_15 さんが "出待ち" に来てくれたけど、昨年のようにふたりでパンケーキを食べに行くような時間はなく、羽田に直行。(ああ、そうか、昨年は翌日に学認運営委員会があったからそんな芸当ができたのか。)
今回のお土産は「ありあけのハーバー」と「鼓かさね」(京都の和菓子屋とコラボしたコーヒー味のどら焼き)。
生活
AmazonプライムでSUITSをシーズン3まで見た(月9とは無関係に)。
過去1年で3回入国したので、台湾の常客証申請をした(12月にまた行く。乗る可能性があるので、10/21の特急列車事故は衝撃だった)。
コーネリアス@福岡国際会議場。前から2列目! 小山田圭吾としてではなくコーネリアスを生で見るのは初めて。Mellow Wavesだけじゃなく、Pointとか、結構むかしの曲もやってくれて嬉しくなる。まぁ、Star fruits surf riderですべて吹っ飛ぶわけですけど。
10/20-21、尾道。海、パン屋、坂道、パン屋、電車、猫。商店街に活気があった(ただし夜が早い)。偶然開催されていた老顔屋さんのトークイベント「台湾レトロ建築の歩き方」@旧松翠園大広間に参加する。鉄窓花ピンバッチを購入。翌日は、千光寺周辺の坂道を歩き回って、空き家再生プロジェクトが成立する土壌を実感する。すてきなのに朽ち果てそうになっている空き家の多いこと多いこと。艮神社を足蹴にして千光寺にロープウェイを通しているのに驚いた。初めて訪れたけど、いい街だな、仕事さえあれば住みたいな、と坂道に座り込んで海を眺めながらぼーっとした。
しかし、気が抜けてるというか、疲れているというか、物品損害が多い(泣)。細身の湯呑が割れる。e.m.の黒いパールピアスが行方不明。パナライカ12-60mm落下破損。バイクのマフラーをガレージのドアでこする。。
買い物
賛否両論らしいけど、私は気に入った。まるっきりコーラなのに喉越し後味だけコーヒーという、両方好きな人間にはお得な飲み物。
DAYTONA(デイトナ) ゴートスキングローブ プロテクションタイプ ブラック M 76366
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DAYTONA(デイトナ) ヘルメットホルダー CB250R(18)/CB125R(18) 用 93112
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Wera(ヴェラ) 950PKL/9BMN ヘックスキーセット 022086
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201809
仕事
事務室が移転して、第2週目が始まる。出勤するキャンパスが変わったことよりも、毎朝出勤後30分くらい開館準備(1フロア分の机を拭き掃除)が加わったことのほうが大きな変化かもしれない。
キャンパス移転やら10月の組織再編やらのためにウェブサイトをあちこち書き直す作業をした。ほぼ1日かかった。4年半付き合ってきて(NDL時代を含めると+2年)、Drupalの扱いに困ることは少なくなってきたけど、それでもやはり「なんでこんなトリッキーな実装したねん!」という穴にハマることがときどきある。スマートな実装を貫こうとした結果、後々メンテする人間にはインビジブルな部分ができてしまい、かえって分かりづらくなってしまっているというか。
先月のNII会場に続いて、JPCOARスキーマ説明会@神戸大学。残念ながら出張許可は下りなかったので遠隔(WebEx)で講義することになった。はっきり言ってすげえ話しづらかった。。全然リアクションのない壁に向かってえんえんと話しかけているような感じ。壁打ちのほうがまだリアクション良い。質疑応答にも参加してみたんだけど、(たぶんフロアの後方にいた)質問者の発言を聞き分けようとしたらだんだん頭痛がしてきた。これはもう二度とやりたくない。皆さま、すみませんでした。。
「情報の科学と技術」連載3本目の締切がやってきた。ネタに悩んでいる時間が長く、最後はもうこれしかないわという諦めの気持ちでざっと書き上げたところで、追加のリサーチをしていたら最新のネタを探り当て、それを含めた全体の構成がピリッと締まってくれた。ラッキー。次回は Access Brokers がテーマです。タイトルで悩んでいたら id:otani0083 がたそがれた感じのを提案してくれたので、採用。
次は、Elsevierセミナー@図書館総合展の準備を始める。
昨年のシステムリプレイスが落ち着いてから、半年かけて準備してきたものをリリース。異動前の最後の仕事的な。
例の映画がCC BYで公開されていた。ダウンロードして、英語の勉強に。
生活
第1週は台風21号で関空瀕死→北海道で地震→職場で爆発、焼死体……というとんでもないウィークだった。
朝つらい日が続いたので、キューピーコーワゴールドα-プラス(液体)にいよいよ手を出してしまった。たしかに効いているような気がする。
急に涼しくなって、朝夕にバイクに乗っていると「寒い!」と感じるくらいになった。たしかにもう革ジャン着てもぜんぜんおかしくない……。日中は半袖Tシャツで十分だったりするのけれど。プロテクター付きの3シーズンジャケットの購入を検討しはじめる。
水中メガネ(Chappie)、の草野マサムネverがあったとは。
職場での昼バドミントン練習も再開。シューズとグリップテープを新しくして。ガットも切れたので貼り直して(26ポンド)。
2年間のドイツ→英国留学を経て、じゅりちゃん帰国。おつかれさま。帰国前にわらわらといろいろな現地食材が送られてきた。
キューブリックで保存図書館の絵葉書を買っておく。放生会期間中ということでカフェでは期間限定の生姜メニューが出ていたので、かき氷を食べる。
旅行
9/16、日帰りで平戸ツーリング(ソロ)。往復で250kmくらい走ったのだろうか。。
6時に出発。とりあえず202(国道)を西に進めば着くんだろ、細かいところはGoogleマップのナビに任せる、というざっくりした感じでスタートした。福岡市内を出て→二丈浜玉道路(かもめロード。深江ICからだっけ?無料区間というのにつられて乗った)→唐津道路→唐津伊万里道路→北波多ICで下りて休憩&給油。途中100km区間はなかったと思うが(最高で80kmだったか)、一応高速道路デビューしたことになる。たいがい片側1車線だったし、後ろを気にしながら飛ばすのしんどかったな……。残りは下道で、202→204→383、で9時過ぎに平戸着。
あとで調べてみると、唐津伊万里道路は伊万里東府招ICまで開通していた。近い将来、その先の伊万里道路→伊万里松浦道路が完成すれば一気に松浦ICまで行けるわけだ。
現地では……観光案内所で情報収集してから(おっちゃんがレクチャーしてくれた)、平戸オランダ商館、あまちゃん(魚定食)、松浦史料博物館(蒙古襲来絵詞!)、うで湯・あし湯、平戸ザビエル記念協会、平戸市立平戸図書館(海の見える)、平戸城、蔦屋(和菓子屋)、紐差教会、宝亀教会、鄭成功児誕石、田平教会、たびら平戸口駅(日本最西端の駅)と巡った。行きそびれたのは、川内峠、春日の棚田、生月島、など。
帰りは寒さと空腹と疲れで必死のドライブだった。記憶がないが383→204→202→かもめロード→202と走ったんだろう(唐津伊万里道路と→唐津道路はパスして下道を)。17時すぎには現地を出たのに山は寒いし暗いし人がいない……。ウルトラライトダウンジャケットくらい持っていけばよかった。ともあれ、死線をくぐりぬけ、ひとつ大きくなりました。。
買い物
WAKOS (ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー 380ml
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日本製紙クレシア ワイプオールX70 パルプ+ポリプロピレン 日本 (1パック・50枚入) JWI0401
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AZ(エーゼット) バイク用 3面チェーンブラシ バイクチェーンの掃除に最適(KD054)
- 出版社/メーカー: AZ(エーゼット)
- メディア: Automotive
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コミネ(Komine) ジャケット JK-579 プロテクトソフトシェル ウインターパーカ-IFU(イフ) カモフラージュ L 07-579
- 出版社/メーカー: コミネ(Komine)
- メディア: Automotive
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【第3類医薬品】キューピーコーワゴールドα-プラス 160錠
- 出版社/メーカー: 興和新薬
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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ZOZOでパッチワークのかわいらしいボアパーカーを購入(その他1のM)
http://zozo.jp/shop/gymmaster/goods/21351386/?did=54772883
読書
- 作者: 石田ゆり子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/01/30
- メディア: 単行本
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- 作者: 吉田秋生
- メディア: Kindle版
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- 作者: パティ・マッコード
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/09/07
- メディア: Kindle版
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- 作者: 佐藤健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: Kindle版
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国道が分岐できるとか、重複していることもザラ、っていうのも正直不思議で仕方ない。精緻に設計されているのかと信じていたけど、結構妥協の産物なんだな。。
- 作者: 清水草一
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: Kindle版
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図解 首都高速の科学 建設技術から渋滞判定のしくみまで (ブルーバックス)
- 作者: 川辺謙一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: Kindle版
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- 作者: 武部健一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: Kindle版
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201808
仕事
インフォスタ連載2本目が出た。id:y_minami が本連載はOAにすると言っていたのにそれは1周目だけだったというひどい裏切りにあう。リポジトリ登録しておいたのでそちらを読んでください……(エンバーゴなしで出版社版のセルフアーカイブを許可するようなポリシーなら最初からOAにすりゃ良いじゃないかまったくこのジャーナルは)。
8/6、JPCOARスキーマ説明会@NIIに出張してお話を。これまでいろいろ講演なり講義なりしてきたけど導入事例ってほぼ初めてで。どこかで見聞きしたことを紹介するのではなく、自分が苦労したことを話すというのは楽しい。割り当ては15分のはずが気づけば25分……質疑応答でも頑張ったので許してもらおう……。9/6にも神戸で開催されるが、そちらは出張許可が下りなかったのでWeb参加の予定。同日、JPCOARスキーマが1.0.1にマイナーバージョンアップした(openaire:version -> oaire:versionの変更が一番大きい)。6月の出張時には涙の完売を見たニューヨークパーフェクトチーズを到着直後に並ぶことによりついに購入。帰り、搭乗待合室の売店で買った浜眞の練り物セットが美味かった。やっぱり自分は練り物が好きだ……。
あとはだいたい事務室移転の準備をしていたという記憶しかない。毎日Tシャツで出勤し、午後には着替える、という汚れ肉体労働の日々。書類の整理。廃棄物品の仕分け。各所で発掘された物品の押し付けあい。謎のカセットテープ、謎のフロッピーディスク、謎のMO、謎のアイロン、謎の漬物石(これは謎ではなかった)。ちゃんと片付けておいてよ……と半笑いで毒づいてばかり。疲れ切ってるのか毎日毎日寝ても寝ても眠かった(ここでキューピーコーワゴールドα-プラスを導入しておくべきだった)。ドッチファイルの掴みすぎで未だに右手首が痛み、バドミントンに支障が出そう。
最終週、いよいよ伊都キャンパスでの勤務開始。自分の係は中央図書館ではなく伊都図書館のほうになり、センターから外れるという感じがある。今後はいろいろと共有できない情報や空気が生まれてくるんだろうと思う。新しい事務室でパソコンや複合機のセットアップ(OAフロアを剥がしまくる)とファイルなどの物品の収納を済ませ、スムーズに日常業務ができる環境が整った。心配していた通勤もいまのところは余裕があるけど、問題は新学期の始まる10/1である。まったく気が抜けない。朝、パン屋(ヒッポー製パン所)に寄れるのが嬉しい。キャンパスからちょっと北に走ると田舎のおばあちゃんち感しかなくて、よくもまあこんなところに山を切り開いて大学を作ってしまったものだと申し訳ない気持ちになる。しかし、山の天気は変わりやすいな……。職場から海が見えるくらい近いせいもあるか。
生活
大濠花火大会。初めての岩盤浴@ふくの湯(風呂+岩盤浴+食事=1600円)。桃田世界選手権優勝。ETCカード取得(車載器を買う予定はないが……)。鈴木春信展@福岡市博物館(女三宮と猫、渡辺綱のやつ、きめ出し、絵暦)。
長崎小旅行(1泊2日)。扇形ナンバープレート、海鮮、出島、バドミントン伝来の地、クラムボンモメントツアー@DRUM Be-7、唐人屋敷、オランダ坂、活水学院、写真資料館(上野彦馬)、グラバー園は暑くてパス、大浦天主堂、ツル茶ん(トルコライス、ミルクセーキ)、日新ビル、デモッソ・ノット・キーノ(でもそのときの!)、日本二十六聖人殉教地。お土産には松翁軒のチョコラーテと、清風堂のチーズカステラ(冷凍したのを試食したらめちゃうまかった。太宰府に店舗あるんだ……)を。長崎は、高校の修学旅行、2014年のLifoな旅行、で3回目? こんなに近いんだから平戸とか天草(いや、天草は熊本だ)とか行っておきたい。遠藤周作「沈黙」も読もう。
買い物
iPad Pro 9.7インチ用のSmart Keyboardが認識されない(文字入力しようとするとソフトキーボードが起動する)ことが多くなってきて、買い換えるか、ロジクールかなにかのサードパーティにするか。
石垣島の宿で置いてあったアロマスティック。新垣瓦工場。陶器かと思ったら赤瓦らしい。島内では売っているところに出くわさず、帰ってきてからAmazon.co.jpで探したところ、一部の組み合わせは390円となぜか安かった。白シーサー(シークワーサー)と黒アルパカ(ハイビスカス&ローズ)を購入。めちゃかわいいけど、香りは控えめかな。
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バイク乗車時の日焼け防止用に、黒Mを購入。Uniqloのエアリズムパーカーと迷い、セール中だったこともあり価格差が倍近かったが、肌心地やフィット感は無印のほうが良かった。何より軽いので着ていないときのポータビリティも上。買って良かった。重宝している。
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17歳とベルリンの壁(スマホケースにステッカーを挟んでいるバンド)の新譜、iTunes Storeで購入。
自分でも「マジかよ…」って感じなんですけど、アルバムリリース日にすべての楽曲をYouTubeにアップロードしました。長いですが僕の思っていることを読んでいただけると嬉しいです!(1/2) pic.twitter.com/DYNccsxpyO
— Tsuruta(17歳とベルリンの壁) (@trtysi) August 8, 2018
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201807
仕事
7月になってようやく職場に冷房が入り、ひさびさに人間的なパフォーマンスを出せるようになった。しんどいなあと感じる局面が断続するけど、馬力、馬力、と自分に言い聞かせながら、粘り強く片付けていく。
5月に執筆していた報告記事2本がリリースされた。大したことをやってなくてもきちんと記録を刻んでおきたい、なぜならこうして表に出すことがいちばんの引継ぎになるから、というもの。
今月はデジタルアーカイブ寄りの仕事に多くの時間を割いていた。例えば、これもようやくリリースできた。
他係からの依頼で、東大・前田さん開発のMARC::diffSerialsというPerlモジュールを使ってコードを書いた。ウェブAPIまであるっ!と感動して、Google SpreadsheetのIMPORTXML関数で無茶しまくったらレスポンスが返ってこなかった。負荷かけてしまって本当にすみません……おとなしくローカルでやる。marge_vols関数を使って2件の雑誌所蔵をマージするだけの30行足らずのコードながら、元データが汚いのもあって、例外処理でちょっと時間くった。
2館間の雑誌所蔵編集形データを比較する! Perlモジュール"MARC::diffSerials"
DOI登録作業を部下にバトンタッチするための準備とか。Crossref DOI登録にもトライ。
Google Scholar連携(の復活)という懸案がようやく片付きつつある。定期的にリプレイスのあるシステムにおいていかにして外部連携をスムーズに継続するか、は定期的なジョブローテションのサイクルとも絡み合って、マジで課題。凝ったことは続かない、以外の答えはいまのところ得られてないけれど。
10月に控えているキャンパス移転に向けたウェブ/システム系作業も細々とある。ひとつひとつは大した作業ではないが、リリースタイミングがまちまちなので、タスク管理だけが肝。とはいえやっぱり進めていくうちに見落としに気づくし、割り込みもあるし、きいいいいいいとなりそうな心を静めてタスクを整理し直したり、とか。
中旬、宮入さん@元ORCIDが立ち寄ってくださった。お会いするのはかなり久しぶりで、退職されていたのも知らなかった。組織外の方の意見というのは往々にしてまっとうさを持っていて、ありがたい。ご立派なことを口にするんだったらおのれの果たすべき役割をきちんと果たせ(でなければ黙ってろ)、というだけのことなんだと思う。テクニカルな話もできて、例えばORCID APIを使ったシステムをリリースするにはORCID側にプレゼンして承認を得る必要があるというのは知らなかったし、JaLCがCrossref/DataciteのようなAutoUpdateを実現できるかどうかはORCID側にJaLCに付き合うだけのメリットがあるかどうかにかかっているというのは確かにそのとおりかもしれない。AutoUpdateするにはCrossref DOIが必要という近未来はちょっと嫌なんだけどなあ……。
インフォスタ連載原稿の2回目の校正も済ませる。Kargarがリポジトリで公開した著者最終稿にDOIを振るなと言っていることを知り、なんじゃこりゃーと原稿に盛り込んだりした。
https://www.karger.com/OpenAccess/AboutOA
7/31、閉館。こんなにたくさんの学生さんが集まってくれた、という驚きはあるけれど、それ以外の感慨は特にない。寂しさを予習しておくから肝心なときに感情がついてこないのかもしれない。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180731/0001796.html
生活
仕事以外ではおおむねバイクのことばかり考えている。ふらっと糸島半島を一周したり、無意味に伊都キャンパスに行ったり。仕事終わってから海の中道→志賀島と走りにいったら、トワイライトタイムに紫色に包まれることができる。が、周辺道路が21時以降バイク禁止(125cc以上)になるというルールを把握していなくて焦ったりした。月末に1か月点検をしてもらい、エンジンオイル交換のおかげか走りがキビキビして気持ちいい。クラッチを全部切るとN→ローに入らなかった(のでいつも3/4くらい切っていた)のも調整してもらった。
台風7号(7/3)→豪雨(7/6)。週に2度も特別休暇が許可されるという異常な事態。台風のときは傘が折れそうな強風のなかをおとなしく帰ったが、豪雨のときにはピークの15-16時に(大濠公園の池の水が溢れたというツイートが衝撃的だった)帰るよりは職場でおとなしく仕事をしていたほうが安全だった。自分にゆかりのある京都も岐阜も被害は大きかった。ちょうど1年前は九州北部豪雨だったわけで、「梅雨」に対するイメージが変わりつつあるのを感じる。
アニメ『はねバド!』『BANANA FISH』がスタート。どちらもAmazon Primeで観れるのがありがたい。どちらも原作改変についてぶーぶー言われているが、はねバド!については乾いた打球音が聞けるだけで十分満足だったりする。BANANA FISHは読んだのがウン十年前なので原作を忘れてしまっている……。サッカーワールドカップはどこが優勝したのかも知らないくらいに観ていない。
チャットモンチーラストワンマンのライブビューイング@T・ジョイ博多を観に行った。かつてはシングルが出るたびに買っていたくらいなのに2011年にクミコンが脱退したころに離れてしまったというありがちな元ファンなので、若干の申し訳なさを感じつつ。代わりのメンバーを入れることはせずに敢えて茨の道を選び、ラストアルバムでも新しいことに挑戦し、今回のライブでもストリングスを加えてチャットモンチーアンサンブルなんて名前を付けてみて。安牌路線では想像できなかったところにたどり着けたんだなあ、と思った。くるくる玉突きのジョブローテーションの世界で生きている身からすると、ふたりで頑張るという選択肢が許されるのに胸を打たれる。最後の一曲は「サラバ青春」。涙をこらえながら歌うはしえりと、目を細めて見守るあっこちゃんのなんとも言えない表情が印象に残った。
「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」 at 日本武道館、終演しました。
— チャットモンチー スタッフ (@chat_staff) 2018年7月4日
セットリストはこちらです。#チャットモンチー#チャットモンチー武道館 pic.twitter.com/PmMX1HTJjA
シーサイド花火ファンタジアFUKUOKA2018。無料席で観ていると序盤はやる気あるのかよくわからん感じだった。西のほうに場所を移動したからかプログラムの関係か、後半はなかなか迫力があった。
まりんプロデュース。クロノスタシスと並び立つ、これ聴きながら夜の街を散歩したい感。
旅行
夏季休暇は2泊3日で石垣島・竹富島へ(楽天トラベルでANAのパックツアーを手配)。2016バルト三国→2017クロアチアときて、今年もヨーロッパへ、できればポルトガルに行きたかったけれど、業務的にあんまり長くは休みづらく。
10日前に決めたような突貫旅行だったけど、行ってよかった。何より3日間ずーっと晴れつづけてくれたのがラッキーだった。
- 飽きるくらいにきれいな(でもぬるい)海
- バニラデリのモザレラチーズバーガー(ごろごろとした石垣牛が美味い)
- 解説&三線付きの水牛ツアー@竹富島(ところどころで水をかけてもらうのを待ったり、内輪差や勾配を計算して走行したり、という賢さ)
- サンセット&星空カヤック(マングローブ探検も)@名倉大橋
- 濃厚なマリヤシェイク(テラマリヤには手を出さず)
あたりが思い出深い。
石垣島といえばラー油の辺銀食堂が有名だけど、こちらも予約を取るのが億劫でパスした(天候の兼ね合いからスケジュールを決めづらかった)。その裏にある石垣ペンギン(雑貨屋)では、手ぬぐいと、シマノネさんの箱を買った。
市街地には沖縄県立図書館八重山分館と石垣市立図書館があった。市立のほうだけちょっと覗いたところ、琉球大学のサテライトになっていて、畳敷きの和室コーナーもあった。
コインパーキングの精算機でレンタカーのフロントバンパーを擦ってしまい、2万円を払うはめになったのは良い勉強になりました……。ケチらずワイド保証に入っておくべきだった。自動車の事故はこれが初めてだったので動揺してしまったが、こういうちょっとした事故でも警察に届けないと保険が下りないんだな、と。今回あてがわれたのはヴィッツ。初めて見たBレンジでエンブレを効かせながらアップダウンの多い田舎道を走るのは楽しかった。島内はのんびり走る車が多いことも印象的だった(沖縄本島はもっと荒々しかった記憶が)。
買い物
半袖でバイクに乗っていたら見事に日焼けして(グローブのせいで手の甲は真っ白なのがまたかっこわるい)、プロテクター付きのメッシュジャケットの購入を検討するも、どれが良いのか決めきらずに終わった。ユニクロや無印のUVカット的なパーカーで良いような気もするけれど。
店頭でラスイチだった黒Sを購入。開襟シャツは似合う気がしなくて流行ってきてからの数年間ずっと気になりながらも避けてきた。おずおずと羽織ってみたら案外似合ってるような気がしたので試しに買ってみることにした。帰ってから調べると昨年も大好評だったらしい(2018年型は素材感が落ちたという話も)。ボタンを閉じるのなら、インナーには定番の白クルーネックよりはタンクトップかな、自分の場合。
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自宅のエスプレッソマシン用の豆はスタバのエスプレッソローストを基本としていて、でもときどきそれだけではつまらないので別のを試している。今回はペルーサンイグナシオ。商品紹介には「ダークチョコレートとカラメルシュガーに、ほのかなスミレやタイムを思わせる風味が重なる、ペルー サン イグナシオ地区産のコーヒー」とある。エスプレッソローストよりは多少爽やかな果実感があるか。
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