立命館大学図書館のe-DDSは料金支払が“給与天引き”のみ

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/news/20100412.html
http://www.ritsumei.ac.jp/library/service/libraryriyou/riyou_syozofukusya.html/
http://www.ritsumei.ac.jp/library/common/file/service/libraryriyou/edds_infomation.pdf

立命館大学図書館は2010年4月にe-DDSサービスを開始したんですが,その料金を支払う方法はなんと「給与天引き」のみなんですね.この方法は初めて見ました.これは「大学図書館のカウンターで現金を扱わないようにするための7つの方法」に追加しておかないと.

特に,専任教員を対象としたサービスであるにもかかわらず公費は受け付けてないということにも軽く驚きました.とはいえ,学外ILLの案内(PDF)には「研究費などでの支払いの場合、一旦「私費」で立替払いとなります」,キャンパス間文献複写サービス(学内ILL複写)の案内には「複写物受領の際、証紙を購入してお支払いください」とありますので,e-DDSに限らずそもそもILLでは公費精算をしていないんですね…….現金→証紙→領収書→立替払.事務的に楽なのかな…….

e-DDSの対象については「学内所蔵資料の文献複写」としか書いてないので,他キャンパスの資料じゃなくても複写してもらえるんでしょうか.

一方で,こちらは既知でしたが,専任教員に対する文献複写代行サービスも行っていますね.キャンパス間文献複写サービスを補完して,キャンパス*内*の資料でも複写を提供するというものでしょう.となると,e-DDSとの違いは複写物が紙で提供されるかPDFで提供されるかっていうだけ? ただ,料金は,紙の場合が白黒20円/枚 or カラー60円/枚で,1論文につき手数料50円となっていて,e-DDSはA3まで20円/枚だから,e-DDSのほうが安いですね.