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ファシリテーションの“練習”

イベント

今日はなんとかかんとかの中級研修というやつで朝から阪大豊中キャンパスまで行ってきました.

午前中はおふたりの講師からバランスト・スコアカード(Balanced Scorecard:BSC)というフレームワークについて講義を受け,午後はそれを用いたグループワークを行うという内容です.全部で10グループ,各グループ5人程度でした.



いつオープンにしていいかよくわからないままですが,来月九州大学で開催されるNIIの学術情報ウェブサービス担当者研修昨年参加した学術ポータル担当者研修が改称されました)でファシリテーターを務めることになっているので,その練習(というとアレですが)も兼ねて,グループワークでは司会進行の役割をやらせていただこうと考えていました.というかまあ,いつもわりとそうなんですけど.



グループワークは70分.かなりタイトです.最初に役割分担をして司会,書記(発表用ポスターの作成),発表者という3つの役割を決めます.前述の通り司会はいただいて.続けて発表者はグループにいた女子大所属のおふたりのうちどちらかにやっていただきたいという提案をずけずけとしました.というのも我々のグループでは「郊外の女子大図書館」をなんとかかんとかするという設定でワークをすることになっていて,リアリティのある発表ができるようにしたかったからです.幸いおふたりとも引き受けてくださいました.残りのおふたりの方が書記に.

次はBSCにのっとって,いくつかのステップに分けてワークをこなしていきます.タイムキーパーも私がやってたんですが,ちょっと時間配分ミスったかなあと反省しています.各タスクごとにキリよく5分などと見積もったのですが,それマイナス1分,あるいはマイナス1分半くらいでごりごりまわしていったほうが,後で焦らなくて済んだと思います.終盤で集中力切らしちゃって,ちょっとタイムマネジメントではグループのメンバーに不安を抱かせてしまったかもしれません.

また,今回のように初めて接するフレームワークを使うときは,早い段階でアウトプットのイメージを固めておいたほうがいいですね.その点は△くらいの評価かな.書記の方が下書きを鉛筆でしちゃってたのが大変そうで,ブレスト用のポストイットを使って楽したほうが断然良かった.ぼけてて指摘できなかったのはミス.

発表はとても良かったと思います.各グループにつき5分与えられて,図書館の部長(役のリアル部長)に対して提案を行うという設定になっているところ,他のグループは「私たちの班は〜という設定になっていて」という話し方をしたのに対して,僕らのグループは「部長,ご提案があります」というように“設定になりきって”発表を行いました.ちょっと寸劇っぽく.この点は発表ギリギリに発表者にお願いしてみたのですが,そんなことしなくてもおふたりともそのつもりでした[*1].ノリのいいチームで嬉しかったです.聴衆(他のグループ)ではなく,部長のほうを向いて話をしていたのも,うちらだけだったかなあ(とはいえ5グループずつ半分に分かれての発表タイムだったので,見てない5グループのことは分からないわけですが).



ファシリテーションのあとでいつも嫌になるんですが,どうも自分はきれいにそつなく時間内にまとめようとしてしまいがちなんですよねえ.もうちょっと意見交換をしたいシーンでも時間を気にして強引にドライブしちゃうことも数度.ブレストの際にはちょっとはみ出した意見に積極的に光を当てて予定調和を壊そうとはしてるんですが.そういう意味では,めちゃグループにトンガッた人がいるときのほうがやりやすいのかなあ.自分も一参加者のときは場を異化するような働きを意識することが多いんですが,それをファシリと同時にやるのはきついですね.

グループワークのあとで,これはもっと早く,一番最初に気づいておくべきだろ!ということを認識しました.本当に肝が冷えた.申し訳なかった.気づいていたからといってそれに配慮するのが適切かどうかは分からないけど,それでも気づいてないというのはアウトすぎる.同じミスは,二度としない.



そんなわけで明日は東京出張.冒頭のウェブサービス研修の事前打ち合わせに行ってきます(そのあとNIIオープンハウスを覗いて,ERDBの話を聞いてきます!).

*1:部長から反論があったら「部長は女子の気持ちが分かってません!」って言って,というお願いは即却下されましたが