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シンポジウム「オープンデータとデジタルヒューマニティーズ」参加メモ

先日職場で開催されたシンポジウムのメモと個人的な感想をちょろっと。役に立つ情報は後日公開されるであろう資料をご覧いただくとして……。

挨拶・趣旨説明(冨浦)

今回のシンポジウムのテーマはデジタルヒューマニティーズと人材育成。人文社会科学系のオープンデータということでデジタルヒューマニティーズ、分野を超えたデータの流通や活用を促進するためにはそれを支える人材が必要ということで人材育成、ということだった。

米国の大学を中心としたオープンデータの現状:訪問調査から(畑埜)

2016年3月の訪問調査(Harvard University、University of Illinois at Urbana-Champaign、California Digital Library)から、各大学のシステム基盤と人的体制(データキュレータが何人いて、実際どんな仕事をしているかなど)についての紹介。

内容については、自分は一年前に学内報告会でだいたい伺っている。ただ、研究者のひとがみずからの立ち位置からオープンサイエンスについて語るのを聞くのは、やっぱりいい機会になるなあと思った。自分はどうしても借りてきたことばで話してしまいがちだし、自分のなかで咀嚼できてない(もしかしたらどうでもいいかもしれない)情報でもつい語ろうとしてしまう。それらが、自分が(本業の)研究をしていくうえで本当に喜ばしい話なのか、付き合ってもいい話なのか、そんなふうに疑ってかかる姿勢は、プロの研究者ではない自分にとってはたとえフェイクでしかありえなくても、なんとか持とうとしなくてはいけない、と思った。

なお、手元のメモに「めんどくさい、と、めんどくさそう、は異なるもので、どちらかといえば後者のほうがやっかいと言える。なにが、なぜ、めんどくさいのかということがクリアになっている状態は案外取り組みやすい。ぼやっとした印象ほどやっかいなものはない。」と残っていたけど、何を聞いてそう連想したのかがもはや記憶にない。研究者の気持ちを想像したのだろうか。。

Creating Open Data for New Scholarship: HathiTrust Research Center Case (Stephen Downie)

2人目はUIUCのStephen Downie。聞き取りやすい英語で、諭すような語り口で、まるで大学院の講義を受けてるような気分になった。

内容は、HathiTrustの概要と、それをベースにしたデジタルヒューマニティーズの実践、のはなし。 HathiTrustといえばJohn Wilkinの顔がまず頭に浮かぶけど、彼はいまUIUCの図書館長らしい。

前半は、デジタルヒューマニティーズを支えるにはどのようなデジタルイメージ/メタデータを用意すればいいのかという観点から聞いた(Co-ordinated OCR、METS形式のメタデータなど)。

後半はいわゆる非消費的研究(non-consumptive research)がテーマ。デジタル化した資料を *著作権を侵害しないように* デジタルヒューマニティーズな研究に活用していくため、技術力を駆使してカプセル化された環境を用意して、、、という感じ。PhDの学生によるもの含めて、実際の研究での具体的な利用例が次々と紹介されて、聞き応えがあった。bookwormの話が多かったかな。

また、図書館との深いつながりということで、米国の大学図書館ではscholarly commonsというのを設置するのが流行っていて、そこを使って?ユーザ調査などのアウトリーチ活動をしているはなしがあった。この記事のような感じなのかなあ。UCLAは来月行くのでちょっと見てきたいと思っている。
UCLA図書館、図書館員との協同も視野に入れた(デジタル)人文学研究者・学生等のための共同研究用ラボを開設 | カレントアウェアネス・ポータル

お話を聞いて、せっせとデジタル化しよう、きちんとライセンスつけよう、と自分の役割を確認した。

ひさしぶりにnon-comsumptive researchという単語を聞いて、この記事を書いたときの苦労を思い出した。ニュースソースを読んでもことばの指す内容に自信が持てなくて、図書館以外の情報源もあちこち調べまわって解説を書いた記憶がある。。
米インディアナ大学、HathiTrustのコンテンツを利用した非消費的研究のためのプロジェクトを開始 | カレントアウェアネス・ポータル

データキュレーションへの期待と課題:自然科学から人文科学まで(北本)

3人目はNIIの、デジタル台風の北本先生。お話を直接伺うのは初めてで、とても面白かった。

イントロダクションで話された、「オープンサイエンスとは?」(単一の定義は困難だが、よりオープンにという方向性は共有)、「オープンの3つの側面」(再利用、透明性、参加)、「3種類の研究データ」(研究資源データ、論文付属データ、研究過程データ)という整理はとても分かりやすくてぐっときた。こんなふうに話せばいいんだなあ。

ひとつのベストプラクティスでということだろう、有名な「江戸料理レシピデータセット」というか「クックパッド江戸ご飯」の話は、けっこう時間を使って丁寧にされていた。このデータセットには、

  1. 江戸の料理本をデジタル化
  2. くずし字を翻刻
  3. 翻刻を現代語訳
  4. 現代語訳をレシピ化・公開
  5. クックパッドでもレシピ公開
  6. つくれぽで個人の経験を共有

というプロセスが含まれている、という。古典籍というものが秘めている価値を、(自分も含めた)現代の一般人のふところにマークはずす飛びこみでさっともぐりこませるためには、これだけのプロセスが欠かせなかったんだろうなあ。「データに適したプラットフォームに載せることが大事」とおっしゃっていたけど、もちろん「ポータルにデータを流せ」程度のことはこの業界でもさんざん言われてきている。この事例では、単にデータをそのまま流すのではなく、このコンテンツの本質が「レシピ」であると認識し(なかなかできないことではないか)、コンテンツを解体し、解釈しなおし、という「ひと手間」(いや、ちっとも「ひと」じゃないけど)を加えているのが成功のポイントだと理解している。ここは、後半でデータライブラリアンとデータキュレーターの違いを考察し、後者のポイントは「価値」にあるのではないかとおっしゃっていたところと通じるところ。データキュレーション、というときにここまでできるのか、我々(?)。

南山さん@極地研の実践例も例に挙げつつ、データライブラリアンやデータキュレーターの役割についても語られた。「研究者インタビューを行なってメタデータスキーマを決めるところからやってくれると非常に助かる」とおっしゃっていたが、期待するレベルは研究者によって大きく差があるだろうからやっかい……。でもこの研究者のところへ踏み込んでいく、というのが今後の(といってもずいぶん前から言われてる気もするけど)ポイントだろう。

まとめで話された「書籍(雑誌)とデータの違い」というスライドも自分にとって示唆的で、でもメッセージとしては同じ地点に収斂していく。

  • 書籍や雑誌:整理・編集済みの最終生産物だけを扱っていればよかった。
  • データ:ライフサイクルの全過程を扱わなければならない。
  • 関係者(ステークホルダー)やプロセスが多いため、メタデータも複雑化する。
  • その分、未開拓の部分も大きく、これから発展するテーマです!!

紙の本や雑誌と比べて対象物の質的な複雑さはあるけれど、そのことよりも、(出口で)ものがやってくるのをただ受け身で待っていればいいわけではない、というところがクリティカルだと思っている。生産過程のすべてに関わる必要があるとまでは思わないけど、少なくともどこかには入り込んでいく必要がある。

ライフサイクルは分野によっても異なりうる、とおっしゃっていた。この手の研究データの扱いづらさって、伝統的なL(ibrary)の資料よりも、A(rchives)の世界に近いと思っていて、知り合いのAのひとたちにはお話したりしている。Alfrescoを研究データ管理に使おうとした事例(南アかどこかの)を知ったときにもそう思ったんだっけ。

Training Information Professionals for the Emerging Data Ecosystem (Melissa Cragin)

4人目、MelissaさんからはUIUCのiSchoolのカリキュラムの話。

座学でどんなことを教えているかについてはあまり興味が持てず(ごめんなさい!)、あちこちのデータセンターにインターンでいけというのがいいなあと思った(羨ましさも込みで)。インターン先を列挙したスライドが配布資料になかった(OCLCが入ってたのだけは覚えている)。もう一度見たい。

パネルディスカッション

以下の3つのお題を設定して、パネリストが順番に答えていくというスタイルだった。

  1. オープンデータを推進するために研究者に対してどのような支援が必要か?
  2. そのような支援を行う人材にはどのようなスキル、知識が必要か?
  3. そのような人材養成するにはどのようなプログラムが必要か(対象の領域知識はないという前提で)

噛み合ってるのかそうでないのか分からないところもあってメモを取るのを途中で諦めたんだけど、以下の発言は印象強く残っている(発言ママではありません)。

  • 北本:研究者が欲しいのはフィードバック。いちばんいいのは業績として評価されることだが図書館でできることではない。データを公開したことによって利用されていることがわかる、あるいは使われるためにプロモートしてくれるとか。公開してよかったという経験が増えるといい。
  • Stephen:研究者は自分のリサーチクエスチョンに注力すべきであり、それ以外のことについてはサポートしたほうがいい。
  • 北本:データをpublishするコストをなるべく下げることが大切。将来、商業出版社がお金で解決するという可能性がある。図書館を使わないこともありうるという前提でサービスを考えたほうがいい。

まとめ

現在の自分の姿勢は、

  • 研究データ管理についてはまだまだ積極的になれていない(研究者の具体的かつ強いニーズが感じられていない)。
  • デジタルヒューマニティーズ(というかその前提としての資料デジタル化)については大学図書館としてやれることがいろいろあるし楽しそう。資料知識はないけど。
  • 人材育成の議論は一般にあまり興味が持てない(「日本だと育ててもどうせすぐ異動でしょ」と思ってしまう)。

という認識。

HathiTrust Research Centerやクックパッド江戸ご飯(のキュレーション)のはなしも面白かったけど、今回のシンポジウムで収穫があったのはこの3点目についてかな。

最後のパネルディスカッションで、北本先生が

本でいえば作家のところに行って、どう管理したらいいかどうかを聞く必要がある、という意味でおおきく変わると思う。producerとuserをつなぐ。日本でできるかどうかは分からないが。

というようなことをおっしゃっていた。

研究データとちゃんと向き合うということは、図書館の外に出て、データの生産者(研究者)のところへ行き、データの現場を知り、という(従来の図書館員にはあまりなかった)姿勢が求められる、ということだと受け止めた。こういった姿勢の変化の必要性自体は、研究データの文脈で(部分的にはそれ以前から機関リポジトリの文脈でも!)しばしば言われていることだけど、今回あらためて聞いて、今後、大学図書館員が、あるいは自分が、研究データというものを真正面から扱わないことになったとしても、こういったライブラリアンとしての姿勢やマインドセットの変化は身につけたいな、そのほうがこれから楽しそうだし、と感じた。こんな図書館員を養成することにつながりうるのなら、オープンデータな人材育成について考えておくことも意味があるのかもしれない、というか、今後はその観点から考えてみることにしよう、とちょっと前向きになれた。この点が自分にとって大きかったと思う。

# いや、もちろん、データライブラリアンをきっちり育成して、(ジョブローテーションに乗せずに)きっちり活用していくほうが断然いいと思うけど。

とはいえ、こんな感慨も、むかしエンベデッドライブラリアンやURAや地域資料について勉強したときに胸に湧き上がったはずなんだよね……。マインドセットが変化するきざしを、きちんと業務実践に乗せていくのはほんとに難しい。

年のはじめに思うこと(2017年)

# あけましておめでとうございます。

大晦日の夕方になんとか帰国して(パリの濃霧でかなりディレイ)、年越しの瞬間はうかつにも経産省のニュースをチェックしているという始末だった。元日は時差ボケもなくほどほどの時間に起床して、溜まったNHKオンデマンドを流しながらひたすら掃除をする。相葉くんのゆる〜い司会の紅白を見ながら今回は向井秀徳は出なかったんだな……(コラ画像は見たよ)と残念がっていると、KIMONOSがCIRCLE '17に出演というニュースが流れる。

さて。いまのところ仕事面でスケジュールが決まっているのは、

  • 某アレの運用開始(1月)
  • 米国・ロサンゼルス出張(2月)
  • 図書館計算機システムリプレイス:開札(3月)
  • 図書館計算機システムリプレイス:サービスイン(12月)
  • リポジトリと某システムとの連携開始(12月)

くらい。

ようやくシステムリプレイスを経験できるのが嬉しい。自分が就職したのはサービスインの直後(ドタバタの沈静化に追われた)で、次のタイミングにはちょうどNDLに出向中だったので(だから出向するのがとても嫌だった)、本当に今回が初めてのチャンスになる(4月異動という不安要素はゼロではないにせよ……)。2017年はもうこれだけでいい。ここで良い(ウェブ)サービスを開発することが自分にとって今年いちばん重要なアウトプットになる(ので、何かを書きたいとか話したいとかいう情熱が持てないでいる)。同時に、スムーズなサービスインのためにきっちりマネジメントしていくのも重要な役割になる。単なる進捗管理に逃げるのではなく、「ここだろ!!」(千秋先輩)という場面ではくいっと攻められるようにしたい。今回の経験を通して学びたいのは、独走/合意のうまいバランスの取り方、と、自分/周囲の無理のない追い込み方、の二点だろうか。テクニカルな問題はどうとでもなるし、たいしたことないと思っている。

とはいえこれだけで許されるわけではなくて、オープンアクセスの円滑な運用と、オープンデータ/デジタルヒューマニティーズという文脈でのデジタル化、つまりは識別子とライセンス、にいいかげん本腰入れて取り組んでいくというのも重要なテーマになる。後半については所属機関内での攻め方がまだまだ見えてはいないんだけど。あとはIIIFだよなあ、やりたいなあ。

中期的には今後5年間(ギリギリ30代)のうちに海外で働く/勉強する経験を積むことを目標に据えている。そんな都合の良いチャンスはそうそうなくて、現在だと可能性があるのは、University of WashingtonのアレかCERNのアレくらいだろうか。まあ、願いを持って(公言して)勉強しつづけていればそのうちなんとかなるらしい、というのが30代の前半でぼろぼろになりながら学んだことなので、適当に祈りつつ、めげずにやっていこうと思っている。しばらくはこの希望の実現に資するようなインプット/アウトプットをしていくのが大切になるよねえ。ただ、CRIS2018@スウェーデンまたはオランダ視察で国大図協海外派遣に応募するのが先になるだろうと思う。

プライベートでは、

  • プロジェクトマネージャ試験(4月)
  • 食事制限/体型維持
  • 写真を楽しむ(PEN-F持ってでかける。年末にベストショット集でもやりたい)
  • 海外旅行(GWか夏休みにポルトガル
  • 友人のちびっこたちに会いに行く(沖縄とか大阪とか茨城とか)
  • チェストの購入(→棚をひとつ処分)

あたりが目標かなあ。

海外旅行は中欧諸国(チェコ、オーストリア、ハンガリー)か、9/13〜16のEAJRS@オスロに合わせてノルウェーでもいいかもしれない。来年予定のパリ→ロンドンのユーロスター旅行を早める可能性もある。2月の米国出張が楽しかったらあこがれのポートランドにするかもしれない。行き先はまたそのうち考えよっと。どこかでふらっと台南に行けるといいなあ。システムリプレイスが順調にいったら年末年始(12/29〜1/8)にどこかへ逃亡してしまうかも……。とりあえず安かったので11月の高雄行きのフライトを取った。

そしていいかげん、やわとしょさん(id:Katharine_15)とカフェでゆっくりデザイン話でもしたいんだよねえ。


まあとにかく、昨年よりちょっとでもかっこよくなれたらそれで十分です。

2016年のふりかえり

# 単なる日記です。

福岡生活3年目、35歳、就職10年目。いろいろな意味で節目の一年だった。

自分が35歳という年齢を強く意識しているのは、1972年度生まれのあのひとたちが、わたしの就職した年にちょうど同じ年頃だったからなんだろう。雛鳥よろしくあのころ目に刷り込んでしまった姿に、自分がちゃんと届いているのだろうかと考えてしまう。もっともいまでは、同じような道を歩けるとも、そもそも歩こうとも、あんまし思ってないらしいんだけど。遠くへ来たものです。

今年は積算するとおそらく2か月ほどを出張に費やしていて、特にプライベートも含めて海外によく出かけた(2月のドイツが初渡欧だったのに年内に計4回行った)。春には、昇進はしなかったけど半分係長みたいな立ち位置になった。来年サービスインの次期図書館システムの調達業務も本格化し、初めての仕事に振り回されることになった。この3つが今年の大きな変化だったと思う。それぞれそれなりのチャレンジやストレスがあったけど、責任感と頼りがいのあるチームといっしょに乗り切ることができて、またひとつふたつ成長できたという手応えが残っている。

自分のresearchmapを見返すと、書きものが6本、人前で話したのが5本、国際会議ポスターが1本、とアウトプットもそこそこしてきたように見える。でも、特に4月以降、心の多くを占めていたのは、どちらかといえば、折衝・調整、資料作成、予算とスケジュールの心配といったたぐいのことだった。何件か重ための意思決定もあり、少しでもevidence-basedな決断をとうじうじ思い悩んでいる時間も少なくなかった。まあ最後は、後ろ指さされる覚悟で、えいやっ、でしたが。

総じて、イケイケドンドンの昨年と比較すると「守り」の一年だった。ただ、調整や相談のためにあちこちに出張っていったという意味では、いつになく積極的な姿勢をキープした一年だったとも思える(その積極性が環境の変化によってもたらされたという受動性はひとまず置く)。結果はともかくとして、要所々々でポイントを外すことは少なかったんじゃないか。たぶん、攻めるために守っていた、のだろう。

大きな病気もなく、肩こりや背中の張りに悩まされることもなく。夏以降は体型も顔もしゅっとしてきて、年齢のわりに健康と言えるんじゃないだろうか。相変わらず先の見えない人生であることには変わりはなく、無駄に健康でもと言われたら返す嫌味も思いつかないが……。写真に写るのはずっと苦手で避けてきたのだけど、最近は、いつ死ぬか分からへんしおとなしく写されておこう、そしたらたまには誰かに思い出してもらえるかもしれへんし、という心境になっている。

昨年は手持ちぶさたになると『ベイビーステップ』を繰り返し読んでいた。今年はそれに当たるものが『ダイヤのA』だった。ジョブローテーションから逃れられない世界で生きているせいか、3年間という似たような時限のなかで生まれるドラマになにかを重ねてしまっているのかもしれない。後悔なしにexitできる選手なんてほとんどいないわけですけどね……。しかし、稲実戦(2回目)以降は沢村に隙がなくなってきててこの先どう話を盛り上げていくんだろうと心配になる。

ライブは6本と少なめ(去年も少なかった)。クラムボンイムズホール、CIRCLE '16(2日目)@海の中道海浜公園オザケン福岡サンパレスホールスネオヘアー@博多百年蔵、LILI LIMIT@grafジャンスマ成人式@東京キネマ倶楽部。福岡在住中に一度はと憧れていた博多百年蔵を体験できたのが嬉しかった。ドリンクチケットが日本酒の瓶の蓋だったり、さらにはそのドリンクが樽で冷やしてあったりってのにニヤニヤしていたら、あんなに低音が響くものなのかと目を開かせられることになった。そしてジャンスマ。こんな歳になってイクノフの歌を間近で聴く日が来るだなんて思ってもみなかったけど、そのことよりも、20年前に彼女の歌声を同じように聴いていた同業者といっしょにライブに参戦しているというめぐりあわせに、そわそわと落ち着かない。来年は、眩暈SIREN、ACC、マイヘア、ぼくりり?、、、の予定です。

今年こそ二輪免許を取るぞ!という目標はやっぱり達成できず。

1月

まさかの向井秀徳紅白電撃出演からスタート(NHKオンデマンドなので1日遅れなんです)。昇給幅が大きいのに喜んだ。OA方針決定。ドイツ出張準備……日程調整、アポ取り、旅行事務、ファイル1冊分の資料読み込み(2016年最も勉強した瞬間)、質問作成・英訳、にかまけていた。他所様のお金で海外に行くのはなかなか大変だと知る。3月末の体育館閉鎖に向けて昼バドにいそしむ。過去10年にわたる利子分損失を重く受け止めて、日本育英会(古)第二種奨学金の残額100万円ほどを一括返済することにした(まだ一種が200万くらい残っている)。ZOZOの買取サービスに初申込。鶏肉の味噌だれ漬けキャベツ焼きにハマったり、有栖川有栖ドラマ化に頭を抱えたり(存外面白かった。「貴方に首すじ噛まれ隊」も妙に)。月末は熊本までバドミントン日本リーグ観戦に出かけた。

年末から眩暈SIRENを聞きまくっている。「ハルシオン」もかっこいいけど、いちばん好きなのは「Life finds away」。


2月

Google Scholar対応で苦しんだり、光栄にも前総長(前々館長)に名前を覚えていただたりした。某氏長男誕生。クラムボンのライブ、でサインをもらった。飯野さん@佛大からいただいたディスカバリー本が若手・中堅のキャリア形成という観点からとても面白かった。氷濤まつり・スキー・ジンギスカンという冬の札幌旅行。OpenAIRE調査のため、2/20〜27に北大の三隅さんとドイツ3都市をめぐる鉄道の旅をした。何時も思い知らされるけど、海外に出ればみんな日本代表。雪のコンスタンツは美しく、スイスとの国境をまたいでふたりではしゃいだ。

「真赤」でMy Hair is Badを知る。PVもいい。武居詩織かわいい。


3月

ドイツ出張残務をかたしつつ、担当Webサービスの改修プロジェクトを進める。いくつかの用務をセットにして3/2~9と長めの東京出張に出かける(羽田空港の事故で+1泊;あまりのことにうろたえてクレジットカードを紛失する)。ドイツで会った方と東京で再会し、東京でようやく会えた方には6月にダブリンで再会した。秋から友人が国費留学するとか、ベボベ湯浅が脱退するとかいうニュースに驚く。学認の委員会で3/14~15に再び上京し、帰りに池袋で id:otani0083 と合流。数学専攻の院生に電子ブックなインタビューをした(認識どおり、気持ちいいくらい活用してくれてた)。月末には突貫の概算要求資料作成に追われる。別れの季節、で、NDL時代に仲良くしてくれたOさんが退職するという知らせ。部長(当時)には「思いっきりやりなさい」と言っていただいてひどく嬉しくなった。しかしこんなんでよくカレント-Eの原稿を書く余裕と時間があったなぁ……。PEN-Fと全自動エスプレッソマシンという今年の二大買い物をした。

DVDで見た『タイピスト!』がとてもかわいかった。


4月

当館に強力なバドミントンプレイヤー2名がjoinした。自分は半分係長みたいな立ち位置になり、アジャストしていくのに時間がかかった。特に、自分で仕切ることになるとは予想してなかった次期図書館システム調達の段取りんぐに苦しみ、過去のドッチファイルをなんどもなんどもめくってうがーわからんーなんでこーなってるんやーとなっていた。Webサービス改修のお披露目。リポジトリ10周年。フィッシングメール問題。導入説明書作成。某氏次男誕生。熊本地震。桃田・田児の事件。年度初めとは無関係なこともいろいろ発生し、順応していくだけで一ヶ月が終わったという記憶がある。そうそう、お誘いを受けて4月号から『情報管理』誌のモニターを始めた。

2月のライブで買ったクラムボンのアルバムから「結のうた」が染みまくってずっと聞いていた。帰りも遅いし、ソラリアにできた華味鳥の鶏そばはさすが水炊き屋だけあって困った旨さだし、で順調に体重増加。


5月

GWには原稿を2本書いてた。終わったらNIIオープンフォーラムのプレゼンを作って、次はOR2016のポスターに着手。という感じでどうにも逃避したくなってフィンエアーで夏休み旅行の計画を立てたりしていた。中旬、同僚3人とCIRCLE '16に参加。昼は真赤に日焼けし、夜はずぶぬれでMETAFIVEに揺れる(そしてめんどくさい酔っぱらいにからまれる)。健康診断に向けて冬の怠慢と春先のストレスで増加していた体重を削っていく。ドラマ『グッドパートナー』が気に入って毎週楽しみにしていた。

6月

OA方針実施要領の年度内策定を目指して、ひさびさの委員会事務がスタート。CRIS2016→OR2016と、国際会議を単独行ではしごする英国・アイルランド出張(6/7-18)。OR2016ではポスター発表をしたりパブやカフェでOpenAIREなひとたちと交流した。今回の旅を通して、ああ、これからこうやって生きていけばいいのかと自信がついたと思う。帰国するとすぐに #ORCIDKyushu2016 があり、次期図書館システムの仕様書案の作成で1週間ほどキリキリ頭を痛めたり(今年いちばん鎮痛剤を投与した時期)。月末は同僚とオザケン千秋楽@福岡サンパレスに行く。誰と人違いしたのか分からないがスタッフに「楽屋にご案内します」と声をかけられて、バカ正直に「ち、ちがいます」と答えてしまったのは若干後悔している。Brexitの衝撃。

7月

英国・アイルランド出張の報告書を作成。某ディスカバリーな資料を作ったり、どたばたとクラウドな検討をしたり。職場の草刈りで、例年よりも切れ味の鋭かった鎌によって左手人差し指を鮮やかにカットした。病院には行かなかったが、キズパワーパッド様のおかげで水回りの心配もせずにきれいに治った(跡は残ってる)。サンメディアセミナーで来福した id:otani0083 がうちに泊まっていった(ほんとに床で寝るんだから)。

LILI LIMITを聞きはじめる。「Girls like Chagall」に惚れ込み、いまでもいちばん好み。

8月

とにかく大学図書館職員短期研修の講義資料の作成で苦しんでいた。ちっとも自信が持てなくて、Kindle UnlimitedでランドリオールとかJドリームとかいろいろ読みふけって逃避する。ダブリンが舞台だと知って映画『シング・ストリート』を観に行き、サントラを買うくらいに気に入った。同じ監督の『once』や『はじまりのうた』も観る。リオオリンピックでタカマツが金。つちやが水まんじゅうを通販していることを知り、取り寄せて職場で分け合う。

ニノの「虹」。「何で言えないのかな? 好きだよ。一言よ?」

9月

とある打ち合わせである提案をしたところ拍手で迎えられる、という稀有な経験をした。短期研修の講義資料を提出してひとまず肩の荷が下りる。メタデータ合宿という名の東京出張(9/7〜9)。「離婚」メール。夏季休暇(バルト三国バス旅行)もあって出勤日が異様に少ない。サービス系のちびっこが退職してしまったのが寂しいかぎり。留学生ツアー終了後に「Facebook friendに」と言ってもらえたのがうれしい。『聲の形』が映画化され、和田萬吉と水まんじゅうくらいしか名物のなかったふるさとが瞬間最高視聴率的な注目を集めていた。

10月

新中央図書館プレオープン。図書館システム仕様書案説明会。短期研修@京大、反省しかない。申し訳ない。旭川で雪に触れる。初めての印鑑登録、初めての連帯保証人。スイーツランチビュッフェやら萩の月対決(萩の月、お月さま伝説、かすたどんという類似和菓子をブラインドテストする遊び)やら、同僚とふうわりと秋っぽいこともした。電通の事件に逆方向の影響を受けてひどくdepressedな状態になる。おもわず他人にすがってしまう、くらいには弱る。そんななか id:negadaikon が待望の処女作を上梓(ぱちぱち)し、一冊頂戴する。九龍城とTMNに動機づけられて香港に出かけた(10/28〜30)。尖沙咀のフェリー乗り場で売ってた15HKDの竹蔗茅根水が気に入り、3回くらいリピードする。ハイスミス!と原作にも目を通した『キャロル』をDVDでようやく観た。ルーニー・マーラの髪型とファッションがとにかくラブリーで、『ソーシャル・ネットワーク』のエリカであることをいまさら認識する。

<憧憬>の明治精神史 ―― 高山樗牛・姉崎嘲風の時代

<憧憬>の明治精神史 ―― 高山樗牛・姉崎嘲風の時代


11月

妹がiPSな会社に転職。業務では主に予算調整に気を揉んでいた。。メタデータ☆ナイト/図書館総合展出張(11/7-9)。その間、博多駅前に大穴が開き、トランプが勝利した。学内バドミントン大会では「YouTube見てきました」という天才肌の初心者とペアを組み、世の中運動神経なのか……と思い知らされる。でも集中的に狙われたら勝てんわね。プレッシャーのかかる状況でのサービスの成功率が自分の課題だった。2年越しのNDLサーチ連携が完了し、ほっとする。スネオヘアー、LILI LIMIT、ジャンスマ成人式、とライブ続き。Hさんが産休に入る(仲良くしてるひとがどんどんいなくなる)。関東で異例の雪(11/24)。逃げ恥、というか石田ゆり子。で、瓦そば。それはともかく野菜が高い。白菜が1/4カットで148円税抜きとか……。ファミマのカット野菜が案外リーズナブルだと気づいて重宝する。相変わらず減量を続けていて、4月から比べるとマイナス8kgくらいになる。身体が軽く、重心が胸らへんにあるような感覚。ひどく調子が良い。小顔になった、のか?

ジャンスマ成人式では「16歳」が聞けなかったけど、カップリングの「東京、さびしんぼ」があまりにジャンスマで震えた。

ずっと気になっていたAwesome City Clubも聞いてみたら案の定好みで、今のところいちばんノレるのは「ネオンチェイサー」(残念ながら動画はない)。


12月

短期研修@東大。京大のときよりはよい出来だった、かも。ついでにアーツ千代田3331で弟の展示を見てくる(ついに映像作品に手をだしたか……)。一般には批判される体型変化→妊娠という短絡的な連想がうまく機能することもあるのか……という事案が発生して大きなショックを受ける。OA方針実施要領がぶじに決定して、急ピッチでいろいろ動き出す。折々にお手紙をくださるおばさまからクリスマスカードが届く。あたたかく見守ってくださる文章に目を通しながら、いつも「祈る」ということについて考えてしまう(そして頭に浮かぶのはユリスモール・バイハン)。同期が還暦を迎える。ベルリンのクリスマスマーケットでテロ騒ぎ。そんなデンジャラスな街で、留学中の友人と年の瀬を過ごす。

「Oh baby 今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ」。七尾旅人のリリックもだけど、それをオリジナル以上に切なく歌い上げる青葉市子にあらためて恐れ入る。

ぼくりり。名前で敬遠していままで聞かずにいたことを後輩と後悔しあう。

Kaiser Wilhelm Memorial Churchのクリスマスマーケットにて。いつもすれちがうのは「Why」をめぐる物語だと思いながら、祈る。

今年買ってよかったもの(2016年)

毎年恒例の。今年は節目の年らしく大きめの買い替えが多かった一年だった。しかしエスプレッソマシンはほんとに買って良かった!

無印良品:ハードキャリー(85L、黒)

8年前に買ったキャリー(赤)はブリズベンで破壊してきたので、「今年は何度も海外に行くことになりそうだし」と正月のセールで買った。たしかデュッセルドルフだったか、同行者がRIMOWAですいすい歩いて行くのを横目に、この小さなキャスターはヨーロッパの石畳には向いてないことを痛感した。けどまあ軽いし、大きな不満はない。今回は部屋に出しておいても目立たない色にした。

無印良品:携帯用衣類クリーナー、携帯用洋服クリーナー

出張先でパンツに細かいゴミがついて微妙にテンションが下がり……ってときに大活躍。ブラシはポーチに突っ込んでる。「ころころ」のほうは潰れた楕円形もしくは長方形にしてくれたほうが携帯性が増すかな。

マリメッコ:Buddy(黒)

これも買い替え。リュックを2つ処分した。楽天で最安値を探したのに、9月にヘルシンキの空港のマリメッコのほうが安い(120ユーロ+10%ちょっとのtax refund)ことを知ってしまった。色はグレーと迷った結果、無難な黒に。

Iris Hantverk:ブラシ(グレー)

バイブルとなっている『「北欧、暮らしの道具店」の心地いいすっきり暮らし』をくりかえしくりかえし読んでるうちに欲しくなってきた。楽天カードを契約したポイントだけで買った記憶がある。(うちには掃除機というものはありません。)

EEL:サクラコート(青、M)

3月に出張で上京した折に、中目黒のEELで買った。青は派手かなあと悩みつつ、店員さんのことばを信じて思い切って買ってみたら、実際いろいろなものと相性が良かった。代わりにUnited Arrowsのベージュのステンカラーコートの出番がなくなってきたので売ろうかな……。

YAECA:コンフォートシャツ(白、M)

EELのついでに、YAECA APARTMENT STOREにも寄って。小さくクリーンな襟と白いスナップボタンが特徴で、シルエットはややゆるっとめ。お察しの通り、キナリノにずいぶん影響を受けている。

久光製薬:アレグラFX

EEL/YAECAを巡ったときにちょうど今年の花粉症が本格化し、目はしょぼしょぼ、鼻はぐずぐず、頭はがたがた、たまらずドラッグストアに駆け込んだ。テキトーに選んだわりに、効果が強いうえ、これまで飲んでた薬はなんだったんだと腹が立つくらいに眠くならない、ときた。その後もリピート。また3か月もしたらお世話になるのか……。

デロンギ:マグニフィカS

全自動エスプレッソマシン。カフェ・ジャポーネ機能があるいちばん安いモデル、というのが決め手だった。楽天のセールでいろんなものを駆使して、多くのポイントを獲得した。朝起きて3分(ボタン2回押すだけ)であつあつうまうまのコーヒーが飲める生活は本当にすばらしく、1日3〜4杯飲んでいる。本機購入以降、ペーパードリップという行為を一切してないことに、いま気づいた。福岡でカフェに行く機会もかなり減った。

ペーパーのときより深めのほうが良いだろうとあちこちの豆に手を出してみたものの、なんだかんだでスタバのエスプレッソローストがいちばん美味しく仕上がると感じている。3週間に1度くらいのペースでリピート。ちなみにこの豆、セントアンドリュースのマーケットストリートのスタバで4.5ポンドで売っていたのが未だに納得いってない。

Olympus:PEN-F(黒、レンズキット)

いいかげんコンパクトな旅カメラがほしい!と。こちらも楽天のセールでいろんなものを駆使して、多くのポイントを獲得した。併せて、手持ちのカメラやレンズを一部売却した。キットレンズの24mmという画角はときに扱いづらくもあり、ボディだけでも良かったかなぁ、とちょっとだけ思っている。なお、PEN-Fいいよーいいよーとささやきつづけて id:kzakza さんにも買わせることに成功した。キャンペーンすべりこみでもらったレリーズボタンの赤はダブリンで紛失した。

別途、安い予備バッテリーとUSB充電器も買った。1250mAhなので純正と容量はほぼ同じ(なのになんかはよなくなる印象)。

hacu:ソックス

靴下はレディスサイズのほうがぴったりであるということでサイズの合わない靴下を買い替えたときに知ったショップ。ふつーに、良い感じ。消耗品は安定して買えることがいちばん大事。
https://www.hacu.jp/

田中メカ『朝まで待てません!』

こんな歳になって『お迎えです』の映像化に立ち会うことになるとは……と驚愕した年だった(案の定、ドラマは微妙な出来だったけど)。でもって6巻まで発売されるという展開。田中メカは本作以降かなり離れてしまっていたんだけど、現在連載中の『朝まで待てません!』はこのもどかしくもストレートな感じが「俺たちはこういう田中メカが読みたかったんだ!!!」と叫びたくなるくらい大変結構です。2巻以降にも期待。

バドミントン漫画いくつか

バドミントンで日本選手がこんなに活躍する時代がくるなんて、というここ数年。スポーツとして注目されてきてるせいなのか、バドミントン漫画がいくつか連載中で嬉しいかぎり。アニメ化まで行ってほしい。(中国映画『全力スマッシュ』はひどかった。。)

片翼シャトル 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

片翼シャトル 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

MARGARET HOWELL:フェイバリットシャツ(白、S)

ここ数年バンドカラーやノーカラーのシャツが定番化していて、兼ねてからのファンとしてはとても喜ばしい。この、マーガレットお気に入りの“フェイバリット”シャツも、2008年に買った後にいつしかラインから消えてしまったので、ぼろぼろになってところどころちぎれてきたのをあて布をしてまで着ていたくらいなんだけど、こうして、2016FWにひさびさの復活を果たしてくれた。この喜びを3回くらい違う店員さんに語ってしまった。

COS青山店

いつだったか同僚の着ていたカットソーがすてきだった(彼女の身につけているものはさほど高くなくてもいつもいい感じなのである)ので尋ねてみたら、パリで買ってきたCOSというブランドのものだという。調べてみるとH&Mのハイブランドラインらしい。日本だと青山に店舗がある。ということでこれも出張の折に寄ってみた(最近は横浜にも店舗ができたし、香港でも見かけた)。テイストとしてはノームコアまっしぐらな感じで、さりとてシンプルすぎはせず、品を感じる。なによりサイズ設定が豊富なのが嬉しい。福岡にもできてほしいなぁ。

BOTANIST:トリートメント(モイスト)

モイストタイプの香り(アップル&ベリー)が好みだったので気になっていたが、高級なシャンプーは髪に合わないことが多いのでためらっていた、のを何かのきっかけで思い切って購入した。Amazonのレビューを見るとひどく合わない人もいるようだ。幸いにして自分は大丈夫だった。洗髪でちゃんとボリュームが抑えられるようになったのって、じつは初めての経験だったような。安心して後日シャンプーも購入。

珪藻土バスマット

以下の記事を見て、思わず買った。

ワイドハイター 衣料用漂白剤(粉末)

洗濯まわりのシステムを見直し、常用開始。液体タイプはそのへんのドラッグストアで買えるんだけど、評判のいい粉末タイプのほうはなぜか見当たらないという。。

ワイドハイター 衣料用漂白剤 粉末 本体 750g

ワイドハイター 衣料用漂白剤 粉末 本体 750g

UNIQLO:ウルトラライトダウンパーカー(ネイビー、M)

アウターは何を着ていったらいいんやー、と9月のバルト三国旅行の直前に慌てて買った。結果的にこれと半袖Tシャツで過ごすことが多く(始終走り回ってるからそこそこ暑い)、ちょうど良かった。6月のセントアンドリュース&ダブリンのときに買っておけば荷物をもっと減らせたのに……と後悔している。

UNIQLOルメールキャンバススリッポン(黒、26)

こんなに軽くて履きやすいうえ、スリッポンに似つかわしくないしゅっとしたスニーカーがたった2000円か、という衝撃。発売前からずっと楽しみにしていたし、購入後はまわりにも薦めまくった。ソールが柔らかめなのも楽。ストックのためにあと2足買ってある。

UNIQLO:ストレッチスキニーフィットテーパードカラージーンズ(28インチ)

安くて、シルエットがちょうどいい。最初は黒と千鳥格子のを買い、ゆるゆるになってきたのでサイズを落として紺を買い足した。プレゼンなどで人前に立つときはこれを。

UNIQLO:リブハイネックTシャツ(レディス)

セール価格990円で2枚(黒、マスタード)買った。サイズはXLでジャスト。上にシャツを羽織ってもいいし、ニットの下に着てもさまになる。優秀。でもノーカラーのシャツと合わせるときは、もうちょっとネックに高さがあってもいいかなと感じた。

JOIK:アロマキャンドルクレームブリュレ

エストニアのコスメブランド。タリンのTelliskiviという駅裏再開発おしゃれエリアのお店で見かけて、甘ったるい香りが気に入ったので買うことにした。現地では7ユーロくらいだったと思う。日本でも入手できなくはないようだけど、やっぱりちょっと高くつくよね。そのままでもほどよく香ってくれてるから、もったいなくてまだ点火してない。

iPad Pro 9.7インチ

検討に時間をかけただけあって、自分のライフスタイルにばしっとフィットしている。

ルベル:トリエエマルジョン8

青りんご。1プッシュ→全体的にのばす→もう1プッシュ→ポイントに。最近は短めなのでややハードめのワックスを使っているんだけど、ウイウイの7番よりはやわらかめか。しかしプッシュ式って使いやすいなあと感心してヘアカスタの10番も買ってみた。

ルベル トリエ エマルジョン8 120ml

ルベル トリエ エマルジョン8 120ml

デミ ウェーボ ジュカーラ ヘアカスタ 10 95g

デミ ウェーボ ジュカーラ ヘアカスタ 10 95g

ファミリーマート:8品目の野菜ミックスサラダ

カット野菜なんてとバカにしていたけど、今年後半の野菜高騰の世においては案外リーズナブルな存在であることに気づいた。最近の夕飯は、これ+茹でもやし(1袋)+ミックスビーンズ(100g)+豆腐(150g)+鶏肉という、もりもりサラダのみのことが多い。とても痩せる。
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2016/160425_01.pdf

カゴメトマトジュースプレミアム(720ml)

野菜高いなあ、これはまずいなあ、と心配になって買ってみた(低塩じゃなくふつーのを)。しぼったトマト汁、みたいなところがプレミアム。さらっと飲めて良い。

たまごパン

パルコで気軽に手にとってみたらなにこのしっとり。うますぎた。薩摩蒸氣屋の焼きドーナツも同様。

KLASSE14

腕時計、は自分ではここ15年くらい買った記憶がない。SKAGENのHAGEN RECTANGULAR、STOCKのS002R、LipのT18チャーチル、と他にも候補はあった。最終的にはピンクゴールドの控えめな輝きに惹かれて、KLASSE14ということに。36mmで2016FWカラー革バンドのモデルに、もともと欲しかった金属バンドもセットに。国内市販価格よりも安くなりそうだったので、不安定な日本語の公式サイトからTwitterで拡散されていた12%オフクーポンコードを使って購入した。若干心配していたが、6日後にEMSでちゃんと届いたよ。

来年の計画

福岡にあと何年いられるのか分からないけど、引き続き将来の移住に向けてくらしのコンパクト化を進めていきたいと思う。

  • Apple Cinema HD Display 23インチ(2005年購入)の処分
  • ダイニングテーブルの買い替え(サイズダウン)
  • 食器棚と本棚の買い替え(サイズダウン)

ダイニングテーブルについてはソファと組み合わせて使える60cm高のもの(あまりないけど)かローテーブルがいいかなあと思っている。

あとはNOKTON 25mm F0.95な……。

H28年度大学図書館職員短期研修(東京会場)

大学図書館職員短期研修の東京会場(NII)で講師をしてきた。

京都で失敗したという反省があったものの、スライドは、新しく出てきた情報を2, 3追加したくらいで、基本的に改訂してない。時間があったら軽くしゃべろうかなと思って最後にRichard Poynderネタを差し込んでみたけど、結局触れずじまいになった。受講生の配布資料とページ番号がずれるのを避けようとすると、なかなか途中でスライドを追加するというのが難しい。

前回とはちがって体調はよかったのでまあまあ普段通りといえば普段通りの調子。とはいえなぜだかエンドが12時だと勘違いしていて、いろいろ端折って15分早く終わらせてしまった。。そのぶん質疑応答の時間が充実したといえばいいのだろうけど。朝もスキニーを履く前にブーツを履こうとしていたくらいなのでやっぱりネジが一本飛んでたのかもしれない。

久しぶりにお会いした金藤さん@東大の司会っぷりがなんだか頼もしかった。



間違いなく、初日に講師をされた井上さん@関学の影響だろう、講義後に多くの方が名刺交換に並んでくださって、わたしの名刺なんてresearchmapを見ればもらう必要ないぞと内心照れたりしつつも、いろいろなお話ができてよかった。

講師の側からすると、準備段階からいったい何を話したものやらと不安を抱えつづけていて、実際に受講生のまえで話してみても届いてるのかどうかよう分からなくて、なんだなんだどうしたらいいんだ、というような情けなさなので、お世辞でも「あのくだりがよかったです」というような *具体的な* 感想をもらえるととてもほっとする、ものらしい。受講者アンケートでもフィードバックをいただいている可能性はあるけど、申し訳ないことに、新人のときベテランにフルスイングでぶっ叩かれたというトラウマがあるのであの手のものは怖くて見ることができない。

こんなのもあってか、全体的に、受講生のアクティビティが京都会場よりも高かったという印象を持った。ちょっといただけでテキトーなこと言うなと怒られてしまうかもしれないけど。そういえば講師でもやんないと、両会場の雰囲気を味わうことはできないんだなと気づく。



時間を置いて異なる場所で同じ話を2回重ねてみて、その間、図書館総合展に行って他の人の話を聞いたりもして、結局、いま自分が話したいのは「オープンアクセスはいろいろ」ってことに尽きるんだろうなと認識する。議論を不必要に単純化しすぎないこと。機関リポジトリの意義を盛りすぎないこと(覚悟のできてないことを中途半端な心意気だけで言わないこと)。研究者のよくある誤解を丁寧に解きほぐしていくこと。短絡的な批判にきちんと前向きに答えていくこと。こんなあたりまえのことが大切だよあと、学内でオープンアクセスに関する議論をしているときによく思う。そこで自分を支えてくれるのは確実な知識以外にありえなくて、それを身につけるためには日々勉強するしかない。(講義中でもぽろっと漏らしてしまったけど、日々の勉強が着実に実務の役に立ってしまうというのは、この領域のやりがいのひとつだと思っている。)

オープンアクセスの進め方、学術コミュニケーションのあり方、その多様さを多様なまままるごと引き受けて、それらのうまいポートフォリオを見出して、あの手この手で攻めていく(誰を?)しかない、そんなことでしかサステイナビリティというのは担保できないんだろう、単純化するほどに危うくなる、ああ、これがダイバーシティってやつか、などと最後は陳腐に落ちるんだけど、そんなことを思ったりした。といっても生のカオスは扱いづらいので、この多様さをなるべく整理してほどよいかたちで見せていくのが、私たち(誰?)の仕事だろうか。

そして、そういう意味でも自分の興味はジャーナルやリポジトリといったパーツではなくて、その上に広がるCRISという包括的なレイヤーにあるんだなと気づく。

……だったらさ、最初っからそういう構成でスライドを作りなはれ、あほたれ、と思うわけだけど、こちらもやっぱり走りながら成長している状態なので、なかなかそういうわけにもいかない。自分もこの4か月で成長できたね、よかったね、ちゃんちゃん、とまとめてしまいたい。ほんと、すみません。

京都・東京のどちらでも、最後の「出版を取り戻す」というフレーズは少なくない方の琴線に触れたらしく、いくつかの反応をいただいた。口だけじゃなくて、ここもしっかり掘り下げられるといいなぁ。



おひるは森嶋さんとらぼくんと3人でメンチカツカレーを食べにでかけた。らぼくんが「彼女なんていらない。むしろ学位がほしい」などと言ってて、さすがだな、若いっていいな、と感心したふりをしてみることにした。

帰りがけに寄った銀座のサロン・ド・アンジェリーナで食べたモンブランは、いや、ほんと、自分史上最強というくらいに美味かった。栗!栗!とみっちり食べたいという向きには物足りないかもしれないけど、中身のクリームは疲れた頭がくらくらしそうなくらいに濃厚だった。タイミング良く教えてくれた id:Ariyosi に感謝感謝。

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13031188/



短期研修は何年か同じ講師が継続的に担当することが多いけど、自分はちょうど1年後に図書館システムのサービスインを控えているので、引き受けてる余裕があるのかどうかよく分からない(ふつーに考えたらない。でもサービスインまでバタバタするような進め方をしない、というのが自分の目標ではある)。もし次もということになっても、おそらくスライドはイチから作り直すんだろう。そのときにはどんな語り口を持ち出してくるのか、自分でもちょっと楽しみだったりする。いつもの癖で客観的な話ばかりしなくちゃいけないとばかり思い込んでいたけど、もっと「自分」というか「私見」の色を強くしてもよかったのかもしれない。今回よりも話のレベルを下げたほうが受講生の平均理解度は上がるんだろうという体感はあるものの、実際に求められてるのはそんな表層的な生ぬるさではないのかもしれないとも思ったりする。このあたりの判断を研修企画者に丸投げできたらもうちょっと楽なんだけど。

まあ、自分、やっぱり講師なんて向いてないなあ、っていうのが改めての感想としてある。笑えるような話はできないし、わたしの声は聞いてると眠くなるやろしね……。


ともあれ、これで2016年の出張もぶじにおしまい。今年は営業日ベースで2か月以上が出張に当てられたというひどい1年だった。来年の出張は1/11からスタートで、2月にはたぶん初めてのアメリカへ。