解説記事「Plan S:原則と運用」を書きました

『情報の科学と技術』69巻2号(2019年2月)に「Plan S:原則と運用」という解説記事を書きました。同誌の2018年度連載企画「オープンサイエンスのいま」の(自分にとっては)4本目、ラストの回になります。

オープンサイエンスがテーマのくせに例によってpaywallの向こう側にあるのでリポジトリで公開しています。

Plan Sは2018年のオープンサイエンス界隈の最大のトピックだと思うのですが、待てど暮らせど誰もちゃんとした日本語解説を書いてくれない。じゃあ自分が書くか……。書いていいのか? どうせ誰か書いてる途中なんでしょ? いま(2018年12月初旬〆)取り上げるのは適切なんだろうか? 11月末にImplementation Guidanceが発表されて多少は反響が出てきてるからタイミングとしては悪くないのか。フィードバックの締切は2月頭だからまだまだ落ち着いてないけど。……自分のなかでGoを出せるようになるまでに40本近い文献を読み(この時点でどうにかしてこの投資を回収したいという気持ちになっている)、最終的には100本くらいは消化してまとめあげました。労作といえば労作。たかが5ページの原稿にそこまでするかという頭の悪さは否定できない(なお、依頼内容は2ページ。そのへんの無理を通してくれた編集部には感謝しています)。

最後のほうは力尽きて伏線を回収しきれてないところとかあったりしますが(冒頭で"彗星"というタームを使った理由とか)、踏み台としてお役立ていただければ幸いです。なお、最後の手直しが1月15日〆だったので、それ以降の動向はカバーできていません。1月末から2月頭にかけて各所からImplmentation Guidanceへのフィードバックが相次ぎましたが、それは次の課題ということで。

記事にもちらっと書いた通り、Plan Sという無理めな方針に対して、さまざまなステークホルダーからマジな意見が出ているのが、ほんとうに面白いのです。最終的にPlan Sがポシャってもぐにゃっとしてしまっても、このプロセスを刻んでおくこと(というよりも自分が消化すること)には意義があるだろう、今後に生きるだろう。というのが無理をしてもこのネタで書くことに決めた理由だったりします。オープンアクセスというアクセスの問題と、研究者の業績の評価という問題は不可分だと感じていて(不可分になってしまっていることが問題とも言える)、その意味でも改めて勉強になりました。

さて。「六本木の34階で働くデータライブラリアン」こと南山泰之さん(id:y_minami)にそそのかされてこの連載企画に乗りましたが、1年間しんどかった。ほんとしんどかった。理由はたぶん3つあって。「オープンサイエンス」というざっくりしたテーマ(そんなのいまの自分にとっては「なんか書いて」に等しい依頼)だけ与えられて具体的なネタは自分で考えろ、というのがまず辛い。いやもちろん多少は相談に乗ってくれたわけですが。別雑誌の編集に関わっている身からすれば、なんだその楽な丸投げ企画!と文句も言いたくなる。さらに、3ヶ月おきに締切がやってくるというインターバルの短さ、これも辛い。修正が終わって原稿がやっと出たー!と思ったら翌月初旬にはまた締切がやってくるので、すぐにネタを探し始めないといけないというプレッシャーにいつも押しつぶされていた。一方、この締切→刊行までの2ヶ月弱というインターバルの"長さ"は「いま」を切り取るには悠長すぎると感じたのも事実です。せっかく書いたのにどっかの誰かの原稿とネタがかぶるというリスクが少なくない。それだったら自分のブログで即publishしたほうがマシだよ、と思うことは多かった。というわけで、枯れぎみ or スレたネタを選択してばかりいました。最終回は思い切って王道に突っ込みましたが、世に出る瞬間までヒヤヒヤものでした。

佐藤翔くん(@min2fly)、池内有為さん(@oui_ui)のおふたりといっしょにお仕事ができたのは光栄で、とても嬉しいことでした。ありがとうございます。南山さんもいつもひとり孤独に原稿チェックされてておつかれさまでした。

好評につき(?)2019年度も連載は続いていくということですが、私はここでドロップアウトすることにしました。そのバトンを受け継いでくださるのは大先輩のOさんということで……恐縮至極であります。

# 今日は有休です。

2018年のふりかえり

2018年は月次ログをせっせとしたためてきたのに重ねてまとめるのかっていうのはあるけれど、10大ニュース的に整理するくらいのことはしておこうと思い。

1. 正月に珍しく帰省→39度の高熱で寝込む→帰福後もヘルペスができて、とスタートからつまづいた。年末の図書館システムリプレイスの疲れがどっと出たんだろうということにしておく。ときどき体調を崩して潰れつつも病気らしい病気は他にはなかったっけ……ヘルペスは12月にもできた。

2. 年頭所感には「アウトプットよりもインプット、集中よりも拡散、決断よりも迷い、というのが2018年の大方針」とあるけど(まったく頭から抜けていた)、結果的にはたいがい逆方向に振っていった(あるいは振ることを強いられた)ような気が。執筆とか必要に迫られたときくらいしか集中的なインプットができなかったなあ。。夏のクソ暑さのせいもあったか。

3. 災害・事件の多い年だった。蔵書盗難事件、大阪地震、九州豪雨・台風(週に2度も帰宅指示が出るというレアさ)、関空沈没、北海道地震、爆発→焼死体事件、イノシシバイク事件。個人的に最もショックだったのは小室哲哉引退。。

4. 仕事面では、図書館システムリプレイス残務、CRIS-IR連携、OA方針説明会、IIIF対応、Crossref DOI登録、移転作業大詰め、デジタルアーカイブ二次利用オープン化、と、総仕上げのノリで悔いがないようにやるべきことを着実に潰していけた。2018年の成果を何かひとつ挙げろと言われたらやっぱりオープン化になるのかなあ。案外トントンと進んで、こういった話がすんなり受け入れられる時機になったんだということを嬉しく思ったりする。8月末には事務室が伊都図書館(現・理系図書館)に移転して、新環境での生活が始まった(びくびくしてたわりにすぐに慣れた)。10月1日には待望の新中央図書館オープン。同日付けで事務組織の再編があり、自分もちょびっと異動した。それからの3か月は、課長を含めて新しいメンバーをサポートしながら新体制の足固めに尽力した。一方で、オープンデータWGとかヘビーな仕事も始まっている。出張は、海外なし(1月の香港と5月のドイツが不本意ながらぽしゃったので)、国内8回(NII x 5、NDL関西館、神戸大学図書館総合展)。

5. 次期JAIRO Cloud開発共同タスクフォース、OA方針説明会、図書館総合展フォーラムの準備 etc.を通して、機関リポジトリによるグリーンオープンアクセスの役割及び意義というヘビーなテーマに真っ向から向き合わされる時間が長かった。ときには光が見えなくて、あるいは目にした光が幻にすぎないんじゃないかと自信が持てなくて、たいがい鬱々としていた。自分のなかでの一応の答えは固まりつつある。年末にPlan S関連文献を80本近く読んだのもためになったか。しかし、研究評価という聖域には踏み込まないというピュアさを保ったままでどこまで行けるというのか?(というところで、リポジトリ担当から異動したわけですが)

6. カウントしてみるとなんだかんだで月1本のペースでなんらかのアウトプットをしていた。『情報の科学と技術』の連載では3か月インターバルで毎度ネタ探しに苦しみ、図書館総合展フォーラムではなんとか前向きな話になるように自分を追い込みすぎてツラかったツラかった。それに比べればやったことの事例報告なんてのびのび書けて話せてまったく楽なもんさ……。

  • Strategy and Actions towards Open Science in Kyushu University Library. Kyushu University Library (ALIRG2018 Workshop Poster Session、2018/12/15-16)
  • Access Broker”と呼ばれても (情報の科学と技術 68(11) 566-568 2018年11月)
  • サイエンスのために大学図書館とオープン○△□ができること (第20回図書館総合展フォーラム「オープン・サイエンスのミライ」 2018年10月30日)
  • 九大コレクションにおけるJPCOARスキーマ導入事例 (2018年度JPCOARスキーマ説明会(西会場) 2018年9月6日 ※Web参加)
  • 九大コレクションにおけるJPCOARスキーマ導入事例 (2018年度JPCOARスキーマ説明会(東会場) 2018年8月6日)
  • 異版にまつわるエトセトラ (情報の科学と技術 68(8) 412-414 2018年8月)
  • 九州大学教員活動進捗・報告システム(Q-RADeRS)と九州大学学術情報リポジトリ(QIR)の連携 (九州大学附属図書館研究開発室年報 2017/2018 26-30 2018年7月)
  • 九州大学附属図書館Webサービスのリニューアル(2017年度) (九州大学附属図書館研究開発室年報 2017/2018 18-25 2018年7月)
  • 「次世代リポジトリ」のヴィジョン (情報の科学と技術 68(5) 258-259 2018年5月)
  • 次期JAIRO Cloud開発共同タスクフォース報告~次世代リポジトリの機能に関する提案~ (2018年4月)
  • 図書館員の本棚 : はじめての電子ジャーナル管理 (図書館雑誌 112(1) 56 2018年1月)
  • JPCOARスキーマの策定:日本の学術成果の円滑な国際的流通を目指して (情報管理 60(10) 719-729 2018年1月)

7. なんかうんざりしてきてFacebookを見なくなった(Messengerは使っている)。GDPRのせいではない。代わりにTwitterをときどき見るようになった。そして開くとたいてい @negadaikon 先生(そう、文字通り先生になったんだった)がいらっしゃった。いちばん使ってるのはInstagramかな。そんなわけで学外対人関係クローズ気味だったけど、10月の神戸大学出張でキラキラした若者を見て元気をもらったりした。

8. 数年ぶりに黒髪に戻した(4月)。歳食ったせいか髪がやわらかくなってくせ毛が扱いやすくなってきていてありがたいが、ちょっと長くなるとパッとしない感じになるのも事実。前髪は眉ちょい上くらいでカリメロっぽく切りそろえるのがいいかんじっぽい。

9. プライベートはとにかくバイクバイクバイクだった。自動車学校(4-5月に普通二輪免許、12月に大型二輪免許)に通った。卒検合格した足でHonda CB250Rを新車一括キャッシュでぼーんと成約しにいった。マンションが駐車禁止だということを知り、近所のガレージを契約した。バイク用品(ヘルメット、スマホホルダー、プロテクター付きスリーシーズンジャケット、グローブ、ネックウォーマーなど)にお金を使ったが、秋以降はバイク用ジャケットばかり着ていたため服を買う機会が自然と減っていったのでバランス(?)は取れてるか。とはいえかれこれ100万近く使ったよねえ。。でも14歳のころからの夢だったんだ!(遅

10. あ、でもgym masterのリバーシブルのボアジャケットは評判がよかった(べたべた撫でられた)。暖冬ぎみなこともありバイクにさえ乗らなければこのアウターで十分。しかし2018年はどいつもこいつもボアボアしてましたね。。
https://store.gymmaster.jp/item/22351386.html

11. 旅行は近場ばっかり。ポルトガルと天草(熊本)には行けず。留学中の友人に会いにロンドンまで行くこともせず。石垣島の名蔵アンパルで沈みゆく夕日を見ながらカヌーでマングローブ探検したのは楽しかったなあ。台湾には日月潭阿里山など未踏エリアを残してるけど、台中は再訪したいくらい気に入った。

  • 海外:台北(1月、3泊4日)、台中・北投(GW、3泊4日)、ソウル(6月、2泊3日)、台湾一周(12月、4泊5日)
  • 国内:周南(3月)、京都(6月)、石垣島竹富島(7月、夏休み)、長崎(8月)、平戸(8月、ツーリング)、尾道(10月)、周南・萩(12月)

12. ライブは7回と少なめ(まさかの周南2回)。hydeの福岡公演は落選したし、スネオヘアーはタイミングが合わなかったし。青葉市子@京都府立図書館が取れなかったのは相当に悔しい。バイクのせいもあって音楽視聴時間が減った。2018年のベスト盤はPlastic Girl in Closet『LESSON 1』とMariana in our Heads『Anemone / Yarn』だなあ。

13. バイク関連以外ではたいした出費をしていない、はず。AIR MAX 270(セピアストーン)、マツキヨのヘアオイル(アルジェランオーガニックゴールデンホホバ)、プッシュアップバー、は買ってよかったと言える。Nintendo Switch、4Kモニタ、望遠レンズ(パナ100-300mm F4-5.6 II or パナ45-200mm F4-5.6)、ノイズキャンセリングヘッドフォン(むしろIPX7防水の完全ワイヤレスイヤフォンが気になってきた)はあたりは狙いつつも手を出さなかった。パナライカ12-60mm F2.8-4.0(落下)とApple Smart Keyboard(自然)が壊れた。e.m.のパールピアス(ブラック中、ホワイト小)を紛失した。

14. 相変わらず本業関係の本はまったくと言っていいほど読んでない(自分のテーマが日本語で書籍化されることなんてないからだが)。『バルカンの花、コーカサスの虹』『珍夜特急』『レンタルバイクで台湾一周ツーリング』『十五の夏』といった紀行文を手に取ることが多かった。旅欲求不満なのが分かりやすい。知的欲求を刺激したのは『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』『ふしぎな国道』『道路の日本史 古代駅路から高速道路へ』あたりかな。マンガだと『MFゴースト』が始まったり『あ〜る』の10巻が出たり『海街diary』が完結したり『ボールルームへようこそ』が進まなかったり……。

月次ログ

201812

ぶじ、月次ログを1年間続けられた。

仕事

昨年の図書館システムリプレイスからまる1年!(早かった

Google Analyticsで(今更ながら)マイレポートを作成して、メールで定期送信するように設定したものの、メールが一向に届かない。同じ穴にハマっているひとが多いようだが。。

職場忘年会@稚加栄。ビンゴとか、何年ぶり。

「情報の科学と技術」連載原稿、ラスト。いつもながら数週間前から憂鬱になり、苦しむ(普段の勉強が浅いからなんだけど)。ネタの指定のない原稿依頼なんてもう絶対受けないぞ、と誓う。1週間くらいぶつぶつと英文を読み耽った結果、このタイミングで記事として成立するだろう、と確信が持てたので、Plan Sを取り上げることにする。2ページ指定の原稿に70本も英語記事読むのって非効率すぎると我ながら思うんだけど(まあ、2ページに収まらないからいいか ←いいのか?)。

元気な若者を集めてディスカバリーサービス用のチームを組織した。キックオフのためのインプットということで、まずは私から2時間ほどレクチャーを行う。

国際シンポジウム+ALIRG 2018 Workshopでポスター発表。といっても自分はポスター作成の1/4をやっただけで、オーラル(minute madness)にも登壇せず。後輩新人男子の発表がかっこよすぎて、惚れ惚れした。正直、発表者のなかで一番うまかったと思う。杉本先生@つくばの司会もリズムがあって好き。ALIRGのほうは主に大学院生のための国際会議という感じで、留学生の多さ(日本人学生の少なさというべきか)が印象に残った。しかし相変わらずの自分の図書館情報学"教育"への興味のなさを感じる。ざうお本店での懇親会は、飲み放題にホットコーヒーがあって◎。もう、乾杯の瞬間からコーヒーを飲んでいたい。

オープンデータWG #2。

司書課程講義(情報資源組織論)で課長が授業を。年明けは自分の番がまわってくるが、まだなにも準備してない。

課内Slackを実験中。

生活

12月前半のエフォートは自動車学校(大型二輪免許)と原稿執筆でほぼ充填。。

4-5月の普通二輪免許取得に続き、大型二輪免許取得にチャレンジ。12/1入校式→12/7第1段階(実技5コマ)終了→12/13第2段階(実技7コマ、学科1コマ)終了→12/14卒業検定合格!  2週間でトントンと卒業できたけど、第1段階ではスラロームにちょっと悩んだし、卒検ではミスも多かったし、出来の良い生徒ではなかったよね、というもやもやが残る。

ヘルメットでぐちゃぐちゃになるのはそもそも髪型がよくないんだ、ということで、ふだんよりちょっと短めにカットしてもらう。前髪を眉ラインに揃える(くせ毛なのでちょっと上がる)。セットしやすいし、多少ぐちゃぐちゃがマシになったし、いいかも。まあ、カリメロみたいなんだけど。

アニメBANANA FISH完結。最終話はやや長尺だったけど、よく24話で終わらせたなあ……お見事。OP/EDテーマもマッチしていて好きだった。ラスト近く、英二がアッシュに「君は…それでいいの?」(「BANANA FISH」コミックス19巻、p.16)と問いかけるくだりは、「ユリスモール それではきみは―― 誰も愛していないの でもそれで生きていけるの? これからもずっと…?」(「トーマの心臓」文庫版、p.410)というシーンをどうしても思い出してしまう。愛だなあ。

旅行

12/20-25、台湾一周旅行。フライトが1.8万、宿が4泊で0.8万、最終日の高鉄以外はひたすら区間車 or 自強号自由席(高鉄もクーポンやらで30%オフ)、という安旅行。そう充実しているわけではない鉄道ダイヤが悩ましかったが、ざざ降りの花蓮以外では天候に恵まれたのがありがたかった。クリスマスというタイミングながら、高雄では28度まで上がったし、だいたいは半袖Tシャツ+薄手パーカーという格好でちょうど良かった(ときどきウルトラライトダウンパーカー)。

  • Day 1:桃園空港→台北→平渓線→ 礁渓(足湯);宜蘭泊
  • Day 2:宜蘭、羅東;宜蘭泊
  • Day 3:宜蘭→花蓮→池上(弁当)→台東;台東泊
  • Day 4:台東→高雄;高雄泊
  • Day 5:高雄→高鉄桃園→桃園空港

今回は基隆、太魯閣(花蓮)、墾丁(台湾最南端)をすっ飛ばしたし、西側でも日月潭阿里山(森林鉄道)、新竹(今知ったけど、埴谷雄高は新竹生まれらしい)など行きたいところはまだまだある。

そうそう、今回は事前に「常客証」を申請しておいたので(過去1年以内に3回以上入国すると発行できる)、行きも帰りもイミグレが瞬殺だった。この速さを味わってしまうともうあの行列には並べない……。そういえば福岡空港でも顔認証ゲートを体験したけど、こちらはそんなに時間的に優位になるってわけでもなさそうな。

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12/29-31、今度は周南・萩旅行。まずは、LILI LIMITラストライブ@周南Rising Hall。翌日、在来線で新山口へ、そこからスーパーはぎ号(1,550円)で萩へ。ド年末だったけど、博物館や萩・明倫学舎は開館してくれてた。帰りは在来線に5時間揺られ、帰宅したのは大晦日の22時過ぎ。

https://www.instagram.com/p/Br9b3xYhoYo/

旅続きで疲れぎみなので三が日はのんびりする。。

読書

極夜行 (文春e-book)

極夜行 (文春e-book)

購入したのは4月……。読み終えてから今年の本屋大賞(ノンフィクション部門)に選ばれたことを知った。

およそ未踏の地というものが残されてないような現代における、脱システムとしての探検。闇へ。「月に支配された極夜世界は一日は二十四時間ではなく二十五時間で運行されている。」「極夜の闇の中で私は己を捨て、星だけを信じなければならない状況になっていた。もしかしたら私はこのとき信仰というものの原初的形態を経験していたのかもしれない。」「闇によって視覚情報が奪われることで、己の存在基盤が揺るがされる感じ。(中略)ここにこそ極夜世界の本質はあるのかもしれない。」「私はこの極夜世界を初めて恐ろしいと感じていた。寒さや空腹ではなく、暗さそれ自体が恐ろしいのだ。」「そうだ。月明かりが照らす世界など所詮はすべてが虚構なのだ。(中略)月のやり口はまるで夜の店の女と同じだった。」

いちばん記憶に残っているのは犬が人糞を食うというくだり……。

角幡さんの積読を続けて。こちらも「よく生きて帰ってこれたなぁ」という不思議な読後感が残る。

そんな危険な冒険にどうして出かけるのか。「リスクがあるからこそ、冒険という行為の中には、生きている意味を感じさせてくれる瞬間が存在している。あらゆる人間にとっての最大の関心事は、自分は何のために生きているのか、いい人生とは何かという点に収斂される。いい人生とは何だろう。(中略)死が人間にとって最大のリスクなのは、そうした人生のすべてを奪ってしまうからだ。その死のリスクを覚悟してわざわざ危険な行為をしている冒険者は、命がすり切れそうなその瞬間の中にこそ生きることの象徴的な意味があることを嗅ぎ取っている。冒険とは生きることの全人類的な意味を説明しうる、極限的に単純化された図式なのではないだろうか。」

「ちゃんと生きているか?」っていうことなんだろう。

アジアのなかの博多湾と箱崎 (アジア遊学 224)

アジアのなかの博多湾と箱崎 (アジア遊学 224)

九州大学のキャンパスがあった(今もごく一部の部局は残っているのだが……)箱崎をテーマにした本。二次利用をオープン化したうちの「蒙古襲来絵詞」画像をさっそく使ってくださった本でもある。考古学にはあんまり興味がないので(すみません;_; でも「一帯の基盤となる層は砂丘」「現在、箱崎の街を歩いても、このことを感じることはほとんどないのではないか」(p.11)は認識を改めさせられた)、近現代の章からいくつかの論考を読む。

九州大学新聞の広告欄とか、自分がデジタル化公開に携わった資料が使われていたりして嬉しくなる。

伊東・シェパードで紹介されていた「池田学校」という箱崎の下宿の話が面白かった。

ただし、どんな学生でも受け入れたわけではなく、たとえば法文学部生は入居を拒否された。生活のリズムが一定で毎日昼の間研究室に拘束される理系学生が受け入れやすかったのに対し、授業時間が曜日によって異なる傾向にあり、講義がない日は下宿にいて、仲間を呼んで麻雀などに明け暮れがちな文系学生を、ツチエ氏が嫌がったからだという。なお、戦前戦後を通じ、箱崎界隈の下宿屋や間貸しの間では法文学生は不評だった。」(p.200)

「無限」に魅入られた天才数学者たち (ハヤカワ文庫NF)

「無限」に魅入られた天才数学者たち (ハヤカワ文庫NF)

いつかのセールで購入からの積読数学基礎論のことはときどき想いを馳せているような気がするけど、本を読むのはかなり久々。神学のくだりで学部生のころに読んだ野矢茂樹『無限論の教室』を思い出した。苦しんで苦しんで苦しんだカントールのエピソードに惹かれ、じっくり読んだ。しかしカントールクロネッカーがそんなに険悪ムードだったとは。

訳者あとがきの「そして、この意味における数学の「虚構性」が誰の目にも明らかになったとき、「物理的世界において、数学はなぜこれほどまでに有効なのか?」というユージン・ウィグナーの問いかけは、ますます深い謎となってわれわれを魅了することだろう。」というくだりが良い。世間で「○○学は役に立つのか?」という不毛な話題が持ち上がるたびにいつも頭に浮かぶのは、このこと。別にそんなつもりでやってんじゃないんだけどなんか役に立ちすぎちゃってマジびびるわ、というのが数学関係者のスタンスだろうと思う。

図書室ミステリとかいうから新刊をさくっと買ってしまう。NDCとか小道具を持ち出しても結局米澤穂信節になるのが面白かった。「図書館の自由に関する宣言」が出てきたときはやや辟易したけど、「どんな立派なお題目でも、いつか守れなくなるんだ。だったら、守れるうちは守りたいじゃないですか。」という付き合い方は悪くないな、と感心した。

3月に出張で行くことになった(初の中東圏)けど、ドバイのこともUAEのことも何も知らない。「ワイルド・スピードSKY MISSION」で空を飛んだのはアブダビだったか。この本はとても読みやすくて、アブダビ/ドバイを中心としたUAEの概要がざっと頭に入った。住所がない、っていうのはマジなのか。

白バイガール (実業之日本社文庫)

白バイガール (実業之日本社文庫)

Kindleセールで、バイク好きなら楽しめるというレビューを信じて。「異性に言い寄られるなんて、考えてみれば久しぶりのことだ。私も捨てたもんじゃないんだなと、表情が緩んでしまう。だが別れ際にエンストするという失態を思い出し、顔が火照った。」がかわいい。

プラネタリウムの外側 (ハヤカワ文庫JA)

プラネタリウムの外側 (ハヤカワ文庫JA)

北海道大学を舞台にしたSF。微妙に図書館風味。

「「ねっ、図書館って、プラネタリウムに似ているでしょ?」彼女が、書架を見上げながら言う。「ここからは見分けもつかないくらいの背表紙のひとつひとつの中に、物語が詰まっているんですよ。かすかにしか見えない星のひとつずつに、何万年もの歴史があるように」と、まったく別の文脈で出てきた「それは、現実の星空だって同じだよ。わたしたちは、本当は何千光年も離れている星をひとまとめにして、夏の大三角形とかカシオペア座とかってなまえをつけているんだもん。その星は、もう光を放っていないのかもしれないのにね」をまとめて読むと味わい深い。

しかしとにかく電子ジャーナルのくだりが気になって仕方ない。「専攻の通信工学では、電子ジャーナルへの論文掲載料にも四苦八苦しているのに、逆に展示料をもらえるというのがもどかしい(修士課程に進学するまで知らなかったが、電子ジャーナルに論文を掲載しても、執筆者は、原稿料をもらえるどころか、自費でネイティブ・チェックをしたうえに、掲載料を支払わなければならない。そして、論文を定期的に掲載してインパクト・ファクターを稼がなければ、研究者として振り落とされていく)。」「加えて、南雲は電子ジャーナルのアカウントを彼女に貸しているので、女子大よりも、北大の方が国内外の論文をより多く検索、引用できる。」「電子ジャーナルのアカウントを貸してもらえたのは、かなりラッキーでした」 掲載料っていうのはAPCのことなんだろうか。だとすれば、APCが登場するフィクションって初めて読んだな。

買い物

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化粧水を無印の敏感肌用・高保湿タイプからスイッチ。安い。

はるオンパックス 貼るカイロ 60個入 箱

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安い、のに、朝貼ったのが夜にもまだ熱いくらいで。バイクのときに貼っておくと安心。


ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ(3990円、ネイビー、30インチ)。ワンウォッシュくらいの細すぎないデニムがほしかった。試着してみたら29インチ(73cm)でジャストだったけど、あえてワンサイズ上げておく。アンクル丈にカット。


無印の綿であったかVネック八分袖Tシャツ(黒XL、レディス)。Uniqloヒートテックよりは肌触りがいいか。サイズはLでも良かったかもなあ、ちょっと肩が開きすぎか。


ローソンのあんこクロワッサンとカスタードクロワッサンがどちらもうまいので、しばらく食べ続ける。


バイク指先凍る問題を解決するため、ヒートテックニットグローブMサイズ+ヒートテックライナーファンクショングローブLサイズ。ちょうどセールだったので500円くらい安く買えた。さすがに暖かいが、2枚重ねにしたぶん若干指が動かしづらいので慣れるまではクラッチ操作に注意しないと。


スネオヘアー、ライブアルバムとか初めてじゃないか!! 謎のタワレコ限定。DVD付き。即注文。


落雁」という名の香水。周南市徳山駅前図書館(の蔦屋書店)で購入。旧名が「和三盆」であることからもわかるように、自分好みの甘ったるい香り。

201811

仕事

『情報の科学と技術』連載3本目がリリースされた。相変わらずJ-STAGEではオープンアクセスではないので、うちとこのリポジトリにセルフアーカイブ。単なるツール紹介に終わりそうでいまいちだなあと悩んでいたが、執筆中偶然見かけたRA21のニュース(プロキシとSAMLの戦いというか)を絡めることでピリッとしてくれた。ラッキー。これでようやく記事全体の方向性に自信を持てた。UnpaywallとKopernioは有名だけどAnywhere AccessとUniversal CASAの技術的な紹介は日本語圏では他に見かけたことがないので、慎重にリサーチを重ねた。なお、タイトルは id:otani0083 によるもの。

先月の国立大学図書館協会シンポジウムをきっかけに、デジタルアーカイブ実務担当者Slackなるものが生まれる。

イノシシバイク事件。お大事に……。

来客が多い(Markさん@CHOR、依田さん@NDL、神戸大の若者、同志社大学Webサービス研修@名大でいっしょだった方))。しかし、依田さんがお土産に買ってきてくれた柿ケーキは実にうまかった!

HONDA本郷社長講演会。就職活動を控えた学生さん向けのイベントだけど、勤め人のほうがぐっと来ること間違いなしって感じの内容だった。「Go, Vantage Point」というメッセージが響く。そうなんだよなあ、見晴らしの良い場所へ行きたいだけ、そこにしかない景色を眺めてみたいだけなんだよなあ、と改めて思う。でもってそこに行くために必要なのは「力」なんだ。講演会の前に屋外で二輪やら四輪やらの展示会もあって、賑わっていた。

https://www.instagram.com/p/Bpy4lyqlaxq/

EBSCO Discovery Serviceユーザーミーティング@西南学院大学ディスカバリーサービスについてわーわー言い合う場って、減ってしまってたんだなあ。久々感があって楽しかった。

坂東・大谷論文が朝日新聞の1面を飾る! 坂東さんは名前が出ずに残念でした……。今年1月の香港出張に私が行けない→代わりに坂東さんが行く→ふたりが仲良くなって共著論文、という流れなのですべて私のおかげとも言える(泣

DrupalのCalendarモジュールを使って、コンテンツタイプの設計、ビューの設計、カスタマイズ、とイチから作った。ちょっと苦労したけど、すごく勉強になったし、Drupalの(というかViewsモジュールの)強力さを改めて感じた。Calendarモジュールにしょーもないバグがあったのに気づいたけど、アップデート時の継続性を考えてローカルのハックは遠慮しておいた。

NDLサーチ連携の再開に向けて、JPCOARスキーマ+α→DC-NDLへのマッピングを考える。いつのまにかIIIFマニフェストURLの入れ先が指定されていた(rdfs:seeAlso)。
http://iss.ndl.go.jp/information/wp-content/uploads/2018/06/dcndl_rdf_format_ver.1.5_20180628.pdf

研修依頼をひとつお断りする。申し訳ないですが、ちょっと余裕ないです。。

生活

眩暈SIREN@九州キリスト教会館。会場柄、アコースティックなのは当然として、4割くらい?はトークショーだった。こんなに喋るひとたちだったんだ……vo京寺さんは顔見せなかったけど。しかしウエノルカがlife finds awayを一番好きな曲に挙げてくれた(しかも演ってくれた)のが嬉しい。

https://www.instagram.com/p/BprFewAlm64/

ガレージのドアでバイクのマフラーというかサイレンサーを少しこする。外傷らしい外傷はこれが初めて……。

福岡5年目にして初めて博多旧市街ライトアップウォークに行く。京都のイベントと比べちゃうとどうしてもね……。

https://www.instagram.com/p/BpwNiMwlQQA/

修理に出したパナライカのことは忘れることにする。1年間ありがとう。

ミラノショーでCB650R発表。4本のエキパイが流れるように並ぶさまがセクシーすぎる。ほしい。大型免許取得欲がにわかに湧き上がる。XSR700スクランブラーのアップマフラーにもしびれた。

呉服町のジャパンビーフセンター(JaBC、と勝手に呼ぶことにする)。うまかった……。宴会とか全部焼き肉食べ放題でいい。

大学のバドミントン大会。個人戦B級は今年で再雇用定年の方と組んで、どちらも2点差という接戦のすえ2敗であっさり終わり。団体戦は図書館Bチームで3位。上司(課長)と組んで芸工チーム最強ペアを倒したのがハイライト。最高に気持ちよかった。

https://www.instagram.com/p/Bp_cMiNFJ5V/

市長選、投票率低すぎる問題。

Amazonプライムで『チェイス』再開。もう続きを観るのは無理だと思ってた。

休日、バイクでふらりと太宰府へ。天満宮はスルーして、竈門神社(ライトアップしててカップルだらけだった;まあ、縁結びの神社だしな)やその先の山中(六所宝塔跡。比叡山を中心に日本各地に六ケ所あるらしい)まで。帰りは渋滞x雨、しかも無駄に遠回りしてしまい疲弊した。

https://www.instagram.com/p/BqjlTXgFsPe/

マークイズ福岡ももちオープン。「パンの田島」が嬉しい。食材系も充実していて、スーパーで400g/500円の冷凍鴨肉に踊り喜ぶ。しかしようやくZepp Fukuokaが復活する(12/7に)。

右口元にヘルペスが。年に1回くらいできるんだけど、今回は唇だけじゃなくて、唇右端1cmのところにもできたのが珍しい(というか初めて)。皮膚科に行ったら触診もされずに抗ウイルス剤(こっちがメイン)とワセリンをもらった。

バイク3,000km突破。もう半年かあ。来月は6か月点検だ。

11月中ならディスカウントということで、Flickr Proへのアップグレードを検討した。でもGoogleフォトに移行すればいいや、と見送ることにした。さよならFlickr。ありがとうFlickr

大型二輪免許取得のため、6か月ぶりに再び自動車学校に通うことに。卒業生割引やら教科書持ってるよ割引やらで17,000万円浮いた。キリ良く、12/1に入校式。いま、自分のバイクならなんなくできる(だろう、さすがに)ことが、大型ですいすいできるのか。やや、不安。

読書

なにか書きものの宿題があるときは、現実逃避もあって無性に読みたくなる。

サイレンズ・イン・ザ・ストリート (ハヤカワ・ミステリ文庫)

サイレンズ・イン・ザ・ストリート (ハヤカワ・ミステリ文庫)

北部アイルランドものミステリ。前作「コールド・コールド・グラウンド」が面白かったので期待していたんだけど、少し落ちるか。あのデロリアン(自動車メーカー)が登場して、ベルファスト郊外に工場があったことを知る。なお、発売日が紙とかなりのタイムラグがあったのを恨んでいる。

チェイスを見たついでに、職場で借りて読んだ。

職場で借りた。著者は修猷館出身だった。第6章「世界の役人たち」で紹介されていた各国の国家公務員の人事制度のくだりが興味深かった。

  • 「米国の公務員制度の大きな特色はそれが二重構造になっているということである。(中略)この「高級官僚」クラスの者は、原則として、政権が交代すると(厳密に言えば、大統領が民主党から共和党に代わるというふうに政権政党が交代すると)、それにあわせて交代する。」
  • 「英国における人事のローテーションの実態はわが国のそれに似ている。通常2、3年ごとにそのポストを変わり、その異動先も同じ省内のさまざまな局にわたるようである。」
  • 「(筆者注:フランスの)公務員の人事のローテーションは2年程度と比較的短いようであるが、にもかかわらずその所掌分野については専門家であることが多い。これは、その人事異動先が、仕事の上で相互に関連深いものであることにもよるのであろう。」
  • 「この国の(筆者注:ドイツの)公務員制度の特色の1つは、同一人物が長くそのポストにあることである。(中略)このため、公務員は、自らの担当する事柄については実に細かいことまでよく知っている。(中略)仕事の分業体制がはっきりしているのもこの国の公務員制度の特色である。」

なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか

なぜアマゾンは「今日中」にモノが届くのか

職場で借りた。主に物流の話。印象的だったのは:

  • サプライチェーン上で他社とのシステム連携(Electronic Data Interchange)を徹底的にやっている。部分的に電話やFAXでの連携が入ると効率が落ちる。(p.79-82)
  • 当たり前だけど、「自前でシステム開発を行う強み」(p.82-83)
  • Amazonを支える「ロジカル経営」の3本柱は、KPI(KPIによる定量経営判断)、オペレーション(徹底した日々の業務改善)、システム(自動化できる業務はシステム化)。この3つすべてをガチでやっていること。そのガチさ。特にKPIのレビュー。目標値を達成できたらそれで良しではなくて、なぜ達成できたのかを理解することが重要。「数字というのはコントロールするものだから、目標を達成しようがしまいが、理由を全て理解しておかないと何の意味もないんだよ」(p.152)
  • 社内Wikiというナレッジベース(p.160-161)

ということで、技術力+徹底。

買い物

ナチュラルアクアジェル Cure 250g

ナチュラルアクアジェル Cure 250g

どっかのブログ記事で読んで良さげだったのでピーリングジェルを買ってみた。まだそんなに使ってない。


バイクに乗っていると寒いのは指先と足。ということでUniqloの防風ウォームパンツ(黒S、セールで1,000円オフの2,990円)を買ってみた。エクストラウォームじゃなくて良いのかと悩んだけど、店頭で買えないしサイズ感わからん……。ふつーのパンツよりは寒さが和らぐけど、結局インナータイツ履くしかないかというのが現時点での感想。秋口なら大丈夫かも。


Uniqloのネックウォーマー。990円と安いけど、乗車時に重宝してる。これで首元、ヘルメットとジャケットの隙間はまったく寒くない。

ヘルメットで髪の毛がぺったんこっていうかぐしゃぐしゃになるのに悩み、購入。1cm弱のやわらかめのぶつぶつがついたインナーをヘルメット内に装着することで、頭皮とヘルメットの間に隙間ができ、根本が潰れない。完璧!ってわけじゃないけど、いくらか悩みが解消された。しかしそもそもヘルメットをかぶる時点でぐしゃってるその無造作のほうが問題であることを認識した。インナーの分、ヘルメットがやや上にずれるのは仕方ないか(自分の場合、バブルシールドの下端が顎に触れるようになった)。フルフェイスヘルメット買おうかなあと考えてもいる。

201810

しんどかった。あっという間に過ぎ去った。おかしいな、楽になると思ったのに……。

異動

10/1付でリポジトリ係からシステム企画係という新設の係に異動した。所属するeリソースサービス室もeリソース課に格上げされた。係長1、係員1。でも当面係員は欠員で、ひとりぼっち。

座席は旧ポジションの向かい。PC本体とディスプレイ3枚を180度回転させてキャスター付きの引き出しを移動させたら異動完了、というお手軽さがありがたい。

今回の事務組織再編でリポジトリ係の所掌(システム、リポジトリデジタルアーカイブ)が3つの部署に分割され、システム企画係ではそのうちシステム全般を担う。具体的には、図書館業務システム、Webサービスリポジトリ(のシステム部分)、デジタルアーカイブ(のシステム部分。IIIFとかも)、リンクリゾルバ、学認、セキュリティ対応、など幅広く。ただし、うちは低レイヤ(サーバ、ネットワーク、ストレージ、PC等)については別に担当がいる。ので、まったく別の係に異動したというよりは、単に仕事量がこれまでの1/3〜1/2になるという感じ。負担が減るのは間違いない。とはいえ、手を出すと沼だと一線を引いていたことや、ここ1年ほどのビッグイベント(システムリプレイスやキャンパス移転)が終わるまではと我慢していたことを足していくと、すぐにFTE 1.0を超えるのは目に見えてる。また、今後は、対利用者サービスだけではなく、対スタッフの業務支援にも力を入れていきたいと思っている。(例えば、メールの多さをなんとかしろと言われている。)

後任(?)2名に仕事を引き継ぎつつ、新設の係をイチから作り上げていくというのがいまの楽しみ。

同日、id:y_minami が某財団のデータライブラリアンに華麗な転身を遂げた。六本木の34階から我々を見下しながら働いていると言いふらしている。

仕事

10/1、新中央図書館グランドオープン。カメラ係。久しぶりのネクタイ姿で汗をかきつつ、オープニング記念のコンサートだけでなく、利用者も職員も浮足立っている館内のにぎわいや、開館を待ってたんだ!と言わんばかりに黙々とふつーに勉強している学生さんの姿を記録する。撮影した写真を公式インスタで何枚か使ってもらった。

事務組織再編と評価・計画シーズンが相まってドキュメント作成や打ち合わせにずいぶんな時間を取られた。とはいえ、これはキックオフの時期には仕方ない。あとはオープンデータ推進WGの準備やら。

来客も何回か(ex-ORCID宮入さん、ハワイ大学のバゼル山本登紀子さん)。

10/1に開始したデジタルアーカイブのオープン化が好評でありがたい。

id:keitabando & id:otani0083 から事前にドラフトのチェックを頼まれたのでいつものようにコメントを返したら謝辞をいただいた。Sci-Hubを真っ向から扱った日本語論文は貴重。おつかれさまでした!

出張

キャンパス移転も終わり、久しぶりに出張の多かった月。

10/15、NII

NIIが「研究データ管理サービスの設計と実践」というeラーニング教材(動画)を開発中で、スライド/スクリプトはすでに公開されている。
http://id.nii.ac.jp/1458/00000107/

一部機関で教材の事前モニターをするという試行プロジェクトに8月から参加しており、今回その最終報告会が開催された。試行プロジェクトを受けて、スライドは今後ブラッシュアップされる予定。

研究データ管理というトピックに関する動向はこれまでも一通りフォローしていたので、教材を読んで初めて知ったというようなトピックはさすがにない。ただ、自分のなかでバラバラの点になっていた情報たちを、「大学(図書館)として研究者に提供するサービスをどう構築し、提供していくか」という観点から整理し、つないでいただいた。そのことに非常に感謝している。研究データ管理/オープンデータについては勉強止まりで様子見という大学が大半だろうけど、この教材を参考にしてサービス案を検討してみるというのは実行しやすいnext actionだと感じている。

なお、図書館総合展でもこれに関するフォーラムがあった(不参加)。

10/19、神戸大学

国立大学図書館協会シンポジウム「大学図書館デジタルアーカイブの活用に向けて」
https://www.janul.jp/ja/operations/symposia/2018/symp2018

珍しく行ってこいと言われてありがたく行かせていただいた。会議でもなく、登壇もせず、ただ話を聞いていればいいなんて出張は何年ぶりだろうか……と涙が出る(出ない)。夜の情報交換会で若いひとたちとおしゃべりできたのも楽しかった。というか、神戸大学附属図書館は若手が粒ぞろいでキラキラしてていいなあと思った。

講演については以下の2点をメモ。

生貝直人先生「デジタルアーカイブ二次利用促進と著作権」。よくある「CC BY / CC 0 / PD、どれが正しいの?」→「どれもある意味正しいです」w。確かにそうなんだろうけど、ライセンスの状態を利用者に対してクリアに伝えるというそもそもの主旨を達成できてないのではないかと思う。機械処理もしづらいし。本学ではPD+お願いという道を選んだわけだけど、まだまだ改善の余地があるなあと思った。

青柳和仁さん「IIIF対応によるデジタルアーカイブの再構築」。島根大での導入事例の紹介。IIIF Image API / Presentation APIをシンプルに解説していて、これは使い回せるなあと感心した。若いのか若くないのかわからないがひょうひょうとしたキャラが気になって情報交換会で話してみたら、なんと数年前にフレッシュパーソンセミナー@鹿児島大学で講師をしたときの受講生だった。。



配布資料に含まれていた神戸大学附属図書館の利用案内(Library Guide)は広く読まれるべき。図書館公式キャラクターのうりこをふんだんに使い、手に取りたくなる、手元に置いておきたくなるというブックデザインの美しさというのはもちろんあるんだけど、2ページ目の「こんなこともできるんだ!」が出色。いま(大学)図書館がいちばん伝えるべきメッセージをまっすぐに伝えようとしている。すごいよこれ。
https://lib.kobe-u.ac.jp/media/guide-kobeulib2018.pdf
f:id:kitone:20181111113352p:plain

10/30、図書館総合展

お呼ばれで、Elsevier主催フォーラムに登壇してきた。

研究者・図書館・出版社というステークホルダーで率直な意見交換をしましょう、というのが企画の趣旨。構成の甘さやらなにやらで後半のパネルディスカッションがジャーナルプライスに偏ってしまった(値上がりの話をするならするで、もっと建設的な切り口があるはず)のが反省点。「ミライ」なんて大層なものを語れたとは思えないけど、ステークホルダーそれぞれの自覚と当事者意識の先にしか「ミライ」なんてものはないだろうとも思う。こういう本音の言い合い(大学という場においては研究者に対して萎縮しないという意味になるだろうか)を学内で繰り返していくことが大事。実行したい。というか、学内での展開の一助になるだろうと思い、今回のオファーを引き受けたのだった。

自分のプレゼン部分の準備にはいつになく苦しんだ。いつものように「なんでこんなの引き受けたんだ」「もういやだ」と毒づきながら作った(いつも、引き受けるときはなんかやれそうな気がしちゃうんだよね……)。最終的にたどり着いたメッセージとしては去年の図書館総合展とそんなに変わってないようだ。研究者の意識/意志と、ビジネスに飲み込まれないオルタナティブを確保することが重要。でも、商業出版社への依存には、現代の研究者の余裕のなさが根本的な原因なんじゃないだろうか……と後日のSPARC Japanセミナーの中継を見たときも同じことを感じた。

そんなわけでナーバス気味だったので他のフォーラムは一切参加せず。もったいない。だいたい企業ブースをぐるぐる回って知り合いとダベって気を紛らわしていた。ブックスキャナ各社のブースではじっくり話を聞いて、リースっていう選択肢はなくもないかなと思ったりした。

フォーラム後にやわとしょ id:Katharine_15 さんが "出待ち" に来てくれたけど、昨年のようにふたりでパンケーキを食べに行くような時間はなく、羽田に直行。(ああ、そうか、昨年は翌日に学認運営委員会があったからそんな芸当ができたのか。)

今回のお土産は「ありあけのハーバー」と「鼓かさね」(京都の和菓子屋とコラボしたコーヒー味のどら焼き)。

生活

AmazonプライムでSUITSをシーズン3まで見た(月9とは無関係に)。

過去1年で3回入国したので、台湾の常客証申請をした(12月にまた行く。乗る可能性があるので、10/21の特急列車事故は衝撃だった)。

コーネリアス福岡国際会議場。前から2列目! 小山田圭吾としてではなくコーネリアスを生で見るのは初めて。Mellow Wavesだけじゃなく、Pointとか、結構むかしの曲もやってくれて嬉しくなる。まぁ、Star fruits surf riderですべて吹っ飛ぶわけですけど。

10/19、神戸の夜。北国のアニキとふたりで観覧車に乗る。
https://www.instagram.com/p/BpHPnIpF59v/

10/20-21、尾道。海、パン屋、坂道、パン屋、電車、猫。商店街に活気があった(ただし夜が早い)。偶然開催されていた老顔屋さんのトークイベント「台湾レトロ建築の歩き方」@旧松翠園大広間に参加する。鉄窓花ピンバッチを購入。翌日は、千光寺周辺の坂道を歩き回って、空き家再生プロジェクトが成立する土壌を実感する。すてきなのに朽ち果てそうになっている空き家の多いこと多いこと。艮神社を足蹴にして千光寺にロープウェイを通しているのに驚いた。初めて訪れたけど、いい街だな、仕事さえあれば住みたいな、と坂道に座り込んで海を眺めながらぼーっとした。
https://www.instagram.com/p/BpJTbgrlRUI/
https://www.instagram.com/p/BpLdohHllpF/
https://www.instagram.com/p/BpL0cj8lh5K/

しかし、気が抜けてるというか、疲れているというか、物品損害が多い(泣)。細身の湯呑が割れる。e.m.の黒いパールピアスが行方不明。パナライカ12-60mm落下破損。バイクのマフラーをガレージのドアでこする。。

買い物


賛否両論らしいけど、私は気に入った。まるっきりコーラなのに喉越し後味だけコーヒーという、両方好きな人間にはお得な飲み物。

Mサイズ。6月に買ったメッシュのグローブでは寒さを感じるようになってきた(というかもうほつれてきた)ので、手頃なレザーグローブを。最近値上がりしてるけど、購入時は3000円ちょっとだった。

iPad Pro 9.7用キーボード。2年間使用したApple純正Smart Keyboardが接続不良になることが多くなってきた。かといってもう一度同じのを買うには高額すぎる……ということで、サードパーティの売れ線なのを選択。USキーボードなのは良い。Bluetooth接続もスムーズ。色が選べるバックライトも面白い。最大の欠点は純正にくらべてかさばること。あと、純正と比べて1列目が小さくて押しづらい。

バイクのタンデムステップ付近に装着するヘルメットホルダー。六角レンチまで買ったのにトルクが強すぎて緩めることができない。ディーラーにやってもらおう……。