2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この2年間でやってきた仕事まとめ

思い出したら足すかもしれませんが,こんな感じ.こう書きだしてみると,お前何やってきたの?というくらい少なく感じますね…….どの仕事も基本的には係3人でやってきたものだということは最初に述べておきたいです.また,係のほかの2人はボリュームの大き…

2013年度国立大学図書館採用試験の採用予定数(3月末現在)

2013年度国立大学法人等職員採用試験の出願が4月1日から始まります.それに先立ち,3月末時点で発表されている図書系の採用枠を全国ぶんまとめておきます(【追記】4月7日現在でも増減なしでした)(【追記】4月19日に東京学芸大学の1名が追加されました)(…

編集後記?

http://current.ndl.go.jp/node/23172# なんか福井あたりから飛んできたので…….今日は担当しているメールマガジンの発行日でした.自分が編集に携わるのはこれが最後になりますので感慨もひとしおです. 今号は6本がすべて係外の執筆者で,うち海外在住者も…

人事異動のアカウンタビリティ

その人員配置は社会に対するアカウンタビリティを果たせるのか? 詳しくは書きません。いま考えてる難問に対する、ひとつの切り口になるかなと思って、その切れ端だけを刻みつけておきます。議論に付き合っていただいたWさん、ありがとうございます。

CA1788「カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア」を係3人で書きました

CA1788 - カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア / 依田紀久, 林 豊, 菊池信彦 | カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/IHDae4gwCS— 国立国会図書館関西館図書館協力課 (@ca_tweet) March 26, 2013自分とし…

ブログを始めて1年が経ちました

2012年3月25日に「ILL:大学図書館のカウンターで現金を扱わないようにするための7つの方法」というエントリでこのブログを始めてから,今日でちょうど1年です[*1][*2]. 仕事では書かない/書けないような内容のものを書く場所としてこのブログを使ってきま…

岡山大学が学位論文等の公開を義務化してから1年目の結果

http://www.lib.okayama-u.ac.jp/kai/kai56.pdf2013年3月23日に公開された岡山大学附属図書館報『楷』No.56(2013年2月)に「博士学位論文および学内プロジェクト研究成果論文の公開原則義務化一年目の現状」という記事が掲載されています.2012年1月に発表…

Google Reader終了による @libraryarticles への影響

昨年末から,図書館関係の日本語雑誌の新着記事をツイートする @libraryarticles というTwitterアカウントを作成して運用しています.このアカウントは,NDL雑誌記事索引RSS+Google Reader+IFTTTという手法で成り立っているんですが,7月でGoogle Readerが…

春っぽいメモ

一週間で全部準備&片付け&引き継ぎして次の職場へ移動しろとか、組織として効率が悪いだけじゃないのか— egamiday (@egamiday) March 22, 2013誰か「イヤです」って言えばいいのに>異動— egamiday (@egamiday) March 22, 2013やっぱり、自分の働き甲斐な…

ファッション x Linked Open Data

僕は仕事をすることと服を買うことくらいしか生きがいを持たない人間なので,この両者が絡んでくれたら面白いのになーということをたまに考えます[*1].ここ数年で興味深く感じている動きとしては,ユナイテッド・アローズのアーカイブと,Europeana Fashion…

はじめてのEJ個人契約

2013年最初の号が出たのを機に,おそらく日本の大学図書館ではどこも契約していないと見ている Journal of Web Librarianship を個人契約してみました.仕事でもやったことのないはじめてのEJ契約で,どきどき.Personal / Online only で年間74ドルです.カ…

国内大学図書館におけるディスカバリーサービス導入事例のリスト

日本の大学図書館でもいわゆるディスカバリーサービス[*1][*2][*3][*4]が広まってきて、そろそろ導入が“ニュース”になるかどうか微妙なラインにさしかかってきたなあという印象があります。いま現在どれくらいの導入館があるのか、把握しているかぎりを一覧…

京都大学総合博物館「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」観賞

先週の国際シンポジウムで招待券をもらったので,京都大学総合博物館の「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム」を観てきました.今日が元々の最終日でしたが,好評だったんでしょうか会期が23日まで延長されています. この展覧会ではイタリアのウフィツ…

プリンストン大学図書館がウェブサイトリニューアルを進行中

以前スタンフォード大学を取り上げましたが,プリンストン大学図書館[*1]がウェブサイトのリニューアルを進行中だそうです.現在ベータ版サイトを公開していて,6月に正式公開とか(via Library News and Blogs » Library Website Redesign).大規模な大学…

“機関リポジトリ”としての学校図書館

学校図書館やデジタル教科書の話題もときおり掲載されるので観測範囲に入れている『教育新聞』に、「学習意欲をもち論理的に表現する 創作物語を図書館に」という記事(2013年3月14日付け)が掲載されていました。 記事では、東京都武蔵村山市立第三小学校の…

韓国大学図書館におけるサブジェクトライブラリアンの人事

大谷周平, 和田省子. 韓国の大学図書館における学習環境とサブジェクトライブラリアン. 大学図書館研究. 2012.12, 96, p. 23-32. 1年半くらいまえに韓国へ行ってきた id:otani0083 の報告が出ました.入稿前にレビューしたこともあって抜刷をいただき,再読…

本物と複製とデジタル化と

前日とは打って変わって寒空となった3月10日,キャンパスプラザ京都で開催された国際シンポジウム「文化財の保存と科学技術―日本とイタリアにおけるデジタル映像化の現状と未来」に行ってきました.京都大学総合博物館で3月24日まで開催中の「ウフィツィ・ヴ…

九大図書館の合わせ技:カウンターの統合とILLサービスの改善

ILL

ページが見つかりません | 九州大学附属図書館3月12日に九州大学中央図書館のカウンターが統合されました.統合についてはこのツイートで知っていたのでどういうデザインになるんだろうと注目していましたが,アナウンスを見たら「ん?サービス時間拡大?な…

星がきれいだったらしいあの夜のこと

あの日から2年になります[*1] この2年間,正直なところ自分はそれほど積極的に震災というものに関わってきたとは言えません.それに対して引け目や申し訳なさを感じることも多いです.ただ,遠く離れたところからですが,毎日自分なりに向き合ってきたとは言…

貸出と返却の積み重ねがかたちづくる図書館コレクションのすがた

“floating collection”と“seed lending library”には共通するところがある、というやや妄想めいたお話です。 まずそれぞれについて簡単に説明しますね。floating collectionは以前のエントリで触れましたが、(複数館で相互貸借を行っている、あるいは借りた…

宮崎あおい×国際子ども図書館

id:kzakza さんに捧ぐ。 『H』2013年4月号に、国際子ども図書館を訪れる宮崎あおいが! ……聞いてない。聞いてないよ。2冊買えばいいんですか。 以上です。