この2年間でやってきた仕事まとめ
思い出したら足すかもしれませんが,こんな感じ.こう書きだしてみると,お前何やってきたの?というくらい少なく感じますね…….
どの仕事も基本的には係3人でやってきたものだということは最初に述べておきたいです.また,係のほかの2人はボリュームの大きな仕事を担当しているので,穴を埋めるように量を積み重ねるのが自分の役回りだというのは,最初のころから意識していました.
カレントアウェアネス-R
計2,299本.1日5本ちょいです.
カレントアウェアネス-E
主担当でした[*1].
自分で執筆したのはこれだけかな(66本).だいたい毎号1.5本ずつくらい書いてることになります.
- E1166 - 東日本大震災の被災図書館等への支援状況(2011/4/27現在)
- E1169 - 2010~2011年の図書館システムの市場動向は?(米国)
- E1175 - ITHAKA,大学図書館の戦略についての調査報告書を公開(米国)
- E1179 - カリフォルニア大学が予算削減に対して取る共同化戦略
- E1184 - 電子リソース時代に国際ILL/DDを維持するためには
- E1189 - 大学図書館コンソーシアム連合JUSTICEの誕生:現状とその将来
- E1192 - Schema.org:ウェブ情報の意味の記述方法を共通化する試み
- E1194 - 2011年夏,各地の図書館の節電対策
- E1199 - 国立国会図書館,報告会「東日本大震災の復興支援」を開催
- E1201 - ウェブ本棚サービス「ブクログ」の図書館における活用
- E1203 - 電子ジャーナルアーカイビングのコストと事例研究(英国)
- E1207 - 2011年版図書館職員の職業満足度調査(米国)
- E1209 - 北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介>
- E1219 - オープンソースの図書館システムは「魔弾」か,それとも?
- E1222 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/10/12現在)
- E1223 - グローバル化が進むWorldCatの品質維持に対するOCLCの取組み
- E1231 - 機関内のMLAコレクションに対する統合検索を導入するために
- E1236 - 学協会ジャーナルの発行元移行の際に生じる問題とその対策
- E1238 - 第13回図書館総合展が開催される
- E1241 - ハイブリッドOAを巡る高等教育機関・出版社・助成機関の問題
- E1244 - オープンアクセス活動における世界中のサクセスストーリー
- E1247 - ACRLが「高等教育機関における図書館の基準」改訂版を公表
- E1248 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2011/12/21現在)
- E1250 - OCLCが新しいブランド“WorldShare”を発表
- E1255 - デジタル情報サービスへの移行に必要な大学図書館の再定義
- E1262 - ILLにおいて効率的な資料配送を実現するための推奨指針
- E1263 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/2/22現在)
- E1266 - ディスカバリサービスの様々な関係者の権利と義務を整理する
- E1271 - 電子情報資源管理に関する標準の現状とERMIデータ辞書の今後
- E1272 - 第3回公共図書館におけるデジタルアーカイブ推進会議<報告>
- E1274 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/3/28現在)
- E1275 - シンポジウム「東日本大震災の記録の収集と保存」<報告>
- E1279 - 東日本大震災の記録と記憶を未来へ伝えるデジタルアーカイブ
- E1282 - 2012年の図書館システム市場動向は?(米国)
- E1286 - 知識インフラとしてのデジタルアーカイブの推進に向けた提言
- E1287 - ユネスコがOAポリシー策定を支援するガイドラインを発表
- E1292 - NIIと大学図書館が協力して構築する新たな学術情報基盤の構想
- E1294 - MLA機関でのソーシャルメタデータ活用における推奨事項
- E1297 - 分野別リポジトリの持続可能性について実例をもとに考える
- E1302 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/6/27現在)
- E1307 - 次世代型図書館業務システム主要5製品の特徴とその現状
- E1310 - 大学図書館に広がる電子書籍のPatron-Driven Acquisitions
- E1319 - 続・北米260大学のOPACの「次世代度」をチェック<文献紹介>
- E1323 - 北米の大学図書館等における教育・学習用ツール提供の現状
- E1324 - 大学図書館の生み出した価値をデータに基づいて示す試み
- E1328 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/8/22現在)
- E1330 - データキュレーションの実践や教育・研修の現状(米国)
- E1336 - 米国5大学によるデジタル教科書評価プロジェクトの結果は?
- E1337 - 第21回京都図書館大会<報告>
- E1341 - オープンアクセスの未来に大学図書館の役割として残るものは
- E1346 - 大不況という“嵐”を乗り切る公共図書館(米国)
- E1350 - 英国RLUKが設計したEJビッグディールへの代替案<文献紹介>
- E1351 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/10/24現在)
- E1361 - そのジャーナルはどのくらい“オープン”か?
- E1362 - 関西館10周年記念国際シンポジウム<報告>
- E1363 - 米国図書館界で注目,電子書籍の「ダグラス郡モデル」とは?
- E1364 - ALA,米国図書館に関するファクトデータ集2012年版を公表
- E1371 - “図書館で電子書籍を借りる人はよく買う人でもある”
- E1375 - 震災の映像記録の活用に向けて―権利の壁と世論形成<報告>
- E1377 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/12/27現在)
- E1381 - 効率的なAPCの管理のために“仲介者”の果たしうる役割は?
- E1387 - 図書館・情報発見・目録について考えるための13の視点
- E1393 - ディスカバリサービスへのデータ提供で関係者が抱える課題
- E1394 - 米国情報標準化機構ISQ誌の「未来の図書館システム」特集
- E1400 - デジタルコンテンツの価値を持続させるために―親機関の役割
- E1403 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2013/3/6現在)
ほかにはインタビューや連載企画(震災復興支援者インタビュー,大滝新館長インタビュー,情報発信活動インタビュー連載,関西館10周年記念連載)をやってきました.
2012年11月から係内でも記事の執筆者名を出すようにしたこと,メールマガジン発行とポータル掲載のタイミングを揃えたこと(それによってメールマガジン内に記事URLが書けるようになった)もひとつの成果かなと[*2].あ,大学院生の執筆者公募もしましたね(とある経緯から自分の仕事ではなかったけど)[*3].
カレントアウェアネス
主担当は @historyanddigi さんで,原稿チェックや企画のお手伝いをするという感じでした.
自分で執筆したのはこの2本.
- CA1775 - 大学図書館のサービスとしての文献管理ツール / 林 豊 | カレントアウェアネス・ポータル[*4]
- CA1788 - カレントアウェアネス・ポータルのいまを“刻む”:情報収集活動と未来へのアイデア / 依田紀久, 林 豊, 菊池信彦 | カレントアウェアネス・ポータル[*5]
企画立てるの難しくて,いつも締切当日に苦しんでました.ようやく自分の企画が通るようになってきたのは終わりが近づいてから(これから1年以内に出ると思います).
調査研究
主担当は係長で,そのお手伝いを.シンクタンクの皆さん,研究チームの先生方と一緒にお仕事してきました.1年がかりのプロジェクトという規模の仕事に自分がどうやって貢献していったらいいのか,難しかったです.
2011年度の報告書『東日本大震災と図書館』刊行時にプレスリリース(日本語,英語)を初めて打ったのは良い経験になりました.eastlibやIFLA-Lといったメーリングリストにも投稿したところ,幾人もの海外のライブラリアンからメールをいただけたのが思い出深いです.その結果,IFLAのトップページに載せていただいたのも印象強い.
カレントアウェアネス・ポータル
主担当でした.初めて触るDrupal.古巣で扱っていたXOOPSとはなかなか違って,最初は手こずりました.
通常のメンテナンスのほか,システムリプレイス(2012年2月.係長と)やモバイル対応(レスポンシブウェブデザイン)[*6]をしてきました.
2012年度利用者アンケート[*7]ではほんとにたくさんのエールをいただいて.嬉しかったです.アンケート結果をまとめるのをお手伝いしました.
プレゼンなど
- カレントアウェアネス・ポータルの仕事について(2011.9)[*8]
- 京都図書館情報学学習会「『いま』の一歩先へ カレントアウェアネス-Rという仕事」(2011.10)[*9]
- 図書館総合展ポスターセッション(2011.11)[*10]
- NII学術ポータル担当者研修(2012.8)[*11]
- 公共図書館における電子書籍の動向(2012.9)[*12]
- 第6回SPARC Japanセミナーのコーディネーター(2012.12)[*13]
こんな感じです.
*1:http://cheb.hatenablog.com/entry/2013/03/28/234517
*2:http://current.ndl.go.jp/node/22405
*3:http://current.ndl.go.jp/node/22638
*4:http://cheb.hatenablog.com/entry/2012/09/29/015333
*5:http://cheb.hatenablog.com/entry/2013/03/26/233900
*6:http://current.ndl.go.jp/node/22010
*7:http://current.ndl.go.jp/node/22406
*8:リクエストを受けて,“オープン”という観点からお話したもの.
*9:http://kyotolibrarian.web.fc2.com/kiroku/kiroku187.html
*10:http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/ps_CAposter.pdf
*11:http://cheb.hatenablog.com/entry/2012/08/05/022110
*12:http://cheb.hatenablog.com/entry/2012/11/12/225625
*13:http://cheb.hatenablog.com/entry/2012/12/04/215047