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“Open by default”:2017年にはHorizon2020助成研究はオープンデータが全分野でデフォルトに

OpenAIREのニュースレターを読んで、びっくりした!

The scope of the Open Research Data pilot has been growing. In the initial 2014-15 work programme, 7 areas were selected to take part. This grew in the 2015-16 work programe, and from 2017 the pilot will be extended to cover all the thematic areas of Horizon 2020, making Open Access to Research Data the default.

https://www.openaire.eu/new-h2020-guidelines-for-data-management-plans


先月の時点でSTI Updatesで取り上げられていたけど、

オープンリサーチデータパイロット(ORD)(小欄記事)の範囲をHorizon 2020の全分野に拡大する。2014~2015年プログラムでは7分野であった。
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=8896

とあっさりめだった。


Horizon 2020では助成研究の成果論文のオープンアクセス化が完全義務化されたものの、研究データのオープン化については7分野に限定した試行に留まっていた。

てっきりHorizon 2020の期間中(2020年まで)はパイロットのまま行くものだとばかり思っていた。関係者からもそういう話を聞いたことがあったような……(うろ覚え)。論文のオープンアクセス化は前身であるFP7で試行してからHorizon 2020で完全義務化という流れだったので、研究データについてもHorizon 2020の次のプログラムのなかで全面展開するんだろうと見ていたのだった。

ここでmandateやobiligationではなく、“Open by default”という慎重な表現が使われているのは、研究データの場合は論文とは異なり扱いが難しいところがあるため、オプトアウトが前提になっているからなんだろう(“AS OPEN AS POSSIBLE, AS CLOSED AS NECESSARY”、“Grantees have the right to opt-out, but need to say why”)。

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http://liber2016.org/wp-content/uploads/2015/10/LEARN_Dechamp_Open_by_Default.pdf

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http://ec.europa.eu/research/press/2016/pdf/opendata-infographic_072016.pdf