今年買ってよかったもの(2016年)
毎年恒例の。今年は節目の年らしく大きめの買い替えが多かった一年だった。しかしエスプレッソマシンはほんとに買って良かった!
無印良品:ハードキャリー(85L、黒)
8年前に買ったキャリー(赤)はブリズベンで破壊してきたので、「今年は何度も海外に行くことになりそうだし」と正月のセールで買った。たしかデュッセルドルフだったか、同行者がRIMOWAですいすい歩いて行くのを横目に、この小さなキャスターはヨーロッパの石畳には向いてないことを痛感した。けどまあ軽いし、大きな不満はない。今回は部屋に出しておいても目立たない色にした。
無印良品:携帯用衣類クリーナー、携帯用洋服クリーナー
出張先でパンツに細かいゴミがついて微妙にテンションが下がり……ってときに大活躍。ブラシはポーチに突っ込んでる。「ころころ」のほうは潰れた楕円形もしくは長方形にしてくれたほうが携帯性が増すかな。
マリメッコ:Buddy(黒)
これも買い替え。リュックを2つ処分した。楽天で最安値を探したのに、9月にヘルシンキの空港のマリメッコのほうが安い(120ユーロ+10%ちょっとのtax refund)ことを知ってしまった。色はグレーと迷った結果、無難な黒に。
Iris Hantverk:ブラシ(グレー)
バイブルとなっている『「北欧、暮らしの道具店」の心地いいすっきり暮らし』をくりかえしくりかえし読んでるうちに欲しくなってきた。楽天カードを契約したポイントだけで買った記憶がある。(うちには掃除機というものはありません。)
EEL:サクラコート(青、M)
3月に出張で上京した折に、中目黒のEELで買った。青は派手かなあと悩みつつ、店員さんのことばを信じて思い切って買ってみたら、実際いろいろなものと相性が良かった。代わりにUnited Arrowsのベージュのステンカラーコートの出番がなくなってきたので売ろうかな……。
YAECA:コンフォートシャツ(白、M)
EELのついでに、YAECA APARTMENT STOREにも寄って。小さくクリーンな襟と白いスナップボタンが特徴で、シルエットはややゆるっとめ。お察しの通り、キナリノにずいぶん影響を受けている。
久光製薬:アレグラFX
EEL/YAECAを巡ったときにちょうど今年の花粉症が本格化し、目はしょぼしょぼ、鼻はぐずぐず、頭はがたがた、たまらずドラッグストアに駆け込んだ。テキトーに選んだわりに、効果が強いうえ、これまで飲んでた薬はなんだったんだと腹が立つくらいに眠くならない、ときた。その後もリピート。また3か月もしたらお世話になるのか……。
デロンギ:マグニフィカS
全自動エスプレッソマシン。カフェ・ジャポーネ機能があるいちばん安いモデル、というのが決め手だった。楽天のセールでいろんなものを駆使して、多くのポイントを獲得した。朝起きて3分(ボタン2回押すだけ)であつあつうまうまのコーヒーが飲める生活は本当にすばらしく、1日3〜4杯飲んでいる。本機購入以降、ペーパードリップという行為を一切してないことに、いま気づいた。福岡でカフェに行く機会もかなり減った。
ペーパーのときより深めのほうが良いだろうとあちこちの豆に手を出してみたものの、なんだかんだでスタバのエスプレッソローストがいちばん美味しく仕上がると感じている。3週間に1度くらいのペースでリピート。ちなみにこの豆、セントアンドリュースのマーケットストリートのスタバで4.5ポンドで売っていたのが未だに納得いってない。
Olympus:PEN-F(黒、レンズキット)
いいかげんコンパクトな旅カメラがほしい!と。こちらも楽天のセールでいろんなものを駆使して、多くのポイントを獲得した。併せて、手持ちのカメラやレンズを一部売却した。キットレンズの24mmという画角はときに扱いづらくもあり、ボディだけでも良かったかなぁ、とちょっとだけ思っている。なお、PEN-Fいいよーいいよーとささやきつづけて id:kzakza さんにも買わせることに成功した。キャンペーンすべりこみでもらったレリーズボタンの赤はダブリンで紛失した。
別途、安い予備バッテリーとUSB充電器も買った。1250mAhなので純正と容量はほぼ同じ(なのになんかはよなくなる印象)。
hacu:ソックス
靴下はレディスサイズのほうがぴったりであるということでサイズの合わない靴下を買い替えたときに知ったショップ。ふつーに、良い感じ。消耗品は安定して買えることがいちばん大事。
https://www.hacu.jp/
田中メカ『朝まで待てません!』
こんな歳になって『お迎えです』の映像化に立ち会うことになるとは……と驚愕した年だった(案の定、ドラマは微妙な出来だったけど)。でもって6巻まで発売されるという展開。田中メカは本作以降かなり離れてしまっていたんだけど、現在連載中の『朝まで待てません!』はこのもどかしくもストレートな感じが「俺たちはこういう田中メカが読みたかったんだ!!!」と叫びたくなるくらい大変結構です。2巻以降にも期待。
- 作者: 田中メカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/06/03
- メディア: Kindle版
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- 作者: 田中メカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: Kindle版
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バドミントン漫画いくつか
バドミントンで日本選手がこんなに活躍する時代がくるなんて、というここ数年。スポーツとして注目されてきてるせいなのか、バドミントン漫画がいくつか連載中で嬉しいかぎり。アニメ化まで行ってほしい。(中国映画『全力スマッシュ』はひどかった。。)
- 作者: 濱田浩輔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: Kindle版
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男子バド部に女子が紛れてる シークレットバドミントンクラブ(1) (マンガボックスコミックス)
- 作者: にいさとる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: Kindle版
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- 作者: 栗田あぐり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/10/12
- メディア: コミック
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MARGARET HOWELL:フェイバリットシャツ(白、S)
ここ数年バンドカラーやノーカラーのシャツが定番化していて、兼ねてからのファンとしてはとても喜ばしい。この、マーガレットお気に入りの“フェイバリット”シャツも、2008年に買った後にいつしかラインから消えてしまったので、ぼろぼろになってところどころちぎれてきたのをあて布をしてまで着ていたくらいなんだけど、こうして、2016FWにひさびさの復活を果たしてくれた。この喜びを3回くらい違う店員さんに語ってしまった。
COS青山店
いつだったか同僚の着ていたカットソーがすてきだった(彼女の身につけているものはさほど高くなくてもいつもいい感じなのである)ので尋ねてみたら、パリで買ってきたCOSというブランドのものだという。調べてみるとH&Mのハイブランドラインらしい。日本だと青山に店舗がある。ということでこれも出張の折に寄ってみた(最近は横浜にも店舗ができたし、香港でも見かけた)。テイストとしてはノームコアまっしぐらな感じで、さりとてシンプルすぎはせず、品を感じる。なによりサイズ設定が豊富なのが嬉しい。福岡にもできてほしいなぁ。
BOTANIST:トリートメント(モイスト)
モイストタイプの香り(アップル&ベリー)が好みだったので気になっていたが、高級なシャンプーは髪に合わないことが多いのでためらっていた、のを何かのきっかけで思い切って購入した。Amazonのレビューを見るとひどく合わない人もいるようだ。幸いにして自分は大丈夫だった。洗髪でちゃんとボリュームが抑えられるようになったのって、じつは初めての経験だったような。安心して後日シャンプーも購入。
珪藻土バスマット
以下の記事を見て、思わず買った。
ROOMMATE 珪藻土バスマット 約60cm×39cm EB-RM5000BM
- 出版社/メーカー: E-BALANCE
- メディア:
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ワイドハイター 衣料用漂白剤(粉末)
洗濯まわりのシステムを見直し、常用開始。液体タイプはそのへんのドラッグストアで買えるんだけど、評判のいい粉末タイプのほうはなぜか見当たらないという。。
- 出版社/メーカー: 花王
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- 購入: 1人 クリック: 6回
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UNIQLO:ウルトラライトダウンパーカー(ネイビー、M)
アウターは何を着ていったらいいんやー、と9月のバルト三国旅行の直前に慌てて買った。結果的にこれと半袖Tシャツで過ごすことが多く(始終走り回ってるからそこそこ暑い)、ちょうど良かった。6月のセントアンドリュース&ダブリンのときに買っておけば荷物をもっと減らせたのに……と後悔している。
UNIQLO:ルメールキャンバススリッポン(黒、26)
こんなに軽くて履きやすいうえ、スリッポンに似つかわしくないしゅっとしたスニーカーがたった2000円か、という衝撃。発売前からずっと楽しみにしていたし、購入後はまわりにも薦めまくった。ソールが柔らかめなのも楽。ストックのためにあと2足買ってある。
UNIQLO:ストレッチスキニーフィットテーパードカラージーンズ(28インチ)
安くて、シルエットがちょうどいい。最初は黒と千鳥格子のを買い、ゆるゆるになってきたのでサイズを落として紺を買い足した。プレゼンなどで人前に立つときはこれを。
UNIQLO:リブハイネックTシャツ(レディス)
セール価格990円で2枚(黒、マスタード)買った。サイズはXLでジャスト。上にシャツを羽織ってもいいし、ニットの下に着てもさまになる。優秀。でもノーカラーのシャツと合わせるときは、もうちょっとネックに高さがあってもいいかなと感じた。
JOIK:アロマキャンドル(クレームブリュレ)
エストニアのコスメブランド。タリンのTelliskiviという駅裏再開発おしゃれエリアのお店で見かけて、甘ったるい香りが気に入ったので買うことにした。現地では7ユーロくらいだったと思う。日本でも入手できなくはないようだけど、やっぱりちょっと高くつくよね。そのままでもほどよく香ってくれてるから、もったいなくてまだ点火してない。
iPad Pro 9.7インチ
検討に時間をかけただけあって、自分のライフスタイルにばしっとフィットしている。
ルベル:トリエエマルジョン8
青りんご。1プッシュ→全体的にのばす→もう1プッシュ→ポイントに。最近は短めなのでややハードめのワックスを使っているんだけど、ウイウイの7番よりはやわらかめか。しかしプッシュ式って使いやすいなあと感心してヘアカスタの10番も買ってみた。
- 出版社/メーカー: タカラベルモント
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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- 出版社/メーカー: デミ コスメティクス
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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【X2個セット】 ホーユー ミニーレ ウイウイ デザインクリーム7 80g
- 出版社/メーカー: ホーユー
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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ファミリーマート:8品目の野菜ミックスサラダ
カット野菜なんてとバカにしていたけど、今年後半の野菜高騰の世においては案外リーズナブルな存在であることに気づいた。最近の夕飯は、これ+茹でもやし(1袋)+ミックスビーンズ(100g)+豆腐(150g)+鶏肉という、もりもりサラダのみのことが多い。とても痩せる。
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2016/160425_01.pdf
カゴメ:トマトジュースプレミアム(720ml)
野菜高いなあ、これはまずいなあ、と心配になって買ってみた(低塩じゃなくふつーのを)。しぼったトマト汁、みたいなところがプレミアム。さらっと飲めて良い。
カゴメ トマトジュースプレミアム 低塩 スマートPET 720ml×15本
- 出版社/メーカー: カゴメ
- 発売日: 2016/08/09
- メディア: 食品&飲料
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たまごパン
パルコで気軽に手にとってみたらなにこのしっとり。うますぎた。薩摩蒸氣屋の焼きドーナツも同様。
KLASSE14
腕時計、は自分ではここ15年くらい買った記憶がない。SKAGENのHAGEN RECTANGULAR、STOCKのS002R、LipのT18チャーチル、と他にも候補はあった。最終的にはピンクゴールドの控えめな輝きに惹かれて、KLASSE14ということに。36mmで2016FWカラー革バンドのモデルに、もともと欲しかった金属バンドもセットに。国内市販価格よりも安くなりそうだったので、不安定な日本語の公式サイトからTwitterで拡散されていた12%オフクーポンコードを使って購入した。若干心配していたが、6日後にEMSでちゃんと届いたよ。
来年の計画
福岡にあと何年いられるのか分からないけど、引き続き将来の移住に向けてくらしのコンパクト化を進めていきたいと思う。
- Apple Cinema HD Display 23インチ(2005年購入)の処分
- ダイニングテーブルの買い替え(サイズダウン)
- 食器棚と本棚の買い替え(サイズダウン)
ダイニングテーブルについてはソファと組み合わせて使える60cm高のもの(あまりないけど)かローテーブルがいいかなあと思っている。
あとはNOKTON 25mm F0.95な……。
H28年度大学図書館職員短期研修(東京会場)
大学図書館職員短期研修の東京会場(NII)で講師をしてきた。
京都で失敗したという反省があったものの、スライドは、新しく出てきた情報を2, 3追加したくらいで、基本的に改訂してない。時間があったら軽くしゃべろうかなと思って最後にRichard Poynderネタを差し込んでみたけど、結局触れずじまいになった。受講生の配布資料とページ番号がずれるのを避けようとすると、なかなか途中でスライドを追加するというのが難しい。
前回とはちがって体調はよかったのでまあまあ普段通りといえば普段通りの調子。とはいえなぜだかエンドが12時だと勘違いしていて、いろいろ端折って15分早く終わらせてしまった。。そのぶん質疑応答の時間が充実したといえばいいのだろうけど。朝もスキニーを履く前にブーツを履こうとしていたくらいなのでやっぱりネジが一本飛んでたのかもしれない。
久しぶりにお会いした金藤さん@東大の司会っぷりがなんだか頼もしかった。
間違いなく、初日に講師をされた井上さん@関学の影響だろう、講義後に多くの方が名刺交換に並んでくださって、わたしの名刺なんてresearchmapを見ればもらう必要ないぞと内心照れたりしつつも、いろいろなお話ができてよかった。
講師の側からすると、準備段階からいったい何を話したものやらと不安を抱えつづけていて、実際に受講生のまえで話してみても届いてるのかどうかよう分からなくて、なんだなんだどうしたらいいんだ、というような情けなさなので、お世辞でも「あのくだりがよかったです」というような *具体的な* 感想をもらえるととてもほっとする、ものらしい。受講者アンケートでもフィードバックをいただいている可能性はあるけど、申し訳ないことに、新人のときベテランにフルスイングでぶっ叩かれたというトラウマがあるのであの手のものは怖くて見ることができない。
こんなのもあってか、全体的に、受講生のアクティビティが京都会場よりも高かったという印象を持った。ちょっといただけでテキトーなこと言うなと怒られてしまうかもしれないけど。そういえば講師でもやんないと、両会場の雰囲気を味わうことはできないんだなと気づく。
時間を置いて異なる場所で同じ話を2回重ねてみて、その間、図書館総合展に行って他の人の話を聞いたりもして、結局、いま自分が話したいのは「オープンアクセスはいろいろ」ってことに尽きるんだろうなと認識する。議論を不必要に単純化しすぎないこと。機関リポジトリの意義を盛りすぎないこと(覚悟のできてないことを中途半端な心意気だけで言わないこと)。研究者のよくある誤解を丁寧に解きほぐしていくこと。短絡的な批判にきちんと前向きに答えていくこと。こんなあたりまえのことが大切だよあと、学内でオープンアクセスに関する議論をしているときによく思う。そこで自分を支えてくれるのは確実な知識以外にありえなくて、それを身につけるためには日々勉強するしかない。(講義中でもぽろっと漏らしてしまったけど、日々の勉強が着実に実務の役に立ってしまうというのは、この領域のやりがいのひとつだと思っている。)
オープンアクセスの進め方、学術コミュニケーションのあり方、その多様さを多様なまままるごと引き受けて、それらのうまいポートフォリオを見出して、あの手この手で攻めていく(誰を?)しかない、そんなことでしかサステイナビリティというのは担保できないんだろう、単純化するほどに危うくなる、ああ、これがダイバーシティってやつか、などと最後は陳腐に落ちるんだけど、そんなことを思ったりした。といっても生のカオスは扱いづらいので、この多様さをなるべく整理してほどよいかたちで見せていくのが、私たち(誰?)の仕事だろうか。
そして、そういう意味でも自分の興味はジャーナルやリポジトリといったパーツではなくて、その上に広がるCRISという包括的なレイヤーにあるんだなと気づく。
……だったらさ、最初っからそういう構成でスライドを作りなはれ、あほたれ、と思うわけだけど、こちらもやっぱり走りながら成長している状態なので、なかなかそういうわけにもいかない。自分もこの4か月で成長できたね、よかったね、ちゃんちゃん、とまとめてしまいたい。ほんと、すみません。
京都・東京のどちらでも、最後の「出版を取り戻す」というフレーズは少なくない方の琴線に触れたらしく、いくつかの反応をいただいた。口だけじゃなくて、ここもしっかり掘り下げられるといいなぁ。
おひるは森嶋さんとらぼくんと3人でメンチカツカレーを食べにでかけた。らぼくんが「彼女なんていらない。むしろ学位がほしい」などと言ってて、さすがだな、若いっていいな、と感心したふりをしてみることにした。
帰りがけに寄った銀座のサロン・ド・アンジェリーナで食べたモンブランは、いや、ほんと、自分史上最強というくらいに美味かった。栗!栗!とみっちり食べたいという向きには物足りないかもしれないけど、中身のクリームは疲れた頭がくらくらしそうなくらいに濃厚だった。タイミング良く教えてくれた id:Ariyosi に感謝感謝。
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13031188/
短期研修は何年か同じ講師が継続的に担当することが多いけど、自分はちょうど1年後に図書館システムのサービスインを控えているので、引き受けてる余裕があるのかどうかよく分からない(ふつーに考えたらない。でもサービスインまでバタバタするような進め方をしない、というのが自分の目標ではある)。もし次もということになっても、おそらくスライドはイチから作り直すんだろう。そのときにはどんな語り口を持ち出してくるのか、自分でもちょっと楽しみだったりする。いつもの癖で客観的な話ばかりしなくちゃいけないとばかり思い込んでいたけど、もっと「自分」というか「私見」の色を強くしてもよかったのかもしれない。今回よりも話のレベルを下げたほうが受講生の平均理解度は上がるんだろうという体感はあるものの、実際に求められてるのはそんな表層的な生ぬるさではないのかもしれないとも思ったりする。このあたりの判断を研修企画者に丸投げできたらもうちょっと楽なんだけど。
まあ、自分、やっぱり講師なんて向いてないなあ、っていうのが改めての感想としてある。笑えるような話はできないし、わたしの声は聞いてると眠くなるやろしね……。
ともあれ、これで2016年の出張もぶじにおしまい。今年は営業日ベースで2か月以上が出張に当てられたというひどい1年だった。来年の出張は1/11からスタートで、2月にはたぶん初めてのアメリカへ。
iPad Pro 9.7インチ WiFi + Cellular
先週土曜、iPad Pro 9.7インチを購入した。WiFi + Cellularモデル、ゴールド、128GB。Smart Keyboardもいっしょに買った(正確にいえば、本体はApple Storeで2000円の教職員割引を利用し、キーボードはヨドバシで5%ながらポイントを獲得し)。Apple Pencilは保留。
タブレットは初代iPad、iPad mini 2に次いで3台目になる。
購入のきっかけは
を立て続けに落として液晶を割ったこと。特にP8 liteのほうは使ってると指の腹がささくれだつレベルなので年内になんとかしたかった。
以前から、出張のたびに重たいMacBook Pro Retina 13インチ(Late 2013)を持ち歩くという生活にくたびれていて、もうちょっとなんとかならないかと考えていたところだった。いや、このマシンを買ったときはこんなに(月イチ以上のペースで)出張が続く生活になるとはまったく予想していなかった……。海外へもよく出かけるようになってきたし。
他にも、
- Androidが悪いのかP8 liteが悪いのかは分からないが、使いづらいのでスマホ離れが進んでいた(これ自体は良いこと)
- 前に使っていたiPhone 5のほうが結局なじむので、P8 liteと両方持ち歩くというあほな事態も少なくなかった
- iPad miniの7.9インチ液晶で電子書籍(Kindle)を読むのに狭さを感じるようになった。いまは切っちゃったけど、Kindle Unlimitedのおかげで雑誌を読む機会が増えたせいもある
というような悩みがあり、軽い仕事+電子書籍+音楽をひとつのデバイスに統一してしまいたかった。
今回候補として考えたのは、
の3つ。
iPad Pro 9.7インチは春に後継機種(10.5インチを後継といっていいのか分からんけど)が出るらしいとか、iPhone 7の黒かっこええなとか、5インチ以上のスマホなんて落とすに決まっとるんじゃ、とかいろいろあったんだけど、「軽い仕事+電子書籍+音楽をひとつのデバイスに統一する」という初心を尊重し、自分の生活に必要なのは「良いスマホ」ではないと踏ん切ることにした。そりゃ両方買えればそれに越したことはないけども。いや、もしiPadで電話できるんならスマホは要らないな……。
スペックについては、
- 容量:32GBじゃ電子書籍だけでも厳しい。かといって256GBは高い。
- モデル:せっかくだしSIM刺したい。海外出張で便利そうなApple SIM内蔵も気になるし。
- 色:Smart Keyboardとの相性を考えるとスペースグレイか。でも黒いベゼルは指紋が目立つし。ゴールドとローズゴールドのどちらが良いかは注文してからもずっと悩んでいた……。ただ、一週間使ってみると別に裏面なんて何色でもいいやという気分になってきた。
という感じ。
Smart KeyboardについてはUS配列しか販売されてないことについての不満がよく見受けられるけど、自分はもう15年近くUS配列なのでむしろ日本語キーボードのほうがうまく叩けない(職場PCは日本語配列だけどOSがWindowsだからか頭が切り替わるらしい……)。ただ、コマンド+スペースで日本語/英語を切り替えられないのはとてもとてもつらい。よく間違える。iOSのバージョンアップでなんとかならないかな。。また、これはIMEの問題だろうけど、変換候補をタブでずらしていけないのも不便。……といったような細かい不満はあるし、そもそも1.7万円ってなんやねんというのもあるけど、充電や接続の必要がないというのはうれしい(購入後の初期セットアップのときですら使えたくらい)。充電が必要な外付けキーボードだったら自分は持ち歩くのをやめたに違いない。
一方、Apple Pencilの必要性については慎重に検討したい。いや、Apple Storeでお絵かきしてみるとめっちゃ楽しいんだけどさ!
ともあれ、この間、たくさんのレビューを参考にしました。ありがとうございます。
で。壊れかけのP8 liteをどうするか、という問題は棚上げになっている。別に使えなくはないのだし、当面このままでいいような気もしている。そもそも電話機能は美容院の予約でしか使わないので、ふだんは持ち歩く必要すらないわけだし。(ただ、飛行機のeチケットを9.7インチのタブレットでスキャンするのは地味につらいことをさっそく体験できた。また、航空会社のアプリはスマホ用しか提供されてないことがある。)
タブレットにがっつり投資してしまったので、スマホのほうは買い換えるとしても安いのでいい。現在気になっているのは、
- フリーテル Priori 4 1.5万
- Huawei P9 lite 2.5万
- Zenfone 3 Laser 3万
あたり。
iPad mini 2については購入後3年が経過したとはいえまだまだ動くので、これからもお風呂でHuluやら見たりするのに使いたい。なんだかんだでこの7.9インチという絶妙なサイズも気に入っているので、Smart Keyboardが使えるiPad Pro 7.9インチ、なんてものがあったらそっちを選んでいた可能性は高い。というか液晶が割れたせいで売却もできなくなったからあとは壊れるまで使うしか。。
SIMカードについては、大きな不満もないので相変わらずIIJmioを使い続けている。この1年数ヶ月で月間3GBの容量を使い切ることは一度もなく、毎月2GB程度が繰り越されていく。無駄は感じるもののこれがミニマムなプランなんだからしかたない。ちょっと前に月400円でSIMカードを1枚追加できるようになっていて、ちょうど以下のキャンペーンが始まったのもあり、手を出してみることにした。
めんどくさいので今のところMVNOの乗り換えは考えてないけど、フリーテルの、SNSの通信料が無料というサービスは良いなあと思っている。これだとコンスタントに月1GB以内に収まるから下のプランに変更できる、と思いきや、SNS無料は3GB以上のプラン限定ということなので、甘い夢に終わった。まったくよくできている。
# そういえばiPhone 5にしたときも落として液晶割ったのが理由だった……。
Scopusが2017Q1に「論文単位のOAラベル」をリリース予定とか
http://jp.elsevier.com/events/lf2016
Elsevier主催フォーラム@第18回図書館総合展の資料より。
Scopusが2017年第1四半期(ってもうすぐですよ)に「論文単位のOAラベル」を導入予定とのこと。DOAJをベースにした「ジャーナル単位」でのOA判定、ではないというのがミソです。さてこれはハイブリッドOAや、Delayed OA(DOAJに含まれない)の捕捉にどれくらい使えるのか……。
もひとつの、Mendeleyのプレゼンのほうでは本学の事例(九大コレクションのMendeleyエクスポート機能)も紹介していただいてます。
以下のスライドも興味深いですね。。
一気通貫なフローというとどうしてもこれを思い出す。
Digital Republic Act、公布(フランス)
以前に紹介したフランスのDigital Republic (République numérique) Billという法律案、2016年10月に公布されていたようです。正式名称は「LOI n° 2016-1321 du 7 octobre 2016 pour une République numérique」。10月7日に制定、10月8日に官報公示、と読めばいいのかな。
Article 30がオープンアクセス(OA)、Article 38がテキストデータマイニング(TDM)に関する条項。
https://www.legifrance.gouv.fr/eli/loi/2016/10/7/ECFI1524250L/jo/texte
Ref:
http://www.couperin.org/news/item/1273-the-final-text-of-the-law-for-oa-has-been-adopted
http://www.couperin.org/261-couperin/nos-activites/groupes-de-travail-et-projets-deap/a-la-une/1277-loi-pour-une-republique-numerique-definitivement-votee
http://diwan.hypotheses.org/8310