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2012年度日本図書館情報学会春季研究集会(5/12・三重大学)に行ってきました

日本図書館情報学会に参加するのは2010年度春季研究集会@同志社大学に参加して以来2度目になります.詳細なレポートはみんつー君が書いてくれるのでしょうか.以下は各発表の内容にはあまり踏み込んでいない個人的なメモです(あとで加筆するかも).

日時:2012年5月12日(土)10:30〜17:15
会場三重大学環境・情報科学
サイトhttp://lis.human.mie-u.ac.jp/jslis2012s/プログラム
ハッシュタグ#jslis2012
Togetterhttp://togetter.com/li/302264http://togetter.com/li/302855

朝イチで近鉄特急に乗って津まで向かい,一駅となりの江戸橋から @yuki_o の車に乗っけてもらって現地入りしました.初めての三重大学.当日は長袖のシャツと秋物のカーディガンという格好でも肌寒いくらいで,外を歩いてると髪の毛がむちゃくちゃになるくらい非常に風が強い天候でした.

会場・運営

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(photographed by @shibure)

会場となる建物は2012年4月にオープンしたばかりの環境・情報科学館でした.2階はラーニングコモンズ,3階はPBL演習室となっています(参考:『Libコンシェルジュ』No.1).その3フロアを使い,第1会場,第2会場,第3会場に分かれて,合計33本の研究発表行われました.いずれも20分の発表+10分の質疑応答という形式です.発表者は学生が多いという印象(春季研究集会というのがそういうものらしい).第1会場はスクリーンが埋め込まれた壁が木製だったのが良かったです.

非会員の参加費は3,000円で,冊子体の予稿集がもらえます.参加者名簿には140名とありますが当日不参加や当日参加の方もいるので実数は分かりません.その他運営面ではゲスト用無線LANが提供されていたのが嬉しかったです.希望者は接続に必要な情報を印刷したシールを受付でもらい,アクセスポイントに接続後にブラウザでID/PWを入力するというものです.PCがスリープに入るなどいったん接続が切れるたびにID/PWを再入力する必要があったのはちょっと面倒でしたがそれくらいは,という感じでしょうか.

聞きに行った発表

個人的な興味から大学図書館関係の発表を中心に聞き,第2会場ばかりにいました.

  1. 大学図書館職員を対象とした機関リポジトリに関する意識調査(第2会場)
  2. 大学図書館における研究開発の現状と課題に関する研究(第2会場)
  3. 大学附属図書館における貸出履歴の分析(第2会場)
  4. 大学図書館におけるTwitterの利用に関する実態調査(第2会場)
  5. 都道府県立図書館のあり方の検討手法について:三重県立図書館改革実行計画「明日の県立図書館」を事例として(第1会場)
  6. 学術論文に特化した検索エンジンの構築と評価(第2会場)
  7. アクセスログに基づくCiNiiによる本文提供とその利用状況の分析(第2会場)
  8. 東日本大震災被災学校における図書および図書館ニーズに関する調査研究(第2会場)
  9. 文部科学省による「学校図書館資源共有ネットワーク推進事業」の評価 全国20地域成果報告書分析(第2会場)
  10. 図書館協議会に関する実態調査(第1会場)
  11. 学会ウェブサイトのアクセスログ分析:日本図書館情報学会ウェブサイトを対象として(第1会場)

# TODO:発表(特に2と3)を聞きながら思ったことや気になったことをツイートから拾う

上記3,4,8,11や「情報サービス演習と「レファレンスPOP」: 発信型情報サービス向上の一助となる新ツールの開発」では,自分たちの仕事・サービスを引用・言及してくださってい(たらしく)て,本当にありがたいなあと感じたりも.

その他にTwitterをチラ見していて面白そうだなあと思った発表はこのあたり.予稿集を読んでみたいと思います.

感想など

勉強不足や図書館情報学分野の研究発表を聞き慣れてないせいもあると思うのですが,システム開発系など自分がある程度知識のある分野以外の発表では,どこに力を入れて聞いたらいいのかの勘所がつかめないものがいくつかありました.発表時間が20分と短いので一気に走り抜けてしまってもいいのかもしれませんが,冒頭で結論を明かし(自分はそうすることが多かった.というか数学はたいてい最初に定理を述べますから),加えて結論に至るまでの議論の構造をフローチャートなどで視覚的に示していただけると聞きやすいのになぁと思いました.それでも,聞いてて辛いなと追うのを放棄した発表は1つしかなかったので問題は少ないのかもしれませんが…….

あとはどの発表でも「なぜあなたはその研究をせざるをえなかったのですか」と聞きたくて仕方ありませんでした.おそらく自分が「発表」を聞くのではなく「人」を見つけに来ているからでしょう.ウェットなモチベーションはなかなか公にしづらいと思いますが.

ランチは附属病院の12階にある食堂へ.会場からはちと距離がありましたが海が見えて気持ちが良かったです.メニューは中華中心で,味も◎.

全発表が終了した後はずっと会いたかった図書館員や発表を終えた学生の皆さんと名刺交換を.夜は夜で別の「学会」に参加して,@shibure さんから先日の文フリに参加したchikumoをおみやげにいただいたり,前途有望な若者をスカウトするなどしていました.三重大学附属図書館の見学に行かなかったのがちょっと心残りです…….

反省点として,複数会場にまたがるイベントを実況する際には「(第1会場)◯◯◯◯ #jslib2012」のように会場名を含めてツイートすべきだったなぁと(途中から気をつけましたが).