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第204回京都情報図書館学学習会「国立国会図書館勤務報告」

http://libyo.jugem.jp/?eid=1139

京都情報図書館学学習会で「国立国会図書館勤務報告」を聞いてきました.参加者は12名.

これずみさんは僕と同じタイミングでNDL関西館に出向した,いわば“同期”です(もうひとり,大阪府立図書館からの男性も含めて3人).2年前の4月には東京本館で机を並べて,新人の子たちといっしょに数日間の研修を受けました.僕も7月にこの学習会で出向報告的な発表をする予定です(「カレントアウェアネス-R」の話は2011年にしているので,今度はメールマガジン「カレントアウェアネス-E」の話題を中心に).どんなこと話そうかなーというのを考えるヒントにしたいというのもあって,今回のお話を聞きにいってきたというしだいです.

以下,面白かったことなどを差し障りない程度にメモ.



(1)自己紹介.就職するまでの経緯とか,これまでどんな部署でどういった仕事をしていたのかとか,そういう話ってちらほらとは耳にしていても,改めて一連のストーリーとして話してもらうと興味深いなぁと.

(2)京都府→関西館の出向は彼女で6代目になり,4年前からは一方方向ではなく双方向の人事交流になっているそうです.大阪府も相互交流でしたね.一方通行なのは京大だけか……(なお,東京本館⇔NII学術コンテンツ課も相互です).

(3)科技“藩”.関西館文献提供課参考係は主題に応じて「人文藩」「社会藩」「科技藩」というグループ分けがなされてます.この「藩」という字が面白いなぁ.なんでなんだろう.

(4)写真.チームの集合写真や館内のようすなど,写真をいろいろ見せてくださって,僕もなんか写真撮っておけばよかった……(ただし自分除く)とちと後悔しました.@negadaikon さんの写真はたくさんあるんですけどね.

(5)最もやりがいがあって楽しかった仕事として挙げられたのが「電子班キャップ」というものでした(こちらの“班”はふつーの字なんだ).2012年1月に実施したシステムリプレイスの際に「館内サービスシステム(KSS)」(OPAC検索したり出納申し込みしたりする館内端末で,いまはデジタル化資料の閲覧にも使用)の担当をされていたそうです.「優秀なひとたちと遅くまでわあわあと仕事していて」という話を聞いて,いいなああああああああああああああああああと思いました.システムリプレイスやりたかった…….

(6)働いてみて驚いたこととして「職員のみなさん優秀で親切,勉強家」や「異動が多いので,マニュアル整備が行き届いている」などを.一方で,出勤簿や残業申請がいまだに紙ベースなのは「なんでなん?」と……./「親切」という特徴を特記されていたのが興味深いです(自分はたぶん思いつかなかった.もちろん親切じゃなかったということじゃないですよ!).優秀というのはほんとにそうで,若手層では出向元も負けてないと思っているんですが,管理職層に熱心でよく仕事をされる方が多いなぁと感じました.また,語学や専門分野に通じているひとがたくさんいたのが印象的でした.中国や韓国から来賓があるので職員が通訳を,とかね.

(7)帰ってきてよく聞かれることとして「利用者のクレームあるの?」「遠いよね」「もっと国会図書館に居たかった?」とか.僕は「朝何時に家を出てたの?」くらいしか聞かれてないですね…….

(8)さいごに「出向を終えて京都府立図書館でやりたいこと」という話になって,そうきたか,とちょっと衝撃を受けました.僕は出向先で得たものを持ち帰るという意識はまったく持たずに働いていたので(ここでの経験を次に一番生かせる組織はどこだろう?とずっと考えていました),この点についてはノーアイディアです.なんかあるかなぁ…….



質疑応答の際に「もう一度出向することがあったらどこの部署で働きたいですか?」と伺ったら,「どこに行っても(◯◯以外).どこでも勉強になると思う」と言うてはって,こういう素直な方には絶対勝てないなぁと恐れ入りました.