年のはじめに思うこと(2017年)

# あけましておめでとうございます。

大晦日の夕方になんとか帰国して(パリの濃霧でかなりディレイ)、年越しの瞬間はうかつにも経産省のニュースをチェックしているという始末だった。元日は時差ボケもなくほどほどの時間に起床して、溜まったNHKオンデマンドを流しながらひたすら掃除をする。相葉くんのゆる〜い司会の紅白を見ながら今回は向井秀徳は出なかったんだな……(コラ画像は見たよ)と残念がっていると、KIMONOSがCIRCLE '17に出演というニュースが流れる。

さて。いまのところ仕事面でスケジュールが決まっているのは、

  • 某アレの運用開始(1月)
  • 米国・ロサンゼルス出張(2月)
  • 図書館計算機システムリプレイス:開札(3月)
  • 図書館計算機システムリプレイス:サービスイン(12月)
  • リポジトリと某システムとの連携開始(12月)

くらい。

ようやくシステムリプレイスを経験できるのが嬉しい。自分が就職したのはサービスインの直後(ドタバタの沈静化に追われた)で、次のタイミングにはちょうどNDLに出向中だったので(だから出向するのがとても嫌だった)、本当に今回が初めてのチャンスになる(4月異動という不安要素はゼロではないにせよ……)。2017年はもうこれだけでいい。ここで良い(ウェブ)サービスを開発することが自分にとって今年いちばん重要なアウトプットになる(ので、何かを書きたいとか話したいとかいう情熱が持てないでいる)。同時に、スムーズなサービスインのためにきっちりマネジメントしていくのも重要な役割になる。単なる進捗管理に逃げるのではなく、「ここだろ!!」(千秋先輩)という場面ではくいっと攻められるようにしたい。今回の経験を通して学びたいのは、独走/合意のうまいバランスの取り方、と、自分/周囲の無理のない追い込み方、の二点だろうか。テクニカルな問題はどうとでもなるし、たいしたことないと思っている。

とはいえこれだけで許されるわけではなくて、オープンアクセスの円滑な運用と、オープンデータ/デジタルヒューマニティーズという文脈でのデジタル化、つまりは識別子とライセンス、にいいかげん本腰入れて取り組んでいくというのも重要なテーマになる。後半については所属機関内での攻め方がまだまだ見えてはいないんだけど。あとはIIIFだよなあ、やりたいなあ。

中期的には今後5年間(ギリギリ30代)のうちに海外で働く/勉強する経験を積むことを目標に据えている。そんな都合の良いチャンスはそうそうなくて、現在だと可能性があるのは、University of WashingtonのアレかCERNのアレくらいだろうか。まあ、願いを持って(公言して)勉強しつづけていればそのうちなんとかなるらしい、というのが30代の前半でぼろぼろになりながら学んだことなので、適当に祈りつつ、めげずにやっていこうと思っている。しばらくはこの希望の実現に資するようなインプット/アウトプットをしていくのが大切になるよねえ。ただ、CRIS2018@スウェーデンまたはオランダ視察で国大図協海外派遣に応募するのが先になるだろうと思う。

プライベートでは、

  • プロジェクトマネージャ試験(4月)
  • 食事制限/体型維持
  • 写真を楽しむ(PEN-F持ってでかける。年末にベストショット集でもやりたい)
  • 海外旅行(GWか夏休みにポルトガル
  • 友人のちびっこたちに会いに行く(沖縄とか大阪とか茨城とか)
  • チェストの購入(→棚をひとつ処分)

あたりが目標かなあ。

海外旅行は中欧諸国(チェコ、オーストリア、ハンガリー)か、9/13〜16のEAJRS@オスロに合わせてノルウェーでもいいかもしれない。来年予定のパリ→ロンドンのユーロスター旅行を早める可能性もある。2月の米国出張が楽しかったらあこがれのポートランドにするかもしれない。行き先はまたそのうち考えよっと。どこかでふらっと台南に行けるといいなあ。システムリプレイスが順調にいったら年末年始(12/29〜1/8)にどこかへ逃亡してしまうかも……。とりあえず安かったので11月の高雄行きのフライトを取った。

そしていいかげん、やわとしょさん(id:Katharine_15)とカフェでゆっくりデザイン話でもしたいんだよねえ。


まあとにかく、昨年よりちょっとでもかっこよくなれたらそれで十分です。