日本におけるfloating collectionsの事例

小ネタです.

きまぐれにゅ~す(13.02.14)[*1]で知った「東京図書館制覇!Blog版:目黒区大橋図書館移設オープン」という記事にこんなくだりがありました.

大橋図書館には閉架書庫がないそうで、同じ本が棚に何冊も並んでいるのを結構見かけました。いや、大橋図書館に閉架書庫がないのは長期的な話ですが、目黒区は「この本は○○図書館の蔵書」という蔵書管理ではなく、返却された館の棚に戻す管理方法なので、昨日の大橋図書館の蔵書と3か月後、1年後の大橋図書館の蔵書が同じではないのが面白いところなんです。

以前「E1262 - ILLにおいて効率的な資料配送を実現するための推奨指針」を書いたときに覚えたんですが,こういうの,海の向こうでは「floating collections」と呼んだりしているそうです.日本でも事例があったんですね.ほかにもあるんでしょうか?


*1:実業史研究情報センターの茂原さんが専門図書館MLで毎晩流してくださってるニュース.http://groups.yahoo.co.jp/group/sp-lib/