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年のはじめに思うこと

あけましておめでとうございます(一応).


大晦日ですらマルジェラのロングブーツ(古着)を衝動的にぽちっとしたりしてほんとだめだこいつと頭を抱えたりしましたが,今年は思うところがあり,京都で年越しを迎えました.何年かまえと同じように,百萬遍の知恩寺で甘酒をすすりつつ除夜の鐘と南無阿弥陀仏を聞いて,そのあとで下鴨神社へ.こうして見ず知らずのひとたちと迎える新年もいいものです.幸い,寒さもさして厳しくはなく(ぱらっと小雨ってましたが).深夜にてくてく歩いていると,なんでもできそうな気になってくる.





節目はとても苦手で.

毎年正月には「あけましておめでとうございます!」と希望にあふれたひとたちを見て,たっぷりと気後れしています.こちらは「またこれから新しい一年が始まってしまうんだなあ…….去年はそこそこ走れたような気もするけど,今年はなにができるかなあ……」と不安な気持ちに包まれているというのに.例年,どうもうまく新しいスタートを切り出すことができず,しばらく無為な時間を過ごしてしまいがちです.そうして初夏くらいからようやくエンジンがかかり,夏から秋は宿題でぎゅうぎゅう詰めになる.そんなわけでここ数年は早めに店じまいをして12月ごろから助走を始めるようにしました.今年のように年明けの時点でオファーを何件かいただいていると気持ちがあんまり切れなくてありがたいですね.こんなふうに元日から論文読むような(学生時代と変わらない)生活を気に入っています.





今年の目標……なんやろ……[*1]と焦りつつあれこれ考えていたのですが,年が改まったからといって目指す姿が大きく変わるわけではないのだと開き直ることにします.

3年ほど前から「35歳のときにどこでなにをしていたいかを強く願い,腐らずに前を向いて,新しいことに挑戦していく」が一応の目標らしきものになっています(実際には日々腐りまくっているわけですが,腐りきってはいないと思うのでよしとします).それは次の一年も変わらない.今年,これまでに経験したことのない新しいこととして頭にあるのは,例えば,NII学術情報システム総合ワークショップ(リベンジ) or NII実務研修 or 国立大学図書館協会海外派遣事業とか(全部は無理なのでどれかひとつ),非常勤講師とか(恐る恐る),なんですけど.

また,今年も「書く」ということを大切にしていきたい.ブログでもメルマガでも,入念なリサーチに基づいたしっかりしたものでも気持ちを留めるためのぼんやりしたものでも,大切に,ひとつでも多く刻みつけたい.そして今年もなにかひとつまとまったボリュームのアウトプットをかたちにしたい.原稿でもプレゼンでもサービスでも,媒体は問わないので.しっかりとしたものを書くことでしか道は切り開けないと思っています.そろそろテーマを絞らないとね,とは言われていますが…….

具体的なトピックとしては引き続き,library services platform,data-driven decision making(特にcollection managementへの適用),Shared Print,ERDB,オープンアクセス(APCまわり)あたりを追っていくのだろうと思います.閲覧業務を担当したおかげで,意識が(電子リソースから)紙のコレクションの“総体”にやや傾いているところですが,その変化はひとまず肯定してみたい.しかし,なかなかデジタル化が自分のテーマに入ってこないなぁ…….

今年は33歳になり,就職して8年目に入ります.なんでも頑張ってやりますので,お仕事ください,という感じです.





下鴨神社では焚き火を30分くらいぼーっと眺めていました.

神官が火中めがけて鉤棒をつっこむと,細っこい火の粉が勢いよく飛び出して,風を受けながらしなやかに空に向けて走っていく.その速さ,力強さ,美しさにみとれて動けなくなっているうちに,なんとなく,こんなふうに今年も走れたらいいなという気持ちになってきました.背筋を伸ばしてこの火の粉を見上げていたときの心持ちを忘れないようにしたいです(が,わたしはまず間違いなく忘れるのでこうして写真を撮っておきました).

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*1:村上遥さん@東京外国語大学とジェルネイルに行くという謎目標だけが旧年中から決まっていました.