『大学の図書館』の情報収集術特集に寄稿しました

http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/recordID/1543631

大学図書館問題研究会の会報誌『大学の図書館』に(初めて)寄稿しました。上記の通り、セルフアーカイブしています。

2015年9月号は「まねしてみたい、あの人の情報収集術」という特集で、以下の4本が掲載されています。

  • 誰でもデキル簡単な情報収集―「話のタネ」の舞台裏―(加藤晃一)
  • 私の情報収集方法(鈴木雅子)
  • 情報収集は地道にこつこつ、みんなで協力して(林豊)
  • 情報収集と情報発信は表裏一体! 図書館業界の渡り方(森いづみ)

兵庫支部の方から7月31日に3,000字程度ということで執筆依頼をいただき、8月31日締切、9月中に校正をして、10月中旬に刊行というスケジュールでした。情報収集の方法についてはこれまでもあちこちで書いてきたので同じようなものになりますよとお話ししたのですが、それでも良いということだったのでお受けすることに。ほんと代わり映えがしなくて書いていてやんなっちゃいましたが。タイトルはまあ、まれです、まれ

執筆中に北大の勉強会で似たような話をすることになり、原稿の内容を流用しました(あっちは情報発信に力点がありましたが)。

申し訳ないのですが普段は紙媒体の刊行物はほとんど読まないので、この会報誌の“ノリ”をよく知らないままに書きました。特集を通読してみると自分のだけちょっと固かったかな、なんか浮いてるな、と感じますね。。

特集内でのポジショニングを決めるために、依頼時点で他の執筆者のお名前を聞いていました。ご覧の通りエスタブリッシュした方々ばかりなので、ふつーに書いてもたぶんかぶらないだろうと安心したわけですが。ただ、意識したのはソーシャルとの距離です。他の方はおそらく「人」(オンライン、オフライン問わず)というツールについての話が多くなるだろうと想像しました。ですので、自分はむしろ、特別なコネがないひとでもできるようなドライでネット依存な方法に偏らせることにしました。飲み会なんて嫌いだし、人付き合いもそんなに得意じゃないし。そんな自分みたいな人間でも(こつこつした努力さえ厭わなければ)できるよ、というものです。こんな人間がこの先やっていけるのかっていうとアレですが。

加藤さんの刊行されているメールマガジン「話のタネ」は存じあげませんでした。そういうのがこっそり(自分が業界団体にまったく属さないことにしてるから知らないだけですが)流通してるんだなあ。ブログに書いてくださったら誰でも読めるのに、ちょっともったいないです。